第7話です。
モンフチ電機、現CEOの美緒さんときなこ、銀ちゃんはすっかり仲良しになっています。
紋縁さんの奥さん(未登場)は当時、肺結核を患って遠く離れたサナトリウムで療養しています。
お母さんっ子だった美緒さんのお姉さん(未登場)も一緒にサナトリウム近くの親戚にあずけられています。
きなこはモンフチ電機の株券を買うのですが、2009年に株券は電子化されていて、紙の株券は無効になってしまいました。
そのためきなこは「証券保管振替機構(略称ほふり)」に株券を預託し、自動的に電子株券に切り替わるようにしています。モンフチ電機はリーマンショックの際にも打撃を受けずに高い株価を維持しています。
しかし、その株券の存在はきなこたちがタイムスリップする以前に知らされることがないようにしています。タイムパラドックスが起こることをきなこは恐れたからです。
次回より現代に舞台は移ります。