信州・松本そば祭り ～全国のそばが味わえる巨大なそばイベント～

　この秋、そばイベントの制覇を目論む私としては、どうしても外せないイベントがこの三連休に行われました。

　「信州・松本そば祭り」です。

　今年で第１０回を数えるそうですが、伊那在住の松本人（私）は全く知らず。

　（参考）　信州・松本そば祭り　ホームページ

　うーん、松本のぼんぼん、松本ぼんぼん…大海を知らず。

　どんなものでしょう。

　歩行者天国となった大名町の賑わいを過ぎると…



　むむ、入口から人だかり。中に進みます。



　どひゃー、何じゃこりゃー



　見渡す限りの人、人、人。

　松本城が３０分待ちだそうなので、みなさん、地元の人じゃないですね。



　そばのブースには、東は北海道から西は兵庫まで、全国各地のそばが出展されています。

　伊那は？



　「こやぶ」さんが出展されています。お疲れ様です。

　でも、他に伊那のそばは見当たりません。

　「高遠そば」、「行者そば」、「信州そば発祥の地」はＰＲしなくていいのかなぁ。



　そば屋はあまりにも超混みなので、私、「松本山賊焼」（５００円）と「生ビール」（５００円）をいただくことに。




　山賊焼すごいでっかい。ぷはー、南松本から歩いて来てよかったー。

　さっ、そばに並びますか。



　おぉ、こちらはそば粉を使った白馬のガレットです。しゃれおつ



　諏訪姫や塩尻の玄蕃サラなどのフィギュアを売ってる。



　あっ、高遠そばだ！　と思ったら会津でした



　でも、「高遠そば」を世に広めてくださった会津のそばですから、いただいてみましょうか。

　こちらが「高遠そば」（６００円）です。



　そばつゆに大根の汁を入れるスタイルですので、元祖高遠そばよりも甘口。

　うーん、そば自体にも甘みがあります。そしてコシがある。

　美味しい。

　会津に渡った高遠そばを松本で食す…混乱してきました。　

　「会津地鶏そば」（８００円）も行ってみます。



　最初、こちらを食べようと思っていたのですが、限定３００食が売り切れてしまい、あきらめていました。

　翌日のことを考えず、追加してくださったそう。

　じゃぁ、食べなくちゃ。



　温かいそばの割にはコシがあります。

　ねぎも焼いてあって甘い。



　地鶏は味があって最高。　レベル高いなぁ。



　これは高遠そばの本家、伊那でも参考にしましょうよ。

　伊那のそばは「高遠」にも「行者」にも絞れなくて、何をＰＲしていいのかわからない状況ですよね。

　この際、温かいそばを企画してはいかがでしょう。

　新そばの季節は、これから寒くなる季節です。

　「ぎたろう軍鶏」でもいいですし、「さくら肉」を使ってもいい。

　温かいそばの開発を契機として、伊那のそばの総称を命名し、ブランド化したらいいと思います。

　消費者としては、信州そば発祥の地かどうかより、そばの美味しさの方が重要。

　伊那のそば屋さん、美味しいメニューが開発されることを期待していますよ。 (momo)

　追記）信州・松本そば祭りは、３日間で１８万１５００人が来場したそうです。すごい！