最近、郊外を車で走っていると、そばの花を見かけるようになりました。
もうすぐ「新そば」の季節がやってきますね。
県下有数のそばの産地である上伊那地域においては、9月から11月まで、そばのイベントが各地で開催されます。
まずは、9月後半に開かれる「赤そば花まつり」から出かけてみませんか。
<赤そばとは…>
赤そばは、「高嶺ルビー」という品種で、1987年に信州大学の氏原暉男教授(当時)が、ヒマラヤの標高3,800mのところに咲く、赤い花のそばを持ち帰り、タカノ株式会社(宮田村)さんと共同で品種改良したものです。
その花が真紅に咲くことから、高嶺ルビーと名付けられたんですね。
食べるそばとしては、特に変わった味がするわけではなく、観賞用として珍重されているそうです。
<信州中川赤そば花まつり>
期 間 平成25年9月21日(土)~10月14日(月)
イベント 開 会 式 9月21日(土)午前10時~陣馬太鼓祝打ち
サブニュマ アフリカンドラム演奏会
9月23日(月)、10月13日(日)
フリーマーケット 9月21日(土)~9月23日(月)
テント市 期間中 午前10時~午後4時
そんな赤そばの産地として有名なのは、中川村と箕輪町で、南方にある中川村が先に咲くようです。
こちらの畑はJR飯田線伊那田島駅近くにあり、小高いところなので、のどかな田園風景が楽しめます。
すぐ近くをJR飯田線が通るので、赤そば畑を通る電車の写真が撮れれば…なんて考えています。
陣馬太鼓やアフリカンドラムのイベントがあるそうですから、そちらも楽しみですね。
<信州箕輪赤そば花まつり>
期 間 9月15日(日)~10月5日(土)
イベント オープニングイベント 9月15日(日)(実施済)
赤そば花まつり 9月28日(土)、29日(日)
…ゆるキャラ大集合、地元農産物・手工芸品の販売、
手打ちそばの提供(有料)
地元農産物直売所の開設 9月15日(日)~10月5日(土)
手打ちそば処(左)、地元農産物直売所(右)
箕輪町の赤そばは、やや赤みの強い花がポイント。
緩やかな傾斜地に広がるパノラマが楽しめます。
手打ちそばが有料で提供されるそうですから、味わってみてはいかがでしょうか。
私は昨年、赤そばの甘酒を買って帰りましたが、大変おいしくいただきました。
伊那ケーブルテレビさんがライブカメラで会場の様子を中継されていますから、開花状況や混雑の様子を確認してから行かれるといいと思います。
(参考) 伊那谷ねっと ライブカメラ
赤そばの花を目で楽しんで、さらに新そばをいただく。
上伊那地域を巡り、そば三昧と行きましょう。
私、イベント完全制覇を目指し、頑張らせていただきます。 (momo)
(参考)主なそばのイベント
10月20日(日) 行者そば祭り
10月26日(土)~27日(日) 信州伊那新そばまつり
11月 1日(金)~10日(日) 高遠城址の秋まつり
11月 2日(土)~ 3日(日) 山麓一の麺街道フェスタ