サムライガン 二号丸強太

初期養成型で右隻眼。
episode3 : beasts　けだものとけだもの　で初登場。
「悪人を殺すのがやめられねェ程好きなんだよ」が口癖。
女には優しく、悲鳴をあげる姿などは見過ごすことが出来ない。

episode3では、甲州道某所にて鬼蜘蛛党にスパイとして潜り込む。
その際、松崎と共に行動している。
また、鬼蜘蛛党に忍び込んで捕まったお密を救い出し、その敵討ちを果たさせた。

episode20 : for your pleasure　血と慰み　では、
任務中に評議会を裏切って逃亡したことが判明。
評議会の追手をわかっているだけで42人殺した。
そして、龍宮酔郷の大将を殺害しお花を誘拐する。

七号丸市松が言うには、浮島の養成堂で育った人間の中でも、
「最も凶暴で最強のサムライガン」であるようだ。

episode21 : substance　実体　では、
お花を人質に七号丸市松を呼び出し、評議会の実体を探ると告げた。
その直後、評議会の襲撃を受けて志し半ばにして死亡。

死の直前に評議会に造反した真相をお花に告げていた。

ある藩の牢屋敷に捕らえられた倒幕派浪士数名を解放するため、
二名のサムライガンと共に現場に入った。
しかし、任務の真の目的は「無用者・二号丸強太」の抹殺処分であった。
度重なる命令無視と暴走殺人行為、作戦期限の不遵守に自己満足で雑な仕事。
本部浮島神社　上層部が下した、指令項第四　実行命令第六号に基づき、
同行した二名のサムライガンに襲われるが、
一人を殺しもう一人に傷を負わせて逃亡。

また、幼い頃に実の母親と義理の父親から虐待を受けたらしく、
ある日、虐待で妹が死に、憎悪から両親を自らの手で殺したとされる。

「細かい思い出があちこち抜けている」と言う七号丸市松に、
「裂界」という男の話をする。
初期養成型サムライガンの内、何人かは裂界の命令で肉親を殺され、
頭の中までいじられているらしい。

話としてはたったの3話分しか登場していないが、
その後の展開の鍵としての役割を担った男。