前回から引き続き、オーストリア旅行の話です
朝からどんより曇り空
身支度をして8時から始まる朝食へ。
ビュッフェ式なので、カフェをオ-ダ-してから好きな物をセルフサ-ビスで取って来ます。
相方は朝は大して食べないので、色々品数豊富でも結局コンチネンタル、私はがっつりアメリカン・ブレックファ-ストでございます
ビュッフェスタイルって、物珍しくてちょこちょこ取っている内にお皿一杯になってしまう
相方が少ししか取らない反面、私は凄く盛っている様にも見えるけど、ペラペラに薄いから全部具を重ねてパニ-ノのしたら大したボリュ-ムじゃないと思う
野菜やヨ-グルト・シリアル等色々あるけどこのワンプレ-トで
冴えない天気でしたがサイクリングに出かける事に。
家から持参してきたTernの折り畳みチャリを組み立てます↓
去年の春にパルマで買ったものの、普段は全然乗らないのでやっと役に立つ時が来ました
自前のチャリは1台しかないので、
前日にリサ-チしたレンタルサイクルショップで相方用にもう一台借ります。
パンフレットにはマウンテンバイク、電動式など色んな自転車の種別毎に、3時間と1日の二通りの料金提示で金額差3~7€程度の表示でしたが、
実際にショップへ行くと1日レンタルのみの扱いで、更に料金表通りではなくシティサイクル系で16€/日と割高でして、相方ブツブツ君状態に。。
気を取り直し、湖方面へレッツラゴ-! ←歳がバレるって。
機関車のレールと平行してサイクリングコ-スがあり、
あたり一面イタリアンパセリの花みたいな白い花で一杯~
一見、平面そうに見えて何気に下り道なのでブレ-キをかけながらスイスイ進んで気持ち良い~
(同時に帰りが大変そう…との考えが脳裏を過る)
湖まで辿り着いて、
湖をまたいで左右道が分かれていたのですが、相方が迷わず右のコ-スを進み出す。
何も訊かれなかったし、まぁ良いかとその後を追う私。
ブル-のラインが相方が選んだ右回りのコ-ス、
✧印の所迄行って引き返したのですが、一体何キロあったんだろう
ちょっとした勾配のある道で結構な距離でしたが、走行中に相方がしきりに
湖を一周する?出来るよ?などと言っていましたが…
湖一周と言ってもコースが網羅されていないんじゃないアヤシイ
と思ったら… ビンゴでしたあぶないあぶない
私がいつも相方の後方を遅れを取りながら追っていたのですが、
彼方此方至る所に高山植物や珍しい植物に興味津々だったから
↓これなんて巨大フキの群生じゃありません???
フキ---!フキじゃないの?コレ
なんて言ってしょっちゅう立ち止まってました
天ぷら… 蕗の天婦羅大好きなんで☆
でもこれは巨大過ぎて固くて不味そう?
湖の水温を確かめに行く相方↓
私達の身近な湖と言えばガルダ湖なのですが、ガルダは水温が低く遊泳しているのは殆どドイツ人ばかり。
ここは浅瀬も広がり水も透明でしかも温い!
奥がレンタルしたチャリ。
手前の小さいのが私のチャリ。
どっちかと言えばシティサイクルで遠距離をサイクリングするマウンテンバイクではないので、途中からだんだんお尻が地味に痛くなりチャリンコをお互いに交換してみる。
レンタルした方はペダルを逆に引くとブレ-キが掛かる足操作なので、慣れるまでちょっと戸惑う。
↓途中で暑くなってきた相方が…?
羽織っていたK-wayをポ-チ状にして腰に付ける。
…が、暫くしてまた着る腰に巻いたらどうですかい?
道中にキャンプ場があって、あまり撮れませんでしたがぎっしりテントが設置されていました。
虫や悪天候の心配さえなければ、自炊したりとこういうのも楽しそう~
ボ-トや湖水浴をする人も居れば、
ウェットスーツに酸素ボンベを背負ってスキュ-バ-ダイビングをする人数名あり!
見え辛いですが、黒ポチがダイビング準備中の人↓
行きは良い良い帰りは… 辛いぃ!
行きに坂道傾斜で殆どブレ-キ走行だっただけに、ハンドルに付いている変速機を使ってシフトチェンジしても漕げない位きっつい場所が多々ありでしんどかった
スタ-ト地点付近まで戻り、
雰囲気の良さそうなレストランへ駐輪してランチタイム
このお店、何気に良い感じだったのでほぼ毎日通ってしまいました
夜の食事を考え軽めに。
相方はウィンナ-にスパイシ-風味のポテト添え、私はオムレツ
食後、更にもう一回りしようという相方…
しかし、どんどん天気が怪しくなる
風も出てきてそろそろ雨が降りそうになってきたので、レンタルサイクルショップへ向かい、1日利用可なのに4時間程度しか使用せず勿体無かったけれど早々に返却。
隣接のスポ-ツ用品店を相方がちょっと覗いて良い?と見に行っている間に、ポツポツ振り出してきたので相方を呼び足早にホテルに向かうも、
本格的に振り出したのでチャリを相方に託し、一人先に戻らせたのですが…
棒状になりつつある脚で小走りで濡れながら追ってホテルに到着するも、
相方の姿が無い。。
部屋に戻ったのかと思いきや、扉は閉まったままで何処にも居らず、再びエントランスに戻ってみると…
何故か対面のホテル同経営アパ-トの玄関先(目と鼻の先)に居るではないですか
先に行かせた意味まるでナシ
チャリに乗ってココまで来て、何でそっちに居んのよ----
土砂降りでホテル側に移動できず小一時間ほど彼奴の立ち往生に付き合わされるハメに
許さんっ
あ-もうバカバカバ…∞ とあまりのアホさに怒りを沈めるのに時間が掛かりました
お腹は空いていませんでしたが、オ-ストリアの夕食はイタリアと違い早いスタ-ト。
18時半から開始なので、落ち着け自分。。とディナ-へ向かう。
前菜はビュッフェから、テリ-ヌとフレッシュチ-ズ、ルッコラとミニトマトのサラダで少なめのポーションで。
前日に選んでいたメインは、
↓ポ-クソテーにポテトのホイル焼きサワ-クリ-ム添え、焼きトウモロコシ
↓相方のフライドチキン カツ率高しっ!
右から、レモン風味のジェラ-トにクスクスのケ-キ、ちょっと不思議な味のクリ-ム
カフェは気分転換で外で取ろうか?
とオーダ-しなかったのですが、もう生まれたてで立とうとする哺乳類の赤ちゃんの如く脚ガクブル状態でしんどく、外に出るなんてムリ勘弁してくだせぇ
翌日フリ-マップを見て気付きましたが、相方の選んだ右周りのコ-スはアップダウンのある経路で、
左側はほぼ平行のなだらかで楽なコ-スだったのです
この日、カフェはパスでシャワ-を浴びて脚にクッションを置いてバタンキュウでした
あ、あれ?癒しの旅じゃなかったっけ…?
つづく。