24日の午後によく知るマジシャンである『ゆうき とも』氏のソロライブを拝見。


15名限定のクロースアップ・マジックのライブ。


クロースアップ・マジックはごく近距離でおこなうマジックです。


会場はあなたの想像するマジックショーの会場イメージとはまるで違うでしょう。


古びた事務所ビルの一室です。


しかし、そのショーは、まるでミステリー小説のような構成といい、台詞といい、


知性と気品に満ち溢れたものでした。


酔客のいないタイプのライブだからこそ、その不思議さがジャブのように


ジワジワと効いてくる手順もありました。


意外性のあるものや巨大な物体が出現することもない、


派手か地味かと問われれば、多くが地味なマジックです。


昔からコマーシャルマジックの条件は、


その現象を他人に簡潔に一言で伝えられる事だとされます。


しかし、彼の演目には、それができないものも多いのです。


それなのに、この満足感はなんでしょう。


脳が喜びます。


破天荒な芸人タイプではないし、顔を青く塗ったりもしません。

(毒はそれなりにあるけれど…)


それでも、脳は喜びます。


友人なので内輪ぼめのように思えるかもしれませんが、


やはり、この人の頭の良さとセンスには感心させられます。


機会があれば、この知力あふれ、脳がくすぐられる彼のライブ、


是非ご覧ください。


彼のブログはコチラ


比較的マジック愛好家向きへの記述なので、


暗号めいたとこもあるかもしれませんが、ライブ活動の情報はわかります。


―――


暗号というほどの事ではありませんが、


昨日のブログ『有栖』では、ルイス・キャロルに敬意を表して、


言葉遊びをしてみました。


コメントいただいた『ずきん』さんのとおり


最後の3行の頭文字がアリスになっております。


もっとも、アップした時点では逆から読むとアリスになるように、


頭文字はスリアになっていました。


あまりにわかりづらいだろうと、数時間後(午前10時くらい)に修正しました。


お気づきになりました?