医院建築ネタでまいります。

ブログのタイトル忘れるくらい、医院建築設計について触れて
おりませんでした。
業種を変えたわけではありません。


ここ最近、求められるものを創り出すには・・なんてことばかり
考えてましたが、そんなこと考えていると設計にも少し変化が。


僕の設計は、動線計画重視です。これは医師、看護師、スタッフが
動きやすい、そして、なにより患者さんが安心して受診できる
動線、これが機能美だと思うからです。

文房具でも家具でも、機能的なものは美しさがあります。

無駄を削り取っていくと、その先には磨かれた機能性が
浮き上がってきます。

それを求めているんです。


とは言いながら、やっぱりデザインも付加させていく必要はある
ようです。
それが求められているんですね。

しかし!医院経営という事業として考えると、コスト管理は
どこまでもついてきます。
施工金額を上げてまでデザインを重視すると、お客様が求められた
場合は別として、建築家の独りよがりにもなり兼ねません。

なにより元来貧乏性な僕に、それはできないんですねー。


そこでコストを上げずにデザインするいろんな工夫が。
照明の配置や色を取り入れるにも部分的に用いる。

なにより、僕自身は機能を求めたときにデザインはできていると
思ってます。

全体を視覚的にデザインするより、一部に用いることにより、
お客様やクリニックを使われる方々が選ばれる家具や絵画に
建物が合わせてくれる、そんな包容力のあるものが出来ると
思うのです。


もし僕が好き放題デザインしてもいいなら、やりたいことは
いっぱいありますが、大切なのはお客様のクリニックであること
ですから。


机の上に置かれた美しいペン・・

なにかふわっとしたものを感じる。

そんな雰囲気のクリニックを創っていきたいのです。



_医院建築設計に求めるものは機能美である社長のホームページ_