レシピ・春野菜、菜の花のサーモン巻き(森田清照作の越前漆器の膳を使用しました) | 物語のあるうつわと暮らし彩るレシピのご紹介

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クッキング・フォト@写真に撮って素敵なレシピ-菜の花サーモン巻き





レシピ・春野菜・菜の花のサーモン巻き(森田清照作の越前漆器の膳を使用しました)




春の訪れを少しずつ感じる今日この頃ですが、菜の花が店先に見かけることが多くなってきました。今回は、それにスモークサーモンを巻いて彩り豊かに仕上げました。うららかな春の息吹が待ち遠しいです。


また、デパートの漆塗りのコーナーが特別展示してありまして、思わず一目惚れをしてしまいまして、購入した次第です。越前漆の膳。伝統工芸ながら、デザインは、繊細ながら即興的な作りを感じさせるモダン。民芸的な田舎づくりを感じないではないが、洗練されたクールな作品です。作者は、森田清照氏。





【食材】3人分


菜の花---1束200g
スモークサーモン---8枚(100g)


▼割りじゅうゆ
だし汁---100g
薄口しょうゆ---小さじ2
溶き辛子---少々
塩---少々(塩ゆで用)


【作り方】


[1]
菜の花は根元の固い部分を切り落として、塩を少々入れた、たっぷりな熱湯に根元だけを20秒ほどつけてから、全体を沈めます。短時間ゆでて、直ぐに冷水に放します。


[2]
バットなど平たい容器にだし汁、薄口しょうゆ、溶き辛子を合わせて割りしょうゆを作っておきます。


[3]
菜の花の水分を充分に絞り、割りじょうゆに浸します。冷蔵庫に入れ、冷たくすると、味が染みこみます。


[4]
菜の花を一巻きする程度に、スモークサーモンを適当な長さに切ります。菜の花の汁気を多少絞り、サーモンを巻きます。




【ポイント】



菜の花をゆでるときですが、長く浸して煮ますと、形が崩れて柔らかくなりすぎますので、素早く冷水に取ります。



〇越前漆器について

福井県鯖江市の河和田地区中心に作られる越前漆器は、堅牢さと優雅さを兼ね備えた高級漆器として愛用、1400年余りの歴史があります。河和田塗りと呼ばれるようになります。
江戸末期になると京都から蒔絵師を招き、蒔絵の技術を導入。輪島からは沈金の技法も取り入れ、越前漆器はそれまでの堅牢さに加え、華麗な装飾性を帯びることになります。
明治には、越前漆器は大きな転換期を。それまで、製品といえば丸物と呼ばれる椀類が中心でしたが、角物と呼ばれる膳類などもつくるようになり、それ以後、重箱、手箱、盆、菓子箱、花器など多様な商品群に。
現在は、全国高級料亭の約8割りが越前漆器を使用されているとも言われています。



〇森田清照(モリタキヨテル)氏のプロフィールについて

高校卒業後、越前漆器の優秀な職人として活動する傍ら、創作活動にも励み、伝統的な技法である「乾漆技法」を生かした作品を数多く発表、独創的な作品は高い評価を得ている。


〔団体歴〕
(社)日展会友 (H10年~現在)
(社)現代工芸美術家協会本会員
〔表彰歴〕
福井県総合美術展知事賞(S61)
福井県文化協議会新人賞(S62)
日展入選(数多く)
日展特選(H20)
など




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