ヴォルガトロン「火山の治安を乱す蒼火竜め!!その腐りきった性根を我が灼熱のボディプレスにより、大地諸共「締固め*」してくれるわ!!」じゅうううううううう(怒りで全身を覆う甲殻が熱により真っ赤になる)
*締固め:打ち込んだコンクリートを振動させたり、叩いたり、突いたりして空隙を少なくして密実にすることなのだ!道路工事の仕上げにやっているあれのことなのだ!!
スサノオ「うっせぇ!!気持ちワリィ生態しやがった変態魚竜め!!言っとくがな、中学生の間じゃ、おめぇらに憧れてるモンスターなんて一頭足りともいねぇからな!!」ガッ(中指を突き立てるように翼爪を突き上げる)
ヴォルガトロン「!!!!!!」ガガーーーーーン(溶岩竜が豆鉄砲食らったみたいな顔する)
アンソニー「今のは酷いね」
月光「見事な挑発だす」ごくごくごく(その後ろでは生臭坊主がまだクーラードリンクを飲んでいる)
カーブー「あ、スサノオが今、「一頭」って言った。やっぱり彼らを呼ぶ場合は、「頭」が正しいんだ」へぇ~
バサリン「のんき言ってないで止めてください!!」怒りのきぃ~~~~
バサ雄「スサノオ君!兄貴を挑発しちゃダメだよ!!」
スサノオ「構うもんか!!仕掛けてきたのは、この「にょるん」とした丸坊主の魚竜なんだ!!やぁ~い、ハゲ!!悔しかったら溶岩でも吐いてみやがれ!!」はぁ~げはぁ~げ
アンソニー「あれってモンスターから見れば禿げてるんだ」らしいっすね(と、カーブー)
バサリン「ヴォルガトロンさん!怒っちゃダメ!!スサノオ君も、もうやめて!!」やぁ~い♪はぁ~げ♪はぁ~げ♪(へんてこりんな小躍りしながら挑発してる蒼火竜系中二坊主)
ヴォルガトロン「おのれ・・生息圏を荒らされただけでなく、我が種の自尊心をも侮辱するとは・・・・もう許さぁああああああああああああん!!!!」ジャ~~~~~~~~ン♪すこんすこん♪(BGM「マグマを纏う炎魔/ヴォルガノスのテーマ」再生スタート)
テントントンテントントトン♪ちゃ~~~~あ♪
トトントトン♪ちゃらっ♪ファ~~~~~~♪デッ・ドッ・トン♪
(自身のBGMをバックに勇み寄る「ぬらっと」したヴォルガトロン)
アンソニー「う~ん。なんだかラティオ活火山を思い出すねぇ~」そんな呑気な(と、カーブー)
ヴォルガノス「小僧。もう一度、愚弄してみろ」テントントンテントントトン♪ちゃ~~~~あ♪
スサノオ「へっ!!何度でも言ったらぁ~!!つるつる頭の溶岩竜~♪悔しかったら海にもおいでぇ~♪」ぺんぺん(お尻ペンペンをかます)
ヴォルガトロン「ぬおりゃあああああああああああ!!!!」トトントトン♪ちゃらっ♪
ブワッ
(BGMをバックに垂直に飛び上がる兄貴)
カーブー「あ、ボディプレスする気だ」ファ~~~~~~♪デッ・ドッ・トン♪
バサリン「逃げてぇええええええ!!スサノオくぅ~~~~~ん!!」テントントンテントントトン♪
スサノオ「ばかものめ!!自分から弱点の腹を見せるとはな!!あちょ~~~~~!!」ぶわっ(スサノオも高く飛び上がる)
バサ雄「兄貴の腹を狙うつもりだ!!」ちゃ~~~~あ♪
スサノオ「喰らえ!!超爆烈覇・蒼天神封滅却火凰拳、秘技!!毒爪騰空飛脚・裏・・」トトントトン♪ちゃらっ♪
どしゃあああああああああん
(あっけなく兄貴の腹に潰されるスサノオ。同時にBGMもストップ)
バサリン「きゃあああああああ!!スサノオ君がぁあああああああ!!」ガガーーン
ヴォルガトロン「俺の怒りはこんなものではおさまらんぞ!!その身に刻め!!マグマロードローラぁ~~~~~~~!!!!」(「ラぁ~」はもちろん巻き舌)
ごろごろごろ・・じゅううううう・・
ごろごろごろ・・じゅううううう・・
