一晩明けて
ユースの高円宮杯制覇から一晩明けた今日、たまたま柴田監督と
少し話をする機会がありました。
まずは、おめでとうございます!とガッチリ握手したあと、試合内容について
少し触れると、柴田監督の口から出てきたのは、優勝の余韻どころか、
反省点ばかりでした。
その口調はまるで試合直後のような熱を帯びていましたが、そのどれもが
厳しくも暖かい言葉に満ち溢れていました。
中でも印象に残ったのが、「優勝は確かに嬉しいが、それはあくまでも
相対的評価であって、見過ごしてはいけない問題点まで隠れてしまうような
絶対的評価になってはいけない」といった趣旨の言葉でした。
優勝しても浮かれることなく、問題点はとことんまで分析し、それを選手に
きちんと伝えて納得させ、それを補うための練習をしかるべき方法で行なう。
そうした毎日の地道な作業の積み重ねが昨日の結果に繋がり、
それをまた続けていくのでしょう。
話した時間こそ短かったですが、多くのモノを学び得ることが出来ました。