では、いただきます。お願い

持ち上げ

 (ぱくっ)

 ん? ちょっと和風でコクがある。

 甘旨な焼肉を想像していたけれど違うな。

オンザライス

 ご飯にのっけて…

 うーん、うまい!キャハハ

経過

 このたれ、病みつきになりそう。

キャベツ

 たれの染み込んだキャベツ…

オンザライス

 ご飯にのっけて…

 うわっ、もはや肉でもキャベツでもオンザライスで超旨い。

から

 あっという間に一杯目完食。

 「おかわりいかがですか」

 うれしい にっこり

 ご飯の減り具合を見ていてくださった。

 「ご飯とキャベツでよろしいですか」

 ん?キャベツも?

 まいっか。

二杯目

 さぁ、二杯目。

キャベツ

 キャベツも来ちゃった。

どーん

 キャベツをドーン。

 (むしゃむしゃむしゃ)

二杯目完食

 全然問題なし。

 キャベツもおいしくて二杯目も完食。

お茶

 あれ?

 今度は気付いてくださらない。

 っていうか、ちょうどお昼時となり、注文を取るだけで精一杯のようです。

 店内は、老若男女、高校生から若いカップル、はたまたお年寄りのご夫婦まで大盛況。

 「はい、社長さんいらっしゃーい」

 ご主人の威勢のいい声が楽しいニコニコ

 「すみませーん。おかわり。」おねがい

 「あっ、ごめんねぇ。」

 いやいや、そんな詫びを入れていただくなんて…アセ

三杯目

 さて、三杯目。

 行ってみよう。

ピンボケ

 このピンボケ具合が集中力の欠如を物語る。

 同僚の話によると、ご飯を五杯食べると、店内に名前が掲示され、さらに好きなおかずがいただけるらしいけど、四杯目を食べると汗が出てきそうだから、これを食べきってやめよう。

 (むしゃむしゃ)

完食

 ふぅ、ご馳走様。

 相当な量を食べたはずだけど、たれがおいしいので、どんどんご飯が進んでヤバいです。

 このたれにはどんな秘密があるのだろう。

 ちょっと和でもあるし、かといってしょっぱ過ぎるわけでもない。

 ご主人に訊いてみよう。

店内1

 「このたれには何が入ってるんですか?味噌?」

 「酒とマヨネーズが入ってるんだよ」

 えーっ!?あんぐり

 想像もしなかった。

 和風だったのは日本酒のせいで、ご飯が進むのはマヨネーズのコクのせいだったんだ。

 いやぁ、クセになりそう。

 接客といい、ご飯の満足度といい、とてもいいお店。

 また来よう。

 次回はもつ煮定食が食べてみたい。

 ご飯五杯に挑戦するのか、それは体重との相談。 (momo)

<とら食堂>
住   所  長野県須坂市大字相之島539(地図
電話番号 026-245-8100
営業時間 11:00~20:00
定 休 日  月曜日