(あつあつの体で下敷きになったスサノオを中心に、左右にごろごろする兄貴)
ぎゃああああああああああああああああああ
(兄貴の体の下より聞こえるスサノオの阿鼻叫喚だけが洞窟エリアに響き渡る)
アンソニー「う~ん・・見た目よりすごく痛い技みたいだね」ぎゃあああああああ
カーブー「それだけじゃないっすよ!」ぎゃあああああああ
ごろごろ・・じゅうううううううう
(ごろごろする兄貴の全身は、怒りでまっちんちんに燃え上がっている)
あぢぃ~~~~~~~~~~~~
(とだけ聴こえるスサノオの至極素直な叫び)
アンソニー「あのままじゃ本当に地面の一部にされちゃうかもね」
バサリン「もう!のんきやめてください!!二人を止めてぇえええええええ!!!!」むきぃ~のきぃ~~
カーブー「あ、バサリンは「二人」って言った。じゃあ、モンスターを「頭」でまとめるのも、失礼な話しなのかなぁ・・」ぱぁ~~~~~~~ん(食い気味にバサリンの翼でびんたされる)
ヴォルガトロン「むわははははははは!!恐れ入ったか、蒼火竜の小僧め!!」ごろごろ・・じゅううううううう
スサノオ「あぢぃいいいいいいいいいいいい!!!!」ごろごろ・・じゅううううううううう(既に首から下は地面に埋もれてしまっている)
ヴォルガトロン「さぁ、陳謝するのだ!!そうすればローラーの体を止めてやらんでもないぞ!!」ごろごろ・・じゅううううううううう
スサノオ「やだ!!誰が謝るもんか!!その金歯がキメェ~んだよ!!クソ魚竜のパワハラおやじ!!」ブッ(ツバを吐いた)
じゅううううううう・・・(ツバがヴォルガトロンのまっちんちんの顔にかかり、同時に臭そうな煙をあげながら蒸発して消えていく)
ヴォルガトロン「この・・・・悪ガキめぇえええええええええ!!!!」
ごろごろ!!ごろごろ!!
ごろごろじゅうううううう!!
(ローラーの速度を早めるヴォルガトロン。地面より突き出たスサノオの頭部はその衝撃により、首ふり人形みたく左右に揺れながら、激しく燃えている)
バサリン「やめてぇええええええ!!スサノオ君が死んじゃう」
バサ雄「スサノオくぅ~~~~~~~ん!!!!」
スサノオ「ぎゃああああああああああああああ」ごろごろ!!んぼおおおおおお(地面より突き出た頭部が烈火の如く燃えあがり、まさに煉獄の地獄絵図を思わせる)
バーーーーーーーーーン!!
「あたちのモンハン日記」
~Youngblood War's~
ごろごろ!!ごろごろ!!
ごろごろじゅうううううううう!!
(拷問のような地獄のロードローラーを食らっているスサノオを遠目に眺める「蟹っぽい」視点)
ワタリ「ガ~ミガミガミガミ!!作戦通りよの、兄弟!!」
イシ「ザ~ミザミザミザミ!!相打ち作戦成功だ!!」
ガネ「ガ~ミザミガミザミ!!そしてこれを機に渓流と火山が戦争をおっぱじめれば、ゾンゲ様の思惑通り!!いいぞ!!もっとやれ~!!」
??「やはり黒幕がおったか」
ワタリ「誰ザミ!?」バッ
蘇乞兒「なぁ~に、おせっかいな老怪鳥じゃよ」(その背後には巨大な黒鎧竜の姿も)
ヴォルガトロン「さぁ!!謝れ!!心から陳謝するのだ!!」ごろごろ!!ごろごろ!!
スサノオ「するもんか!!悪いのはマグマ三中だ!!あいつらが、俺のクラスメイトを困らせたんだ!!」ごろごろ!!んぼおおおおおお
バサリン「スサノオ君・・・」
バサ雄「兄貴!!もうやめて!!スサノオ君の言うとおり、ちょっかいを出してきたのはマグマ三中なんだ!!」
ヴォルガトロン「・・・そうなのか?」ごろごろ!!(しながらヤングモンスター達を見る)
ヤングブラキディオス「違うよ!!俺達はやってない!!」
ヴォルガトロン「ほらみろ!!この嘘つき蒼火竜め!!」ごろごろごろごろ!!
