この商売はどうなるだろう その⑧ ソフトバンク
経営の観点からも見ると、これまでの方針を変更してきているように伺えるようですね。
先行投資への傾注もバランスをよくしていく時期なのでしょうか。
僕が思うことは、彼らの次のビジネスの取り組みはどのようなことか、ということです。
その大きな一つは、携帯電話事業ですね。よく知られていることですが。
固定+携帯、という通信事業サービスは、今後のこの業界を左右する戦争だと言われます。
さて、そういう時代の勝者となるのは、誰か。
僕はソフトバンクがこれまでも実践してきた、改革者としての先導者の地位を
捨てない限り、勝機は彼らにあるのではないかと考えます。
既存のチャンピオンへの挑戦を掲げ、常にチャレンジャーとして市場を奪取したり、
相手と異なる明確な戦略を多少強引でも実現してきたチカラが、その勝機を掴んでいくのではないか
と思うからです。
そして、何より、消費者となる人たちを魅了しつづけるための努力を忘れなそうだから、です。