魔女の宅急便がついに実写化されますね！
それに合わせて
私のアタマもルンルンになり
こちらでは、人より料理を実写化させている始末であります。
魔女の宅急便ね。
深い思い入れがあるんです。
まず、私が通っていた中学。
図書室にですね、あの、画家の女の子ウルスラが、スランプの後に描き上げた あの神秘的な絵 その原画が飾ってあります。
私からすれば大先輩にあたる方の作品で、
宮崎駿さんの目に止まり、
その絵の中にキキがアレンジされて加わり、映画の中に登場しているそうです
あのシーン 魔女の宅急便の中で1番神秘的なシーンで、いつも不思議な感覚になっていたものでした。
まさか、中学の大先輩が描いたものだった と教えられた時の 言葉にならない想いは計り知れないくらいです。
入学早々感動しました。
それから、私の中での1番心に響く言葉も、そのウルスラという女の子の言葉です
魔女の血 絵かきの血 パン職人の血
神様か誰かがくれたものであること。
ある日突然絵が描けなくなったとしても
ジタバタせずに 冷静になって
散歩したり 何もしない。
ある日突然 描きたくなるものだから
という風に言っていました。
ほうきも無くして 飛ぶ力も魔法も無くしかけてしまって
希望を失ったキキに光をくれた言葉だったと思います。
私はキキも可愛らしくて好きですが、
ウルスラのそんな考え方 生き方にもまた憧れたものでした★
そうですね。
キキの感情。
女の人なら特に、共感できるんじゃないかと思います。
トンボ君への初恋と、ムカつきの狭間だとか。
飛べなくなっちゃう理由だとか。
田舎娘が、大都会のやんちゃな人気者に気に入られても
どうしていいかわかりませんよね笑
ナンパにむかって硬派に説教しちゃったりしてね。
しまいにはうちのばあちゃんよわばりされちゃって。
仲良くなれるか！！って話ですよね笑
街行く女の子たちの一挙一動にも多感な年頃なのも、すごく分かる分かる。ってなります。
宮崎駿さん 女の子の感情を上手くお描きになります。
そんなキキ。
ついには猫のジジにまでイライラをぶつけちゃうんですよね。
ガールフレンドができた彼に
いくらいい人ができたからって食事時間は守ってよってね。
そしてキキは直後、自分の魔法が弱くなっていることを知ることになるのですが。
少々お待ちください。
そこでストップです。
今日は、その
⚫︎キキは怒っていた
⚫︎ジジはニャァと言って、ソーセージを加えて出て行ってしまった
ときの、美味しいはずのごはんを作ったのです。
題しまして、キキの憂鬱プレート。
本当はタイトルに書きたかったんですが、
まるで食欲のわかないネーミングだと思い却下。笑
まぁ状況は状況ですが明らかに美味しそうです。
検分した結果を発表します。
あくまでわたし個人の意見です★
キキはホットケーキにちょっと飽きているはずなのです。
そして、住む場所はパン屋さんです。
私の記憶スイッチONで。
オーストラリア時代に出会って衝撃を受けたのは
ホットケーキではない
パンというわけでもない。
じゃあ、パンケーキでは？でも無いんです
クランペットというものです。
そのジューシーさ もっちり感はもう頭ひとつ抜けていて、
どのカテゴリにも入らないような存在でした。
もちろん、日本文化にはありません
大きな都市であればもしかしたら売っているかもしれませんが、とりあえず地元にはありません。
簡単に言うと、バターミルクホットケーキのタネにイースト菌を混ぜて発酵させ 焼いたものです。
ブームのパンケーキもとても美味しいです。
しかしトラディショナルなクランペット
作って食べる価値はかなりあると思います！！
そう。パン屋さんに住むキキなら
イースト菌をもらって、食べ飽きているホットケーキの中に混ぜたりして、
ほっといたら発酵して美味しいクランペットが焼けた…
なんて なきにしもあらず！笑
写真を見る限り、色も白っぽいし、焦げ目が独特なかんじで
クランペットなのでは？
と、無理やり持ってきたわけです笑
【材料】9.5センチ目玉焼き用セルクル10個分
【バターミルク】
★牛乳 2カップ
★バター 20g
★はちみつ 小さじ1/2
【イースト菌】
★ドライイースト 3.5g
★グラニュー糖 小さじ1/2
【粉類】
★薄力粉 125g
★強力粉 125g
★塩 1つまみ
【タンサン水】
★お湯 25ml
★ベーキングソーダ 小さじ1/2
【敷く用】
★バター クランペット1枚につき4g
【セルクルに塗る用】
★サラダ油 大さじ1
【付け合わせ】
★バター お好みで
★フランクフルトなどのソーセージ（半分に切る） 1本
★ミニトマト 2個
【作り方】
1.小さな鍋に牛乳、バター、はちみつをいれて弱火～中火にかけます。
2.バターが溶けたら鍋を火からおろします。バターミルクの出来上がりです。
3.小さなボウルにドライイーストとグラニュー糖を入れ、2のバターミルクを100ml加えて泡立て器で混ぜます。
4.ストーブの近くやコタツの中など、38度くらいのあたたかい場所に5分置きます。泡が出てきます。
5.ふるった粉類をボウルに入れ、中央にくぼみを作ります。
6. そのくぼみに4を注ぎ入れ 泡立て器でサッと混ぜたら、残りのバターミルクを加えて一気に混ぜます。
7.ラップをして再びあたたかい場所に1時間おきます。
8.お湯にベーキングソーダを混ぜ、7に加えて更に混ぜ、再びあたたかい場所に30分おきます。
9.10分前になったら 焼く準備を始めます。敷く用のバターを切り分けます。
10.塗る用のサラダ油をキッチンペーパーに染み込ませ、セルクルの内側に塗ります。
11.フライパンにバターを敷きセルクルを置いて、出来上がったタネを大さじ2と1/2入れて焼きます。
12.表面から気泡が立って、セルクルが自然と取れたら、裏返します。
1分くらい焼いたら出来上がりです。
※1回ごとにフライパンを濡れぶきんにつけ、温度を下げます。
※1回ごとにセルクルにサラダ油を塗ります。
今回は付け合わせに、このウィンナーを焼きました★
何よりも、クランペット
ホットケーキでもパンケーキでもない新しい食感を楽しめると思います★
キキ～！！
竹ぼうき ホームセンターで買おうとしたら止められたよ～！！