以前、スマホの修繕の為に一人でレッジョのやや郊外へ赴いた際に、
その足でチェントロまでテクテクと歩いてちょこっと一人散策を楽しんだ時に、
私は本屋さんで物色するのが好きなので、たまに立ち寄る小洒落た本屋さんへ。
GIUNTI系とかアート、雑学、レシピ本は楽しいのが結構あるのに、どこの書店もPC関連は有っても結構乏しい?
左右の小部屋に分かれて、蟻の巣地上版みたいな楽しい本屋さんなのですが、
そこで おっ!となってつい買ってしまったものは…
パルミ-レシピ本!
左のはイ-ペルコ-プで毎月買っている雑誌。これも季節の野菜の紹介やレシピなどが万歳で面白い。
最初に叙述が色々と書いてあり、
雑に説明すると…(←読んでない)
9世紀より製造されてきたチ-ズの中の王的存在で、その歴史と製造過程、食品としてのビタミン含有(A、B6、B2)、DOPに至った経緯などなど、
…結構長文なのですが、その内ちゃんと読んでおきます
Wikiより詳しく書かれているのは間違いないです。
個人的疑問で、
その叙述内の何処かに書いてあるか分かりませんが(←早く読め)、
名の由来で、パルマ県(パルミジャ-ノ)とレッジョ県(レッジャ-ノ)の間で、レッジャ-ニ(レッジョ県人)側がパルメンセ(パルマ県人)に対し、
『何で俺らの名前が先でおまいら後ちゃうねん?』
とか言う…
客観的には、どっちでもいいや-ん的な口論とかは無かったのだろうか謎。
だって、ここの人らみんなオレオレ主義だからさっ。。
口に運ばれるまで、
製造は一日に一回のみ、形成後に長い工程を経て、
パストという早熟物も出回るようですが、市場には18ヶ月(一年半モノ)~24ヶ月(2年)、更にスタジョナ-タな30ヶ月(2年半)の月日を費やしておりますです。
すっかり忘れた頃に出来上がる感じ? んな訳ない。
いやいや、その間も湿度管理とかちゃんとしてるでしょうから手間が掛かる子ですね。
因みに、
マントヴァ界隈で生産されるグラ-ナ・パダ-ノは一日2回作れ、若干パルミ-より安価で風味も違います。
50レシピの中で、
よくお店で見かけるものをピックアップしてみましたよ~
右上、エルバツィオ-ネと呼ばれるホウレン草とパルミ-のリッチな味わいのトルタ
これに対抗意識は全くないのですが、
過去にマントヴァ界隈のエルバツィオ-ネを2回ほど食べましたがマッズ~…リコッタとか何か水っぽい要らない物が入っていて
これは是非、エミリア・ロマ-ニャ県にて食して下さい
わっ、って何だかすっかり県贔屓になってるし
他、どれもパルミ-を使った
コトレッタ → リゾット → トルテッリ → ズブリゾロ-ナ(アーモンド菓子)
チ-ズの王様と言われる所以は、
どんな料理にも合い、風味を格段に上げ、長期保存がきき、カルシウムとビタミン含有率が高い事でしょうか
秋の村祭り ←!? で買ったパルミ-ならぬバッケの開封時
現在はもう半分も残ってませぬが…画像では分かり辛いですが結構大きかったんです☆
簡単な所で、そのまま!
もしくは、鰹節荒削りの如く薄く切って、カルパッチョやパ二-ノにも合います
残った端っこのクロスタ付近は、ゴリゴリ削ってパスタなどに。
荒削りな所はサラダに入れ、塩とオリ-ブオイルで
刻印のもっと固い所はミネストロ-ネの出汁に
余す所はございません