この日の私は念入りでした。
お店に行く前に電話で「今日は紫輝彩丼(しきさいどん)は食べられますか?」と確認したのです。
そこまでして行きたかったお店とは…
こちらが宮田村の「梵」(ぼん)さんです。
以前にこのブログで取り上げた宮田祇園祭の際、こちらに寄って紫輝彩丼を食べようと思ったのですが、紫輝彩丼はランチメニューということで、食べることができなかったのです。
この日、宮田村への出張を組んだ私は、今度こそ梵さんの紫輝彩丼が食べたくて…
「何名様ですか?」
「2名ですw」
電話するほどのことでもなかったかw 恥ずかしい…
梵さんのランチメニューはこちら。
梵さんはお寿司屋さんなので、すしランチやさしみ定食が充実していますね。
ソースかつ丼のランチもあります。
鶏肉が焼ける音を聞きながら、奥様とお話すること5~6分。
お待ちかねの紫輝彩丼(850円)がやってきました。
カップに盛ったサラダも結構ボリュームがあります。
血糖値が上がらないように副菜から食べるのが私の習慣。(まだ病気ではないですがw)
おや?ドレッシング、ひじき、漬物…みんな薄味です。しょっぱそうに見えるのに。
そしてどんぶり。
鶏肉は照り焼きですが、衣やとろみは付けてないので、こちらも上品な薄味。
肉そのものの風味が味わえます。おいしい♪
味付けは少しだけ甘みの付いた焼き鳥ベースのタレでしょうか。もちろん、タレには山葡萄のワイン「紫輝」が入っています。
そして、錦糸卵にかいわれ、紅しょうがが載っている…
と思ったら、一番上に載っているのは「がり」。さすがお寿司屋さんだ。
奥様によると、「紅しょうがではくどいので。」ということだそうです。
錦糸卵は夏バージョンで、寒くなるとやわらかめの炒り卵になるということ。
そして、鶏肉の下には牛蒡のささがきが敷かれています。
ん?牛蒡だけは味がしっかり付いている。まるできんぴら牛蒡のよう。
全体的に味付けを薄くする中、牛蒡の味付けをしっかりすることで、全体のアクセントにしているんですね。
もちろん、今日も完食です。
さすがはお寿司屋さんのどんぶり。
ジョイかすがさんはちょっと洋風なテイストでしたが、こちらは純然たる和風のどんぶりです。
和風の味付けがお好きな方、鶏肉そのものをがっつり食べたい方は、是非、梵さんの紫輝彩丼をお試しください。
なお、梵さんは団体客も受け付けていらっしゃるそうですので、どうしても紫輝彩丼を食べたい方は、やっぱり電話で確認した方がよさそうです。 (momo)
<梵>
住 所 長野県上伊那郡宮田村町二区3299-2(地図
)
電話番号 0265-85-4764
営業時間 昼の部 11:00~13:30 (※ 紫輝彩丼は昼のみ)
夜の部 17:00~23:00
定 休 日 火曜日 (※ 宴会予約は可能)
駐 車 場 近隣駐車場 (※ お店でお尋ねください。)