前回のあらすじ
久しぶりに登場したもつ君(おしゃべりクソクルペッコ亜種)がこちらも久々登場、ケンちゃん(寡黙なズワロポス)に司会進行を奪われ、カワイコちゃんたち(ボニーとフランソワ)に少しでもいいところを見せたいなぁ~なんて思ってるお話を軸に、ギギネブラの変な写真と主人公(UBU)の意外な関係に迫ろうとするヒューマンドキュメンタリー。
バーーーーーーン
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・
もつ「むむむ・・(ケンちゃんめ・・・すっかり俺より目立ちやがって)」
ケン「ハン!どうした、もつ!MCはお前の専売特許じゃなかったのか!?
お前が進行しないなら、この俺様が話を進めていくぜ!!」
もつ「だめぇ!!」
ワナワナワナワナワナ
フランソワ「あら。おふた方共、何かワナワナしていますわね」
ボニー「ワナワナってなにさ?」
フランソワ「そうですわね・・こう何か、よどめきあってるというか・・。
良くない感じですわ」
ボニー「そうなんだ
こらおよしよ!二人ともケンカは!!」
もつ「あっ、ボ、ボニーさんすみません」
ケン「ケッ・・助けられたな」
もつ「むむむ!(なんだ・・ケンちゃんのやつ。前回よりも、よりいっそう邪悪な感じになってるじゃないか・・・コイツめ!)」
フランソワ「先程の写真のお話をしましょうか」
ボニー「ええと・・これだね」
フランソワ「まぁ、お可哀想に
死に際の写真ですわよね、これ」
ボニー「これもそうだよ」
フランソワ「あらあら
とても嫌がって見えますわ」
もつ「まさに断末魔の叫び・・ですね」
ケン「もう一枚あるぞ」
フランソワ「大嫌いな火炎弾を撃たれているのですね」
もつ「左端に見切れているのは・・ボニーさんですね?」
ボニー「あははははそうだね。ボクのお帽子だね」
ケン「さぁ、それより本題は「なぜこの三枚のギギネブラの写真が選ばれたのか」だ」
ボニー「顔が面白いからじゃないのかい」
もつ「そうですね。いつも通りなら・・」
ケン「いつもとは今日は違うとなぜ貴様は分からないんだ!!
もういい!出ていけ!!」
ボニー「まぁまぁ、ケン。そんなに怒らなくてもいいじゃないのさ」
ケン「コイツの勉強不足にはほどほど呆れるぜ」
もつ「じゃ、じゃあケンちゃんさんは今日の議題が何か知ってるのですか!?」
フランソワ「そういえば、丞相様が関係していると先ほどおっしゃいましたよね?」
ケン「そうだ。今回のギギネブラの写真と君たちの主人であるUBUちゃんが関係しているのだ」
もつ「いるのだって言われても」
ケン「黙れ、もつ!!
文句しか言わないクルペッコはペッコにあらず!!
ただのクルだ!!」
もつ「なにぃぃぃ!!」ガピリーーーン
ボニー「ケンカはおよしよ
それで?ケン。UBUとこのギギネブラの写真がどう関係してるのさ?」
もつ「うむ。次の写真を見てくれ」
ぼべーーん
フランソワ「丞相様の写真ですわね」
ボニー「これがどうかしたのかい?」
ケン「もつ。貴様に名誉挽回のチャンスを与えてやろう」
もつ「なんですか・・?(お前にチャンスを貰う義理はねぇけどな)」
ケン「このUBUちゃんの写真とギギネブラの共通点を答えろ」
もつ「なんですと!?」
ボニー「え~どこさぁ~?」
ケン「ボニーちゃんとフランソワちゃんは分からなくても平気さ。
それより、もつ。貴様、分かったのか?おい」
もつ「ええ・・・と・・・」きょろきょろ
ケン「クソだな。貴様。
ザ・クソだ」
もつ「えー!?」
ボニー「ねぇ、ケン。ヒントをおくれよ」
ケン「OK。ボニーちゃんの頼みなら断れないぜ」
もつ「むう・・(このエロズワロポスめ!)」
ケン「この写真は
「武闘家と黒猫とパンツと」の巻き
でUBUちゃんがアンジェリカのお墓の前で話してる時のものだ」
ボニー「この時、UBUはなんて言ったのさ?」
ケン「それが違うのよ。このくらいの大きさだったのよぉ
と言っているんだ。何か・・ピーンとくるものはないかい?」
フランソワ「そうですわね・・写真の丞相様は手でその「何か」の大きさを表しておられますわね」
ケン「さすがフランソワちゃん。
おい!もつ!!貴様も見習ったらどうなんだ!!
