平成30年3月3日、三並びの一日ですが、私は御朱印めぐり...
この日、午後から回ってみました、 JR南武線の沿線から
多摩川三十三観音の札所を何軒か参拝してまいりました、
まず、立川駅から乗って、登戸駅までやって来ました。
神奈川県 川崎市多摩区登戸です。
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登戸(のぼりと)の地名ですが.....
ネットでいろいろ調べましたが、どうもアイヌ語由来のようです。
北海道でもないのに、アイヌ語、いや地名で河川由来は
アイヌ語からのものが多いらしいです。
そこで登戸とアイヌ語ですが、アイヌ語で「ヌプルット」は
濁り江、つまり濁った沼や池のあるところ、という意味らしい
この登戸、多摩川の激しい流れが網状になり、濁った沼など
湿地が多かったそうで、どうもそれが地名の由来のようです。
千葉、静岡、埼玉にも登戸という地名の場所があり、すべて
こちら登戸と同じような湿地なんだそうですよ。
(多摩の地名探訪というサイトより抜粋)
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この登戸駅から徒歩で5分ぐらいでしょうか、
多摩川三十三観音の札所、善立寺があります。
途中に北向地蔵、馬頭観音がありますよ。
右が馬頭観音像、左が北向観音像ですね。
更に少し歩くと
日蓮宗の善立寺があります。
善立寺(ぜんりゅうじ)
山号:龍燈山
院号:- - - -
寺号:善立寺
宗派:日蓮宗
ご本尊:
札所:多摩川三十三観音 霊所 九番
観音霊場でかつ日蓮宗のお寺は初めてですね。
創建等の詳細は不明ながら、日成上人が開山
という記録がありますね、日成上人は1576年の
没ですから、当然このお寺もそれ以前の創建
であると推測されます。
善立寺の山門ですね。正面に立派な本堂が
見えています。
山門入口に「登戸小学校発祥之地」という石碑
明治6年にこの地に「小学登戸学舎」の名で小学校
ができたんですね、学制で一般庶民も学べるように
なった時代です。それが大正3年に移転したんですね。
現登戸小学校は、ここから400メートル程の距離に
ありますよ。
山門から入り、左側に
三十番神堂があります。
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三十番神
神仏習合の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた
30柱の神々のことである。太陰太陽暦では月の日数は
29日か30日である。
最澄(伝教大師)が比叡山に祀ったのが最初とされ、鎌倉時代には
盛んに信仰されるようになった。
中世以降は特に日蓮宗・法華宗(法華神道)で重視され、
法華経守護の神(諸天善神)とされた。
(ウィキペディアより引用)
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三十番神堂の扁額
三十番神堂のさらに奥に七面堂があります。
七面大天女と聖観世音菩薩が安置されて
いるんですね。
七面堂の扁額です。
そして本堂です。
本堂です 南無妙法蓮華経~
本堂の扁額、「龍燈山」の文字です。
本堂から見た七面堂です。
御朱印は本堂と棟続きの庫裡で
多摩川三十三観音の御朱印 聖観世音菩薩
日蓮宗寺院です、御首題もいただきました。