ウラシマ効果
ウラシマ効果
光速に近い速度で移動する物体は、物体における時間の流れが遅くなる。
言わずと知れた「相対性理論」で言われているものです。
ようは、むちゃ速く動くと時間が過ぎるのが遅くなって、止まってる人より若くいられるよってことです。
双子のパラドックス
双子がいるとして、そのうち一人(普通は兄)がロケットに乗って地球から離れるとき、ロケットに乗った方は高速で移動するので相対性理論が示すように時間が遅れる。よって、地球に帰ってきたとき、弟は兄より年をとっているはずである。
しかし地球に残った弟にとっては、地球がロケットから遠ざかる様に移動しているとも捉えることが出来るので、地球に残った弟のほうが時間が遅れると考えられて矛盾する。
これを解消する理屈として、
兄弟の運動が対称でない、加速度に違いがあるからこのような矛盾は発生しない
というものがあります。
そこでふと思ったことです。
もし光速に近い速度で移動する物体が二つあったらどうなるのか?
わかりやすく二つの宇宙船が正反対の方向に高速の40%で飛行するとします。
それぞれAとBとします。
←A B→ こんな状況を思い浮かべてください。
AはBに対して光速の80%(40%+40%)で移動しています。
AはBよりも時間がたつのが遅くなりますね。
BはAに対して光速の80%(40%+40%)で移動しています。
BはAよりも時間がたつのが遅くなりますね。
あれ?
AはBより時間が経つのが遅いはずなのに、BはAより時間が経つのが遅い。
つまり、Aは「Aより時間が経つのが遅いB」より時間が経つのが遅い。
A>B? A<B? A>B>A? A>B>A>B>・・・? ・・・A>B>A>B>・・・?
AとBに双子が乗ってたらどっちのほうが歳を取るんだろう?
???
加速の方向にも関係するのか、AとBが複数存在するのか、そもそも間違いなのか、わかんね。
ん、加速度の大きさで決まるとしたら・・・。
今日の計算システム基礎の時間にでも良く考えてみようかな。