ゴールデンウイークのある日、私と妹夫婦一行は、何のプランもなしにソースかつ丼で有名な「青い塔」に向かいました。
時間はちょうど正午。少し待てば食べられるだろう、と思ったら大間違い!?
さすがは連休のど真ん中。12時20分くらいに早々と
「本日 売り切れのため終了とさせていただきます」との張り紙が…
「ご飯がなくなってしまったのですみません。」(店主)
すでに名前を書いた客はOK、ということを確かめ、引き続き並びます。
ここまで来れば乗りかかった船。どうしても「元祖」といわれるソースかつ丼を食べようじゃありませんか。
13時過ぎ、新たなお客さんが店主に掛け合います。
「横浜から来たんだよ。ご飯がないならカツだけでも何とかならない?」
確かに、横浜から来たんなら、何とかしてあげたいねぇ。
でも、店主は流儀を大切にする方なのか、イレギュラーな求めには応じず、夜の時間を案内しました。確かに、客の求めに全部応じていたらキリがないです。
13時20分ごろ、店主が張り紙をはがしました。
どうやらご飯が炊けたようです。相前後して、我々に順番が回ってきました。
店の中に入り注文、さらに20分ほど待ってその瞬間がやってきました。
分厚いとんかつを大きく4つに切り分け、ソースをくぐらせてどんぶりに乗せてあります。
かじると…前歯が負けそう(汗)
かなり分厚いとんかつで、幅も大きく切ってあるものですから、前歯も使わなくては噛めません。
前歯が作り物の私にとっては少々難儀でしたが、100%ラードでからっと揚げたジューシーなとんかつは、ソースがまろやかで評判に違わぬうまさです。
妹は海老ヒレ御膳(1800円)を注文。
海老が大きいし、ヒレかつもおいしい!(ちゃっかり味見)
そして、ホタルイカの酢味噌和えがまたおいしい!!!
前歯が弱い方は、ロースかつ丼よりもヒレかつ丼や海老丼の方がいいかも知れません。
正午から待って、かつ丼にありつけたのは13時40分。
ご主人に聞くと、「正規は3名だけで、あとはアルバイトなので、どうしてもお待たせすることになります。」とのこと。
確かに、混んでるときに合わせて人員配置するわけにもいきません。仕方ない。
連休のど真ん中を甘く見ていた我々でしたが、混むことが確実な日に行かれる方は、開店直後かラストオーダー直前に行かれれば、あまり待たなくて食べられると思います。
そうそう。帰り際、こんな張り紙を見つけました。
伊那は米どころなんでしょう?(もっとアピールアピール…)
安心安全な地元の伊那米を使っているとは、すばらしいじゃありませんか!
他のお店も見習って欲しいものです。
また近いうちにヒレかつ丼を食べに来たいと思います。 (momo)
<青い塔>
住 所 長野県伊那市西箕輪7010-1(地図
)
電話番号 0265-72-5777
営業時間 昼の部 11:00~ラストオーダー13:50
夜の部 17:00~ラストオーダー20:50
定 休 日 毎月曜日、第1、3月・火連休(要問合せ)
U R L http://www9.ocn.ne.jp/~aoitoh/
メニュー ロースかつ丼、ヒレかつ丼、チキンかつ丼、ロースかつ膳、ヒレかつ膳、
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