前回までの「あたちのモンハン日記」
ブログ一周年記念に備え、あれやこれや盛り上がる一同。
(ご来訪者数80000突破記念☆の巻参照)
そこに突如、星となったカーブーが現れたのである。
星になったカーブーは日頃の鬱憤を晴らそうと、ユクモの仲間に無理難題を押し付ける。神の如く力を授かったカーブーの魔力に戸惑うUBUたち。そしてカーブーは一周年記念パーティーでごちそうを用意し、自分を崇めろ、と残し消えたのであった。果たして今回の一周年記念パーティーは無事に終わるのか・・。それとも最後の晩餐になってしまうのか・・。君は唯一の目撃者となるだろう・・。
「あたちのモンハン日記」
一周年記念祭
邪神軍団VSユクモ薔薇十字軍
“地獄の熱さなど、実現することのない理想を持ち続けた苦痛に較べれば何でもない”
フィデル・カストロ(1926~)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
カーブー・・・・
カーブーよ。どこに行ったのですか・・・
カーブーよ、私です。
お前を銀河系の一つとしてやったお前の・・全ての母です。
聞こえないのですか?カーブー
・・・・・・・・・
ま、まさか・・・カーブー・・・
再び、地上に舞い戻ったのですね・・・・
いいでしょう。
あなたの好きになさい。
私はここから全てを見届けるとしましょう・・・。
終わらない聖戦の全てを!!
とあるあたちのユクモのホットなプレイスポット。
それは・・・「あたちの農場」
いやっほぉ~い!!
バーーーーーーーーン
BBB「ブログ一周年記念パーティーだぁ!
野郎ども!盛り上がってるかぁ~い!?」
鉄平「イエ~イ!!みんな飲め飲めぇ~!!」
「俺の作った弁当を腹壊すまで食いなぁ!!」
わいわい、がやがや
うふっうふふふ。うふっうふふふふふふ。
一也「UBUにゃん、気持ち悪いニャ」
トンコ「きっと一周年がうれちいんだニャ。
しょれで(それで)笑いが止まらないんだニャ」
UBU「うふぅ。うふふふ。うふぅ。うふふふふ」
一也「それにしても不気味ニャ
気持ちが悪いからひっぱたいてやめさせるニャ」
トンコ「待つニャ
今日だけは、あの薄気味悪い笑い声も我慢してあげるニャ」
芋助「皆さん、まさひこ殿のイビルジョーケーキがきましたぞ」
一也「イビルジョーケーキ?」
トンコ「きっと緑色のケーキだニャ
よち(よし)。面白そうだから見に行くニャ」
わいわい、がやがや
BBB「グワハハハハハ!!
祝い酒だぜ!!カッ喰らえ~!!」
キザ夫「NO~やめて下さい」
BBB「イ~ッヒッヒッヒッヒッヒ!!
ぷはぁ~」
キザ夫「うわぁ!!臭い!!
なんて臭いんだ!!」
BBB「ガハハハハハハ!!どれ、もういっちょ・・・ん?」
雨音「こんにちわ。黒猫さん」
BBB「おう雨音か。麻生博士も一緒か?」
雨音「はい。博士は既にあちらのテーブルでフランソワさん達とお茶会をしてます」
BBB「へん大人ぶりやがって」
キザ夫「OH~ミス雨音!!今日も麗しい!!」
雨音「こんにちわ。チラ見さん(キザ夫の名字)」
BBB「にしてもすげぇ人だな」
キザ夫「僕ら(ユクモ薔薇十字)以外にも、村人や仲のいいモンスター達も招待したみたいだよ」
BBB「そうだな
変なペラペラ喋るクルペッコの亜種や、だんまりのズワロポスもいたぜ」
「私もいるぞ!!ブラックキャット!!」
BBB「その声は!?」
「そうです!私が変なお父さんです!!」
BBB「出たな変態親父め!!」
玄竜「ふははははは!!そう言うな!!またパンツを盗むぞ」
BBB「帰ってくんねぇかな」
玄竜「それより我が息子の姿が見えんが」きょろきょろ
キザ夫「カーブーかい?そういえばいないね」
BBB「ほっとけ。あんなグズ」
雨音「・・・・」
キザ夫「どうしたんだい?ミス雨音」
雨音「空・・・」
キザ夫「空・・・雨雲だね。こりゃひと雨降るかな」
ゴロゴロゴロゴロ
雨音「何か・・・来る」
キザ夫「え、なんだって?」
玄竜「小僧共、村に避難した方がよさそうだぞ」
BBB「また何の脈略もない事を・・」
ドシャアアアアアアアアン
UBU「うぎゃあああああああ」
鉄平「何だ!?落雷かぁ!?」
一也「みんな慌てちゃ駄目ニャ!落ち着いて村に避難するニャー!」
キザ夫「ミーが先導するよ!さぁ、みんなこっちへ!」
ザワザワザワザワザワ
BBB「やい、UBU。ひと雨来るらしいぜ
どうすんだい?みんな村に帰るってよ」
UBU「あたちたちも帰ろう雷恐い」
バラン「おーい。お嬢さんたちも早く行こうぜ。
まさひこの店なら屋根付きだから、貸し切りで二次会と洒落込もうぜ!!」
BBB「おお、いいねぇ!!早く行こうぜ、UBU」
