【NY市場】 2013/8/27
NY金 1420.20 +27.10 +1.91%
NYダウ 14776.13 -170.33 -1.15%
ドル円 97.03 -1.47
ユーロドル 1.3393 +0.0024
【東京金】 2013/8/28
夜間/始値・高値・安値・終値
4,415円 4,458円 4,414円 4,423円
日中/始値・高値・安値・現在
4,424円 4,429円 4,418円 4,425円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 921.03 (27日) 920.13
リースレート1ヶ月 0.23 (27日) 0.29

【東京プラチナ】 2013/8/28
夜間/始値・高値・安値・終値
4,874円 4,902円 4,778円 4,785円

ドル売りが進む中、ドル建て金は昨晩の高値1,407ドルを超え、みるみるうちに1,420ドルをも超える動きとなりました。その動きとは対照的にプラチナは30ドル近く値を下げる動きとなり、150ドル近くあった価格差は一気に100ドルまで縮む動きとなりました。

今までは中国の現物買い、値頃感からの安値拾いが、売り方の買い戻しに火をつけての上昇でしたが、ここへ来てシリア情勢が「有事の金買い」として機能しているようです。ただし、いつものことですが、「有事の金買い」による上昇は戦争が始まった途端に急落します。原油なども同様です。

現代の圧倒的な戦力を持つアメリカの前では、戦争の長期化はありえません。「Sell the Fact:セルザファクト」。噂が現実となった時にはすでに織り込み済みということです。

金とプラチナの価格差は400円以下まで縮小してきており、ここ最近の拡大基調のトレンドの中では良い仕掛け場面になっていると考えられます。単純に金を売ることも挑戦してみたい場面です。ここ数日は金の売り仕掛け場面を見極めてきましたが、間もなく出動しても良いかと思っております。

昨晩の米国の経済指標は概ね良好であったにもかかわらず、それには「ドル買い金売り」になっていないということは、シリア情勢の影響であり上記の通り下げは近いと思われます。明晩の米国第2四半期のGDPが予想通り改善されれば、多少は金下げのきっかけになるかもしれません。

とはいえ、シリア情勢が本題ですので瞬間的な上値を注意することも必要です。難しいのはストップロスをどこに置くかですね。それにつきましてはまたお電話にて、よろしくお願い致します。

想定レンジ 高値圏4,400~4,450円 安値圏4,250~4,300円

国 指標・イベント・要人発言  前回 予想 結果
米 7月中古住宅販売保留(前月比) -0.4% ±0.0%

遠藤 豪


CFTC大口投機家 買越 60,396枚(20日時点) 先週 買越 53,926枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統