それより帰るか!!鳥の巣に!!」
もつ「えー!?」
ボニー「他にヒントはないのかい?」
ケン「OK、ボニーちゃん。じゃあ、次の写真を見てくれ」
ズベーーーーン
ボニー「なぁに、この川村さん(カーブー)
ださいマスクなんかしちゃって!花粉対策~!?あはははは」
ケン「問題はカーブーなんかじゃない。何か気づいた点はないかい?」
ボニー「ええ川村さんの変な格好をイジるんじゃないのかぁ・・」
フランソワ「丞相様の手の形が先程の写真と同じですわね」
ケン「GOOD!ちなみにこの写真は・・
チャレンジクエスト03~「もつ君の逆襲!!」の巻き
でのカーブーとUBUちゃんだ。
そしてこの時の会話は・・
UBU「だからぁ、このくらいの大きさだったのよぉ」
カーブー「へぇ~結構でかいっすね」
という話をしているんだ」
フランソワ「あら。また丞相様は「何かの大きさ」のお話をなさっているのですね」
ボニー「バカなんだよ」
ケン「もつ。貴様はまだ気がつかないのか?」
もつ「むむ・・(ギギネブラの写真とUBUちゃんの話の共通点・・)」
ケン「これが分からない様なら貴様は「あたモン」降板だ」
もつ「むむむ!(どこだ・・どこかに共通点があるはずだ!!むむむ!!)」
ケン「貴様も地に落ちたもんだな。飛べないペッコなど、ただの変な生き物だ」
もつ「むむむむ!!(どこかにキーが必ずある!探すんだ!もつ!!)」
ケン「どうした、もつよ。大人しく水没林に帰るか?それとも火山か!?
このブタ野郎!!」
ボニー「ちょっとケン。およしよ
今、もつ君だって一生懸命考えてるじゃないか」
ケン「むむ」
フランソワ「もう少しお待ちになられては?」
ケン「むむむ」
もつ「お二人とも・・ボクの為に・・・」じーーん
ボニー「頑張れ、もつ君」
フランソワ「フレェ~フレェ~ですわ」
もつ「うおおおおおおおおお!!」
ボオオオオオオオオオオ
ケン「な、なにぃ!?もつの体から炎が!?」
ボニー「もつ君が燃えてる」
フランソワ「あらまぁ」
もつ「うおおおおおおおおおお!!燃えろ!!もっと燃えろ!!
(ギギとUBUちゃんの共通点・・・・それは・・・・ハッ)
ケン「どうした!?もつ!!お前の力はそんなものかぁ!!」
ボニー「ケン・・君は・・」
ケン「ああ、そうさ!
俺は最近出番がなく、水没林や火山でグチばかりこぼしているアイツに喝を入れにきたのさ!!
お前しか「あたモン」のMCを努められるやつはいないんだ!!
さぁ!!答えてみせろ!!もつ!!」
もつ「ケン・・ちゃん!!君は・・そうか水没林や火山で出番が少ないというつまらない理由で腐っていたボクに気合を入れる為に・・・」
フランソワ「まぁ、友情ですわね」
ケン「フレェ~フレェ~!!もぉつぅ君!!
あ、それ、フレッフレッ、もぉつ君!!
フレッフレッ、もぉつくぅ~ん!!
さぁ、みんなでやるんだ!!あ、それ!」
ボニー「なんだかよくわからないけど、やるよ!
フレ~フレ~もぉつ君!!あ、それ!」
もつ「ボ、ボニーちゃん!!」
フランソワ「フレッフレッ、もぉつ君」
もつ「フランソワ様まで!!」
ケン「頑張れぇ~!!もつ!!
俺はお前のMCの回でしか出演したくないのだぁ!!
俺は・・・あんたに憧れているんだよ!!」
もつ「ケンちゃん!!」
ケン「さぁ!答えを導くのだ!!ぶばぁ」
もつ「!!」
ボニー「きゃあああケン、どうしたのさ!?」
ケン「大丈夫だ・・・普段、大きい声を出さないから・・喉が切れやがった・・クソ・・
ごばぁぁぁぁぁぁぁぁ」
フランソワ「回復笛でヒーリング致しますわ」
ボニー「もつ君!早く答えるんだ!!
さもないと・・・ケンは死ぬ!!」
もつ「なんだってぇ!!」ガピリーーーン
ケン「俺にかまうなぁぁぁ!!
お前は・・・
お前は答えに集中しろぉぉぉぉぉぉぉ!!
おわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ぐばぁぁぁぁぁぁぁ
もつ「ケンちゃん!!」
ボニー「早く答えるんだ!ケンちゃんの喉はもう限界なんだ!!
次に大きい声を出したら凄まじい吐血量で喉が裂け確実に死ぬ!!」
もつ「確実に!?」
ボニー「たぶん!!」
もつ「たぶん!?」
ケン「こ・・・こた・・え・・・を・・・」ヒィヒィ
もつ「ケンちゃん・・・」
ケン「答えるんだぁぁぁぁ!!もぉぉぉぉぉつ!!
おええええええええええええ」
グベェェェェェェ
フランソワ「いけませんわ
私の回復笛ではこの吐血量に追いつきませんわ」
ボニー「もつ君!!早く答えを!!