スサノオ「ぎゃああああああああああ!!嘘つきはマグマ三中だ!!クラスメイトの・・・バサリンの宝物を返せぇえええええええええ!!!!!」んぼおおおおおお(死んでるんじゃないかっていうくらいに頭部を燃やしながら叫ぶ)
バサリン「スサノオ君・・・・」ほろっ(「悲痛な竜のナミダ」が頬を伝う)
「その戦い!!ちょっと待ったぁあああああああ!!!!」
バサ雄「えっ!?この如何にも喉に鉱石が挟まってるっぽい、嫌でも血の繋がりを感じざる得ない声の持ち主は・・!?」バッ
メガゼノス「バベル中学の生徒も、マグマ三中の生徒も言っていることは正しい!!真犯人は、こいつらだぁああああああ!!!!」(両脇にガミザミ三匹をとっ捕まえている)
バサ雄「父ちゃん!!」
ヤングウラガンキン「そうだ!!バ中に勝手に忍び込み、盗みを働いたのはそいつらだよ!!」
ヴォルガトロン「メガゼノス・・・本当なのか?」ごろごろ・・・くるっ(回転を止め、二本足で起き上がる)
スサノオ「助かった・・・・・・」ぶすぶすぶすぶす・・(真っ黒焦げ)
蘇乞兒「さぁ、話すのじゃ」
ワタリ「クッ・・・・・」
メガゼノス「懲りない悪ガキめ!ダディちゃんが懲罰してくれる!!」
イシ「ひええええええええええええ」
??「待てぇええええええええええええええい!!」(半ば裏返った叫び声)
バサ雄「一体、今度はなんだ!?この如何にも「甲殻種性愛」が滲み出た、十脚目好き独特のいやらしい声の持ち主は!?」バッ
ゾンゲ「不意打ちザムザぁあああああああああああああああああああああああ!!!!!」
ばちぃ~~~~~~~ん
(飛びかかってきたタイクンザムザの一撃を横っ面におもいっきし喰らう黒鎧竜)
メガゼノス「ぎゃあああああああああああああ」パッ(たまらずガミザミ達を離してしまう)
ゾンゲ「よくやったぞ。ガミザミ三尾蟹」しゅたっ
ワタリ「やったぜ!!」シャカシャカシャカシャカ(急いでザムザの後ろに隠れる)
イシ「さすがはゾンゲ様だ!!」シャカシャカシャカシャカ
ガネ「必ず来てくれると信じていました!!」シャカシャカシャカシャカ
カーブー「また妙なのが現れたな」
アンソニー「多殻蟹の知的生命体種・・・(確かウーメイちゃんの報告書にも同じような個体が記されていたような・・・)」う~ん
ゾンゲ「よく聞け!!ユクモクルセイダーズにモンスターミリシアよ!!」
メガゼノス「いちちち・・なんなんだ!あの「岩っぽい」やつは!!」お前もじゃろ(と、大先生)
ゾンゲ「我はブラックアーミー、第三陸軍装甲蟹将軍、ゾンゲなるぞ!!」ザァ~ムザムザムザム(実にバカっぽくわろうている)
カーブー「暗黒団の一員だと!?」
ゾンゲ「ファイヤーウォーではずいぶんと「ザムった」失態を見せてしまったが、今日はその借りを返してやるぞ!!」そうだそうだ!!(と、子蟹達)
アンソニー「ゾンゲ・・・・(ああ・・ウーメイちゃんが倒したっていう多殻蟹は彼だったのか・・)」はぁ・・なんてグルーミーなんだ・・
蘇乞兒「お前さんがそのガミザミ達を使い、クルセイダーズを動かしたのじゃな?」
ゾンゲ「ザムよ」こくり
バサ雄「そんな、酷いよ!!盗んだ物を返せ!!」
ゾンゲ「渓流の中学生共が、自ら火山に来るとは思わなんだが・・まぁ、良い。盗まれた物を返して欲しくば、クルセイダーズと共に、モンスターミリシアを倒せ」
バサ雄「なんだってぇ~~~~!?」
ゾンゲ「いいぞ。そのザムった表情。予想以上の感触だ」ザムザムザムザム・・
メガゼノス「野郎・・俺達に相打ちをしろというのか・・ん・・」ちら
バサリン「大丈夫!!スサノオ君!!」ドスンドスンドスン!!(猛烈なバサルダッシュで、黒焦げになった首を地面から出しているスサノオに接近していく)
メガゼノス「バサリン・・・あの蒼火竜のことを本当に・・・」
バサリン「スサノオ君!!起きて!!起きてちょうだい!!」バシンバシンバシン(翼ですんげぇひっぱたいている)
ヴォルガトロン「どうやら俺達は、あの多殻蟹に踊らされていたようだな」クッ
ゾンゲ「それだけじゃ~ないぞ。上を見ろザム!!」ビッ(鏃のような左手を掲げる)
ゼベーーーーーーーーーン!!
