10月初旬のお参りですが、国分寺跡を見て、現在の武蔵国分寺にてご朱印を拝受

いたしておりますので、引き続きレポート致します。

 

 最寄り駅などは、武蔵国分寺跡の記事で書いた通りでございます。

 

 武蔵国分寺

 山号:醫王山

 院号:最勝院

 寺号:国分寺

 宗派:真言宗 豊山派

 ご本尊:薬師如来

 札所:多摩八十八箇所 霊場 二十九番

        関東九十一薬師霊場 初番

 

 国分寺は、奈良時代に聖武天皇命じて建立させた寺院で、金堂をはじめ諸伽藍を備えていたといいます。鎌倉幕府滅亡の際の戦火により焼失、薬師堂は新田氏により再建、江戸時代には寺領9石8斗の御朱印状を拝領していたといいます。

 

 国分寺は多くの文化財を有する、多摩地域屈指の名刹ですが、この楼門もまた

国分寺市の指定重要宝物となっています。

 

 

 楼門からすぐ、山門があります。山門からもう本堂が見えております。

 しかしながら、山門を入って、最初に目についたのが、様々な植物の多さ、種類の多様さ

でした、それもそのはず。

 

 国分寺の境内から敷地の山中に至るまでが、万葉植物園として位置付けられています。

 

 

 こんか感じで、ほとんど全ての草、木、花に名前と短歌が添えられています。

 本堂でのお参り前に、植物園を堪能できるお寺なんですね。

 この本堂のある場所から少し離れたところに

 

 仁王門があります。

 

 この仁王門も国分寺市指定重宝物です。....が、画像でもわかるように、けっこう

クモの巣が張って、手入れという点ではクエスチョン-緑

 仁王門を通り、石段を上がった上に

 

  薬師堂です。 ほとんど中は開かないんでしょうね。

 薬師堂自体は国分寺市指定重宝物ですが、中にある木造薬師如来は国の重要文化財

に指定されております。

 

 

 薬師堂前にあった石柱

宝篋印塔でしょうかね、これだけお寺回って

まだ断定できないんですよ。

国分寺の鐘楼です。

梵鐘ですね

左は欠けてしまってますが、庚申塔ですね、真ん中は

馬頭観音でしょう。

再び本堂に戻りました。

合掌 南無大師遍照金剛

 

ご朱印は本堂と棟続きの庫裏にていただきます。

多摩八十八箇所 霊場のご朱印とご詠歌

「薬師如来」です。

 

伺ったのは10月1日、まだ残暑で汗ばむような日でしたが

ご住職は、炬燵(こたつ)に入っていらっしゃいました。

スウィッチがONであったかどうかわかりませんが....