保存食として炒り米 | 「おいしく活きる 」 ふじわらみき

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どうやったらおいしく出来る?を解決。
食材の使い方、組み合わせ、調理方法を日本語、英語で教えます。

料理指導、レシピ監修、メニュー開発、デモンストレーション、撮影調理、豊富な経験ございます。

9月1日は「防災の日」そして
「関東大震災・首都直下型地震」が起きた日…

個人的には生命を考える意味合いのある日なんですが
やはり地震に備える意識を持ち見直しをしたい、そんな日です。

先ずは揺れから身を守り
外に避難する道を確保し
火事などの二次災害を避ける対策をし
家族の安否を確認して
それから生きていく為に必要な食料となるはず。

みなさんも市区町村のガイドラインをもとに
地震対策をされていることと思いますが
「最低3日分の食料は自分で備蓄する」
それも火を使わずに食べれるものが必要です。


私も市販の長期保存ができるものと一緒に
お水・自然塩・蜂蜜・お茶・炒り米を備えてあります。

炒り米というのは、文字通りお米を炒ったものです。
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こうしてお米を炒っておけば
後は水分に浸して食べれるご飯になります。

みなさんの保存食としてお役立て下さい。

ベーシックな白米の作り方:

①お米を1~2時間ほどお水に浸します
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②フライパンに水を切った①のお米を入れ
 弱火で木べらなどでまぜながら炒っていきます
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焦がさないように、きつね色になったらバットなどに移し
完全に冷めてからお茶缶などに入れ保存します。
(あら熱がとれたら布巾などをかぶせ1日置いて冷ましてもOK)
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この時点ではちょっと固めのポリポリしたお米です。

被災時に火が使えるようになったら
お茶に入れてお茶漬けのように食べれるし
お味噌汁に加えてもいいですし
何もないところでは、炭水化物はカラダを温めてくれる
大切なエネルギー補給となります。

災害後は今のように目の前に出来上がったものがある
そんな状況ではなくなりますので
摂れる水分に塩分や糖質を上手にとって
物資が届くまでを生き抜く、それが大切なのだと思います。

食物アレルギーがある方は市販の保存食品では
召上がれない場合があります。
ご自身でしっかり準備をして下さいね。

玄米で作る場合は、お水に浸す時間を長めに。

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