中川村での仕事を終えた我々は、随分と疲れてしまったので、事故を起こさないよう、眠気覚ましのコーヒーを飲もうと思い立ちました。
とは言っても、まだ勤務時間中。
ペリカンさんでパフェとコーヒー、なんてわけにはいきません。(食べたいんですけどw)
自販機で買おうと思ったのですが、地元の方の話では、中川ショッピングセンター「チャオ」の中に本格的なコーヒーをテイクアウトできるお店があるといいます。
半信半疑でチャオを訪ねると…
入り口に書いてありますね。「自家焙煎工房 カフェセラード」か。
正面からチャオに入ると、素敵な香りが漂ってきました。
なかなか本格的なコーヒーの香りです。
農産物直売所を通り過ぎ、まっすぐ進んだ突き当たりに…ありました。
こちらが「カフェセラード」さんです。
テナントブースの一角にあり、オープンスペースになっていますね。
右手を見ると、くつろぎのスペースがあり、そちらにも歓談されているお客さんが。
振り返ると農産物直売所です。
コーヒーの香り漂う直売所か。不思議な感じがするけど、悪くない。むしろ贅沢だ。
メニューは…
自家焙煎のコーヒーが230円!!
しかもカップ持参だと20円引いてくれる。
安いじゃないですか。
同僚はアイスコーヒー(260円)を、私はドリップコーヒー(230円)をいただくことにしました。
うーん、香りと味わいが深い。 さすが自家焙煎です。
普通、喫茶店のコーヒーって最低でも350円はするでしょ?安い!!
コーヒーを飲みながらお店を眺めていると、ビスコッティ(130円~150円)というお菓子に気が付きました。
ビスコッティ…ビスケッティ…ビスケット…
これって、ビスケットと同じ類のお菓子なのかな。
説明書きによると、ビスコッティはイタリアトスカーナ地方の郷土菓子で、「ビスコッティ」とは2度焼きの意味。
そのため、コチコチに固く、これをコーヒーやカフェラテに浸しながら食べるそうです。
コーヒーがしみてやわらかくふやけた生地と甘いレーズンの粘り、アーモンドの香ばしい歯ごたえが楽しめるとのこと。
伊那で天然酵母パンを焼いている「すみぱん」さんの作だとか。
食べたいけど、休憩しに来たんじゃないので、急いで仕事に戻ります。(残念)
本格的なコーヒーが気軽にいただけ、オープンスペースでくつろげる。
そんな街のコーヒー屋さんは、なかなか贅沢な気持ちにさせてくれるお店なのでした。 (momo)
追記)Wikipediaによると、やはりビスコッティはビスケットの一種のようですよ。
<自家焙煎珈琲工房 カフェセラード>
住 所 長野県上伊那郡中川村片桐4000-3(地図
)
電話番号 0265-88-3312
営業時間 9:00~20:00 (19:00からは豆の販売のみ)
定 休 日 毎月第1・第3水曜日