(岩壁の高い位置に空いた洞穴から、ロケットランチャーを構え、こちらへ向けている黒い迷彩服を着た軍人と、その隣で中指を突き立てている同じく黒い迷彩服を着た軍人)
カニコフ「ひゃ~はははははは!!」(首元にザザミのアイコンタトゥーをいれている金髪ベリーショートの白人兵士がRPGを向けている)
ハサミノビッチ「ひょ~ほほほほほほ!!」(よだれを垂らしてわろうている、ガタイのいいスラブ系兵士。髪型がどことなく蟹っぽい)
カーブー「暗黒団の兵士だ!!UBUさんみたいな気持ち悪い笑い方しやがって・・!」余計に腹が立つ
月光「あのロケット砲に装填されている砲弾は・・」くんくん
ゾンゲ「あの砲弾はドラゴンハイドロゲン弾頭、通称DH弾と呼ばれるものだ!弾頭の中には水属性と龍属性を錬金合成させた、超破壊力を持つ化合属性エネルギーが込められている!!貴様らを一瞬にして消滅させることはおろか、爆発の衝撃で洞窟も崩れ去るぞ!!更には爆破後に生じる放射性物質により、火山地区を生物の生息出来ないデッドフィールドにすることも可能だ!!」
月光「この強烈な匂い・・・カーブー殿。奴の言っていることは本当のようだすぞ」
カーブー「ああ。俺の目にも、あの砲弾が凄まじいエネルギーを秘めているのが見える」
アンソニー「・・・・・・(太古のプロメテウスを使用した殺戮兵器をここで試そうっていうのか・・)」グッ・・(拳に力が入る)
ヴォルガトロン「兵器を盾に、俺達を戦わせ、自分は高みの見物とな?ゾンゲとやらよ」
ゾンゲ「ザムな質問だな。ミリシアのモンスターよ。貴様らにはもうひと仕事して欲しいことがある」
ヴォルガトロン「ヴォルってみろ」
ゾンゲ「む・・じゃあ、お言葉に甘えてザムってやろう」
ヴォルガトロン「いいだろう。ヴォルしてやろう」
バサ雄「何の意地の張り合いだ。この非常事態に」む~
ゾンゲ「これから言う男を連れてこい」
ヴォルガトロン「なに・・」
ゾンゲ「この火山圏にいるという、ディルク・エクスナーを連れてくるのだ」
ヴォルガトロン「!!」
アンソニー「・・・・・・(ディルク・エクスナー・・・暗黒商会のマッドサイエンティスト・・・確か実験中に事故を起こし、死んでしまったと聞くけど・・)」
メガゼノス「まずいな・・。奴ら、タイタンラスを連れて帰る気だ・・!」
ゾンゲ「さぁ!早く連れてこい!!ディルク・エクスナーを引き渡せば、DH弾を打たないでやろう!!もし拒めば、マグマ三中のモンスター諸共、ここで死ね!!」
ヤングレウス「そ、そんな・・・何を言ってるんですか!?ゾンゲ校長!!」
ゾンゲ「ええい!!ザムザムしく吠えるな!!貴様らも死にたくなければ、それこそ死に物狂いでクルセーダーズのザザミソを叩き割るのだ!!」
ヤングイビルジョー「死ぬのは嫌だよぉ・・・」ぐすん(キラキラした瞳に涙が浮かび上がる)
ヤングブラキディオス「やるしかない・・!みんなでマグマ三中の名誉と、愛する火山を守るんだ!!」おおおおおおおお!!
スサノオ「ケッ。バカな連中だぜ。まだ踊らされているってことに気づいていねぇ」(黒焦げになった首だけ出してぼやいている)
バサ雄「父ちゃん!!こんな変な蟹の言うこと聞いちゃダメだよ!!」
メガゼノス「バサ雄・・・・・」
ゾンゲ「さぁ!!殺るのだ!!ファイヤーウォーの続きをここで見せるがよい!!」ザァ~ムザムザムザム!!
カーブー「待て、ザムザよ。あの砲弾がそんなに危険なら、ここにいるあんたもまた死ぬことになるぞ?」
ゾンゲ「タイクン構わん。それで貴様らを討ち滅ぼせるのなら、それもまた本望・・ザザミソがそう告げている」
アンソニー「彼、本気みたいだよ」
カーブー「むぅ・・・・・・」
ゾンゲ「いいか!ディルクを呼びに行くモンスターは一頭だ!!残ったモンスターは、その間の見世物として、クルセイダーズと激しいバトルショーでも見せてもらおうか!!」ザァ~ムザムザムザム!!
蘇乞兒「参ったのぉ・・」う~ん
アンソニー「どうする?カーブー君」
カーブー「為す術なし!!」(実に潔く叫ぶ。その後ろで頭を抱える生臭坊主の姿も)
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
8/16(水)0時更新 「Youngblood War's/PART8」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もザザミソを余すこと無く「まあるい」スプーンですくい取って、お母さんに「上手できたねぇ~♪」って褒められながら読も見よう