UBU「・・・・・」
BBB「どうした?雷の落ちた所なんか見て」
UBU「うーん・・何か一緒に落ちてきた様に見えたんだけど・・気のせいかな」
BBB「気のせいだよ。行こうぜ」
UBU「うん」
テケテケテケテケ・・
・・・・・・・・・・・
「みんな行ってしまったな」
「・・・・・」
「あんなに避難が早いとは思わなんだ」
「・・・・・」
「常日頃から、緊急時の対応及び、訓練が行き渡っているのだな」
「・・・・・」
「見ろ。ひとっこ一人いない。
さすがは・・お前のかつての仲間たち・・というところか?」
「・・・・・」
「カーブーよ」
「・・・・・」
「せっかく、格好よく「悪らしい登場」で現れたのにな」
「・・・・・」
「だから俺は地面から登場する方を勧めたんだ」
「・・・・・」
「どうする村に行くか?」
「いや・・ここで夜まで待つ」
・・・・・・・・・・・・・
10時間後
「・・・・・・・・・・・・・」
「今日のところはあきらめないか?カーブーよ」
「・・・・・・」
「コックリ・・コックリ・・」
「チビ蔵も待ちくたびれて寝てしまった。
もうここ(農場)には帰って来ないぞ。たぶん」
「・・・・・・」
「きっと今頃、暖かい二次会の場所で楽しんでいるに違いない」
「・・・・・・」
「認めるんだ、カーブー」
「・・・・・・」
「奇襲は失敗だ」
「・・・・・・」
「お前の提案は見事だった。
雷と共にユクモに舞い降り、よくある悪のヒーローっぽい感じで登場する」
「・・・・・・」
「パーティーにうつつを抜かしていた面々は、突如現れた我らの異形な姿に恐れおののき、まるで神を見るような目で畏怖する」
「もうよせ・・」
「その隙を見て、サメのランスで突進。
あっと驚く面々を、お前は突進しながら横目で見て、ほくそ笑む。
精神的に自分が優位に立った証にな・・」
「やめろ!!」
「お前はランスの突進でパーティーに来ていた奴らを全員、弾き飛ばし、こう叫ぶ」
「もうやめてくれ!!」
「邪神カーブーここに推参。
ゴッドシャークは伊達じゃない・・・・とな」
「違う・・!こんなはずじゃ・・・」
「お前の神々しい姿に惚れ直した村人の女たちは、お前にサインをくれとせがんでくる」
「違う!俺の描いていた姿は・・・これと違う!!」
「仲間達もお前を見直し、みんながみんな、お前になりたいと言い出す始末」
「もうやめてくれぇぇぇぇぇぇ!!」
「完敗だ。カーブー」
「うおおおおおおおおおお!!」
「俺たちの完全なる敗北だ」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「カーブー」
「ハッこ、この声は!?」
「あなたの行動は全て見ていましたよ」
「あ、貴方は・・・宇宙の母!!」
「さぁ、カーブーや。もう・・気は済みましたね?」
「は、はい・・・」
「行こう。カーブー」
「横島・・・」
「これは終わりじゃない。始まりなのだ。カーブーよ」
「・・・・・・」
「さぁ、再び・・・・無に帰るのです」
「OH!GOD!!」
ドカーーーーーーーーーン
「カーブー・・・これで俺たちは本当に一心同体になったのだ」
「横島・・・」
「兄上。私も一緒ですぞ」
「おお!チビ蔵か!!」
「そうです。私達の邪念はすっかり無くなり、好青年に生まれ変わったのです!」
「さぁ!カーブー!行こう!俺たちのあるべき場所へ!!」
「ああ・・・・行こう」
母なる宇宙へ・・・・
「あたモン」一周年記念
~決戦!邪神軍団VSユクモ薔薇十字軍
完
~あとがき
どうぼ。UBUです。なんとか無事にブログ開始より一周年を迎える事が出来ました。これもあたたかい読者の皆様のおかげです。皆様のご来訪があるからこそ、この面倒くさがりのあたちもここまで続けてこれたのだと思います。生まれて初めてのブログということで最初は何も考えず、お友達向けに書いていたものも、気がつけばあたちのライフワークの一環として欠かせない存在となっていました。気がつけば、勢いで走りきった第一部、そして少しは考える様になった?第二部と、まだまだ未完な当ブログですが、どうぞこれからもよろしくお願い致します。本当はこういう大切な事は、きちんとした記事にするのが筋なのでしょうが、これが悲しいかな「あたモン」流なのです。どうかユクモにG級が来るその時まで・・ネタが続きますよう・・・。更には、この創像することを止まない偉大なる世界を与えて下さったカプコン様に・・そしてあたたかい読者の皆様に、あたち達一同は感謝するのです。どうか、二周年記念も出来ますように・・・祈りましょう(笑)~UBU
BBB「来年か・・考えたくもねぇな」
ニャーク「ユクモにG級が来ないかもしれないしな」
BBB「だな・・」