夜空に満開 咲光桜（エコザクラ） ～春日城址公園に灯るＬＥＤの桜～

　「ふーんふ、ふーんふ、ふーん」

　１２月２日（月）、いつものとおり伊那部宿経由で城南町に帰る道。

　「なんじゃこりゃあ」

　見ると、旧井澤家住宅の向こうの山がピンクに染まっているではありませんか。

　昼間のこんな風景が…



　こんな風に…



　「おどけたぁ。よし、行ってみるべか。」

　そのピンクに染まっている山とは、「春日城址公園」（地図）。

　下から見上げたことはあっても、未だ山の上に登ったことはなし。

　「うぅ、さぶっ」

　春日城址公園デビューがこんなに寒い日の夜だなんて…

　神社もあるし、怖い…

　恐る恐る登ると…



　ＬＥＤが崖側の桜の木をピンクに染めていました。



　先週の長野日報によると、この催しは「夜空に満開 咲光桜（エコザクラ）」という伊那商工会議所青年部が主催する初めての企画で、１２月１日から２９日の間、午後５時から１０時まで点灯されるそうです。

　そうだよね。去年は光ってなかったよ。




　上まで来てしまうと、イルミネーションを眺めるというよりは、夜景を楽しむってことかな。

　そのために公園全体を照らす灯りの役目も果たしている。



　本丸橋を渡ると…



　本当は四阿（東屋）付近から夜景を撮りたいけれど、カップルさんがいるので自粛しました。



　数組のカップルさんやご家族連れにお会いしましたが、一人だけオタ芸の練習をしている人に遭遇ｗ

　ＬＥＤに血が騒いだのかな？



　普段なら人っ子一人いないであろう山の上の公園は、１２月に入り、突然、夜景を見るスポットに生まれ変わりました。

　駐車場が十分にありますので、一度ご覧になってみてください。

　酔っぱらって来て、寝てはいけませんよ。 (momo)

追記）昼間の春日城址公園にも行ってみました。

　　　お天気に恵まれ、うっすらと冠雪した仙丈ヶ岳を観ることができました。

　　　春に観る桜ごしの山々は、どれほど美しいことでしょう。