クジラの捕獲調査(捕鯨)を巡りスコットランドの大学がネット炎上中 | Topic for tomorrow date

クジラの捕獲調査(捕鯨)を巡りスコットランドの大学がネット炎上中

アイスランドは日本同様、捕鯨が認められている数少ない国のひとつだそうだが
最近、国際動物福祉基金 (IFAW)が、アイスランドの海洋調査機関と共同プロジェクトを行っている
(スコットランドの)アバディーン大学の研究者たちを激しく非難したという。

記事によれば、IFAWはいわゆる「調査捕鯨」を止めさせるキャンペーンを行っており、彼らは今回
アイスランドの捕鯨産業サイトに繋がっている(スコットランド)アバディーン大学のサイト内リンクを
切断(削除)するよう強く求めたとある。

IFAWのイギリス局長Robbie Marsland氏は、

「イギリスは、クジラ保護の世界的リーダーであったし、今後もそうあるべきだ。
(ところが)ショッキングなことに、スコットランドのアバディーン大学は(一方で)調査を通じて
アイスランドの捕鯨産業を奨励してきた。これはまったく受け入れがたいことである」

「私たちは残酷かつ嫌悪すべきクジラの大量虐殺が、学術的な目的のもとで行われるのをやめさせるよう
大学関係者たちに訴えました」
などと話したという。

・・・(以下省略)・・・

ここまでのソース
http://www.scotsman.com/news/education/aberdeen-university-under-fire-over-whale-slaughter-1-3200216
24th November 2013

(下のは、Whale and Dolphin Conservation(クジラとイルカを保護する団体)サイトにあった画像)

Topic for tomorrow date
http://uk.whales.org/campaigns/help-stop-transfer-of-whale-products-through-eu-ports

というわけで、画像を見て頂ければ一目瞭然なんですが・・・

このサイト内に書かれていた話によれば
イギリス政府とEUは捕鯨を禁止すると明言しているにも関わらず、鯨肉の出荷と商品が港に入ることを
認めている。

アイスランドとノルウェーの捕鯨漁師たちは、英サウサンプトン、蘭ロッテルダム、独ハンブルクの港に
これらの肉を輸出しており、これらの港は代わりに金銭を受け取っているとの事。

(つまり、こういった港がEU内に存在することは捕鯨を認めていることに他ならないということらしいのです)

***

実際にどこでネット炎上してるのかは分からなかったが、ただ、捕鯨問題は少なからず
日本も関係しているわけで、この画像の話が事実なら捕鯨はやめさせるべきだと思う。

ま、鯨肉は日本でもかなりマイナーだと思うので、ほとんどの日本人からすれば何のこっちゃ?
なんだろうけど。

ともかくこれが事実であるか否かに関わらず、日本が外国人からどういう風に見られているか
少しづつでも気付いて行くことで外交関係もより良くしていけるんじゃないでしょうか。