外国人のランゲージエクスチェンジパートナーは

すぐに見つかった。





外国に来てから、

日本人の女の子は外国人男性から人気があることを知った。



日本人に生まれて得をした。





でも、

英語で外国人と会話をしたい

そして相手に日本語を教えたい






そんなパートナーを探すのは難しかった。

エクスチェンジパートナーを装ってたくさんのウソが潜んでいる。






ある日、スティーブに出会った。


スティーブは日本語学校に通っていて、

本当のランゲージエクスチェンジパートナーになってくれた。



こんな人が見つかるのはラッキーだった。






毎週1度、学校帰りにカフェで会い、勉強した。






とても充実した気分。






学校からの宿題を見てもらったり

スティーブからは日本語学校からの宿題を聞かれたり

日本語で会話もした。





分かっていた。


スティーブは日本人の彼女が欲しいから日本語を習っていた。

とてもいい人。

私が隙を見せなければずっといいパートナーでいてくれた。









もう1人、探したい。

欲張りになった。







今回もすぐに見つかった。




デイビット







本当は君には悪いけど日本語には興味がないんだ

日本人がすきで、文化に興味があって

日本人の友達が欲しい







それにデイビットは、ガールフレンドがいると言っていた。

この人も大丈夫かもしれない。







デイビットと電話で話すときはいつもとても緊張した。

デイビットの英語はナマリがあり、話すのがとても速くて大変。







何度か電話で話をしたあと、会う約束をした。

初めて会う約束をした時、道に迷った。





デイビットが指定した待ち合わせ場所、どこだろう・・






今いるところと、待ち合わせ場所は1駅分も離れていた。

そんな事にも気が付かず、待ち合わせの時間になった。







トゥルルル・・・






デイビット、いまどこ

私クロスストリートにいるの





クロスストリートのどの辺なんだい?






分からない






今、何が見える?





フォックス銀行と、大きなスーパーが交差点の角にある

シナモンズっていうパブがあるみたい






あー、分かったよ

じゃあ、そこにいてね






15分後デイビットは現れた。

そのとき、1駅分歩いてきてくれた事を知った。








何度も謝って、申し訳なかったことを告げた。








仕方ないよ、君はこの土地は初めてなんだから







ごめんなさい・・

私がもっと道を調べておけば・・







それでも、謝った。










この件で、デイビットは私の事を好きになってしまった。



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