この4月、あいさつ回りでこのお店を訪れた私は、何も考えずにかりんとうをポリポリ試食していました。
甘さ控えめのこのかりんとうは、おからでできているといいます。
そのとき、私は単に珍しいかりんとうを置いてある豆腐屋さんだな、くらいにしか思っていませんでした。
そのお店とは。
宮田とうふ工房さんです。
こちらの豆腐屋さんは、普通の豆腐屋さんとはワケが違ったのです。
何が違うかというと…
<宮田とうふ工房さんのここがスゴイ>
その1 地域農業を守るため、立ち上がった豆腐店
今更いうまでもありませんが、豆腐の原料である大豆は、価格の安さから、その多くが外国産で賄われており、国産大豆で豆腐を作る、という豆腐屋さんはむしろ少数派であるということ。
当然、輸入農産物に押された地域の農業は、後継者不足もあいまって年々衰退してきました。
そこで、信州産大豆で豆腐を作ろう、と立ち上がったのが、こちらの宮田とうふ工房さんなのです。
今では、年間35トンものナカセンナリを確保し、安心安全な豆腐を提供しています。
その2 始めたのは「金属加工会社」
そして、そうした問題意識から、この豆腐屋さんを創業されたのは、なんと金属加工会社!!
宮田とうふ工房さんに隣接する㈱マスダさんが、その会社です。
周辺に大きな工場群をもつ、宮田の優良企業です。
(参考) ㈱マスダ ホームページ
その3 とうふだけじゃない!数々の新製品
ただ豆腐を作るだけではなく、関連商品の開発も怠りありません。
そばゆき姫、大豆のどーなつ…など数々のオリジナル製品がありますが、私がお勧めしたいのが、冒頭で触れたかりんとう「和尚のおやつ」です。
久しぶりにお店を訪れたこの日、「和尚のおやつ」にニューバージョン「花林豆」が加わっていました。
お聴きすると、中身は同じ。
お土産に持っていく先によってデザインを選べばいいと思います。
味は10種類(各150円)
みそ、ごましお、プレーン、ココア、しょうが、梅、たまねぎ、のりしお、黒糖、きなこ…
多くの味は想像が付くでしょうが、特に私が好きなのはココア!!
店頭で試食してみてください。ちょっとほろ苦くておいしいですよ。
お遣い物にするなら、10種類入り(1,700円)、6種類入り(1,000円)がお勧めです。
4ヶ月も保存できるので、買い置きしてもいいですね。
そして、肝心の豆腐は…
一丁200円と少々お高いですが、信州産大豆を使っているこの豆腐は、2005年の第8回長野県豆腐品評会「きぬごし豆腐部門」で、見事に長野県知事賞(最高賞)を受賞。
安心安全なだけでなく、味も間違いありません。
豆腐のセットやかりんとうなどは、宮田とうふ工房さんのネットショップで買えますし、楽天市場にもかりんとうのコーナーを見つけました。
(参考) 宮田とうふ工房 ホームページ
もちろん、地域のスーパーなどでお買い求めになれますが、お近くのお店にない場合は、通販でお試しになってはいかがでしょうか。 (momo)
(追記) 糖質抜きダイエットに取り組む私にとって、豆腐は大事な主食です。
普段は、一丁百円もしない安い豆腐しか食べてませんが、たまにはしっかりした豆腐を
食べたいと思い、この日は「もめんとうふ」と「枝豆とうふ」を購入。
でも、おいしい豆腐は、ご飯代わりに食べたら、ちょっともったいないですね。
<㈱マスダ 食品部 宮田とうふ工房>
住 所 長野県上伊那郡宮田村6689-1(地図
)
電話番号 0265-84-1102
営業時間 10:00~18:30
定 休 日 年中無休