皆さま、こんにちは。
コントレールの人見玲子です。
さて、今回は「礼儀正しく美しいお辞儀」ついてお伝えいたします。
「接客マナー研修」には必ず「お辞儀」の項目があります。お辞儀は接客のプロらしさがもっとも表れる所作のひとつです。本日は改めて、そのポイントを確認しましょう。
【ポイント】
(1)背筋を伸ばし、上半身を前に倒す。この時、うつむかないよう気をつける
(2)語先後礼(【お辞儀の種類①】にて後述)
(3)TPOに合わせて、頭を下げる深さを変える(【お辞儀の種類②】にて後述)
(4)素早く下ろして、下げたところで一旦止め、ゆっくり上げる(メリハリ)
(5)頭を上げたときもアイコンタクトを忘れない
【お辞儀の種類①:タイミング】
◆語先後礼(分離礼)・・・言葉を言い終えてからお辞儀をする。同時礼に比べて、礼儀正しく印象に残りやすい
◆同時礼・・・言葉を言いながらお辞儀をする。謝罪の場合は、同時礼の方が良い
【お辞儀の種類②:上半身を倒す角度】
◆会釈(15度)・・・通路ですれ違うとき、部屋に入るときなどのお辞儀(「失礼いたします」、「かしこまりました」など)
◆敬礼(30度)・・・もっとも一般的なお辞儀(「いらっしゃいませ」、「ありがとうございます」など)
◆最敬礼(45度)・・・深い感謝を表すとき、謝罪などのお辞儀(「どうもありがとうございました」、「申し訳ございません」など)
お辞儀をする際は、是非、この5つのポイントを意識してみてください。礼儀正しく美しいお辞儀ができれば、相手に気持ちがより伝わります。頭をペコリと下げただけのお辞儀や、猫背のだらしないお辞儀では、相手への歓迎や敬意や伝わりません。今まで2万人以上の方にご指導してまいりましたが、「劇的に印象が変わる」こと請け合いです!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2014年7月より開始いたしました毎週月曜配信の本コラムも、今回で150回となりました。今後は“不定期の配信”を予定しております。「マイナビエージェント」様運営の第二新卒向けwebサイト「CANVAS」の連載コラム同様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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