早く答えないと、本当にケンは・・・ケンはぁ!!」
もつ「安心してください!!」
ボニー「!!」
もつ「もうとっくに答えは出ています!!」
ボニー「とっくに!?」
ケン「ひゅうひゅう・・・」←喉がかすれて声が出ない
もつ「ギギネブラとUBUちゃんの話しの共通点!!それは・・!!」
ボニー「それは!?」
ケン「ひゅうひゅう・・・」
もつ「それはUBUちゃんの手の形とギギネブラの口の形!!
つまりUBUちゃんが言う「まぁるくて大きい」のとはギギネブラのまぁるい口の事だったんだぁ!!」
ボニー「凄い!凄いよ、もつ君!!コナンみたいだ!!」
フランソワ「まぁ、名探偵のお子様ですわね」
ケン「ぼつ・・(「もつ」と言ってる)」
もつ「更にUBUちゃんがこの「まぁるい」のを語っているシーンがある!
これだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ズベーーーーーーーン
フランソワ「本当ですわ、この丞相様の手の形も「まぁるい」のを表現していますわ」
ボニー「それにしてもなんてバカな顔なんだ!
ほんとにバカなんだ!きっと!!」
もつ「これは
第一回「あたモン」朝まで生会議~しょの3
の回での写真!ここでもUBUちゃんは大きさと丸の話をしている!!」
フランソワ「では、丞相様はギギネブラの口の形の事を・・」
もつ「全ての謎は解けた!!
UBUちゃんの言う「まぁるい」のとは
ギギネブラの口の事だったんだぁぁぁぁぁ!!」
ドオオオオオオオオオオン
ケン「ぼつ・・よぐやっだ(「もつ、よくやった」と言ってる)」
もつ「ケンちゃん大丈夫かい!?」
ケン「俺は寡黙なズワロポス・・俺におしゃべりは似合わないぜ。
おしゃべりが似合うのは・・そう、お前だ。もつ」
もつ「声がちっさくてはっきりとは何を言っているのか理解出来ないけど、きっと「いいこと」を語っているんだね、ケンちゃんさん」
ケン「フフフ・・これからもよろしく頼むぜ」
ボニー「なんだかいいもんだね男の友情ってさ」
フランソワ「そうですわねぇ」
「あれぇ~何してるの??みんなで」
もつ「あっ」
「UBUちゃん!!」
ベベーーーーーーーン
UBU「ひょっひょっひょっひょ
何してんのさ?みんなで。あたちも混ぜておくれやす」
ボニー「もう!君の話をしてたんだぞ」
UBU「あたちの?あらやだ」
もつ「UBUちゃんの「まぁるい」のとは何か、みんなで検証していたんです」
UBU「まぁる・・?
あえ。ケンちゃん口から血が出てるじゃないのさ
歯槽膿漏(しそうのうろう)?」
ケン「フフフ・・似たようなものさ」
UBU「あえ。声がちっさいね
それにかすれてるね。病院行った方がいいよ」
ボニー「そんなことより!!」
ケン「・・・(「そんなこと」・・・か・・フッ)」
ボニー「君が過去何回か話してる「まぁるい」のって、
ギギネブラの口の事なんだろ?」
UBU「まぁる?」
ボニー「そう!「まぁるい」のがどうだこうだって、言ってたじゃないか」
UBU「そんなのしんない」
ボニー「思いだせぇ!!バカぁ!!」
パコーーん
UBU「いてぇ!肉球」
もつ「思い出しましたか?」
UBU「ああ、あれね・・いちちち」
ボニー「ギギネブラの口が丸いから、それの大きさの話をしてたんだろ?」
UBU「違うよ」
もつ「え・・」
ケン「!!」
UBU「あの「まぁるい」のっていうのは・・」
「お~い・・お~い・・・」
UBU「むうあの声はブタ沢(ガンサー)!!」
ブタ沢「UBUちゃん、大変だブー
渓流に酔っ払ったアオアシラが出たんだブー!!」
UBU「よしきた行くぞ、デブ!!」ぴゅうううううう
ブタ沢「デブって言うなブー!!」テケテケテケテケ
しーーーーーーーん
ボニー「・・・・・・」
もつ「・・・・・・」
ケン「・・・・・・」
フランソワ「あら、もうこんな時間
お夕飯のお買い物に行かないとトンコさんに怒られてしまいますわ。
行きましょう、ボニー」
ボニー「あ、そうだね。
じゃあね、二人とも」
テケテケテケテケ・・
もつ「・・・・・」
ケン「・・・・・」
ぴゅううううううう
もつ「・・・ハっくしょーい」
ケン「・・・・・・・」
もつ「春一番・・ですかね」
ケン「かもな・・」
もつ「きっと・・・・そうですよ」
ケン「帰ろうか」
もつ「はい」
ケン「俺たちの水没林に・・・・」
「あたモン検証会~まあるいの・・とは」
完
まぁるいのの答え・・それは・・
また次回にしましょうね