from Japan - WE ARE THE WORLD -TOUR/Tempalay

テーマ:
@新宿MARZ

このタイミングで
観ておかなければ
きっと後悔する
ことになるだろうと
いうことで

小雨そぼ降る
春の始まりの夕方

できることなら
行きたくはない街ナンバワン

新宿歌舞伎町へ
重い腰をどうにか持ち上げて
そこにTempalayが来るというのなら

そんでもってこれ

行っておかなければ
きっと後悔する
ことになるライブだった

いやー
誰かも書いてたけど
アルバムで聴いていた浮遊感
当然ありながら

アルバムではあまり感じられなかった
リズム隊がタイト
あまりにもタイト

そして
サポートのAmyも
素敵だったのだけれど

3人がステージに残ってからの
なんという世界観

ドラムはビシバシかっちり固めつつ
ベースはMoogと両刀で柱を構築しつつ
その上でギターはノイズに触れつつ
フィンガーピッキングでも鋭く刺してくるという

何よりも余裕がある
緊張してるって言ってるくせにに
堂々とした余裕がヒアゼアアンドエブリウェア

一方で対バンのさかなくん
もといSANABAGUN.

思ったり良かったんだけど
高岩遼のカリスマ性すげえかもってなったんだけど

ある意味
音楽はエンターテイメントであるという図式を
やっていたと言えるんだけど

図式は
図式なのであって
なんというか
図式に拘ってる感じが
はみ出てきてしまうというか

翻ってTempalayは
完全に音楽だったと
完璧に音楽だったと

音楽に向かっていくことで
純粋にエンターテインしてくれたと

言えると思うんだけど

リョートくんは
「SANABAGUN倒せなかった」って言ってたけど
音楽としての純度は
圧勝だったのではなかろうかと

整理番号一番で乗り込んで
観ておかなければ後悔することに間違いなくなっていた
Tempalayだったのでした



from JAPAN
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made in Japan/Tempalay[2016]

テーマ:
Bowieが
逝ってしまった
喪失感を
どうしていいか分からず

とりあえず
膨大なクロニクルを聴きまくって
喪に服そうかと
決めた直後に

いきなりぐぐっと
入ってくる新しい音が
あったりするから
音楽には救われるのでして

ビザールとポップ
逸脱と普遍
過激と普通
山田と小林


同居している

神は細部に宿るの
典型のようなこだわり

最後のワンフレーズのずらし方に至るまで
恐ろしいほどのセンス

クリップも観れば観るほど

Tempalay
すげえです



from JAPAN
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Andrés Beeuwsaert & Juan Pablo Di Leone

テーマ:
@目黒パーシモンホール[2015.11.29]

Andresがやってくる
オラオラオラ(スペイン語)

しかも
別ユニットだけど
Tatiana Parraも一緒に

てなわけで

いやもう圧巻
とにかく圧巻

このあたりの

クルーセス~交差する旅と映像の記憶~

Amazon.co.jp: こちらもどうぞ: Dos Rios

耽美的なオーケストレーションを
フルートとのデュオでどう表現するんだと
若干の不安も正直あったんですけど

あと
CDを聴いている感じだと
もっと線の細い感じを予想してたんだけど

いやもう全然全編
パッションパッションパッション
Juan Pablo Di Lenoneのフルートも情熱に溢れていて

最後にはTatiana Parraは出てきて歌うし
Vardan Ovsepianも出てきてAndresと同じ椅子に座って連弾しちゃうしで

ああ
ピアノって
こんなにグルーヴするんだという

ただひとつ

この日出てきたもうひとりの
Henning Schmiedt
だけは要りませんでしたが

難解で理解出来ないということではなく
なんというウインダムヒルレーベル
というか
無反省で堕落した
既に死んだと思っていた癒し系というか
ホットでもクールでもない
パッションの全くない音楽

僕にとっては
音楽に聴こえないものであり
苦痛な時間でしかなく
ラインナップとしても微妙

しかも本人喋り過ぎ

を除いては
とにかく最高な夜でありましたのです

次回は
ソロか
Aca Secaか
アルゼンチンで固めて欲しいなあ
AD
いやー
あれから5年かー

早いような
いろいろあったような

個人的にも
バンドにも

まあ
何はともあれ

大好きなバンドが
大好きなままでいてくれて
またこのハコで観られるって
しみじみと幸せなことであるよ


今夜

乙女団

えっちゃんがしみじみとたくましくなったなあとか
あっこびんのベースはもはや抜群の粋に入ったなあとか

世武ちゃんの華やかでありつつも玄人なキーボード
いや本人ほとんど喋んなかったけど
最初は見る側も不安だったと思うんですよ
サポートとはいえね
やっぱあの三人だろ
ってな文脈があるわけじゃないすか

いやあしかし
もはや当然
音の入れ方
取るところなし
必殺仕事人っぷり


愛子さんのドラムって
なんかロールしてんだよなあ
Keith Richardsが

ロックするのは簡単なんだ
だけどロールするのはそんなに簡単なことじゃない

ってなこといってたけど

最初Zeppで観たときには
正直あまりよく分かってなかったんだけど
こないだの武道館から
ああ
このひと
すげえロケン
ロール
してんなあと

なんなんでしょう
このいい感じ

そんで

まさかの
二夜連続の
ハナノユメ
始まりから
さらにまさかの
BETSUBARA
5年ぶりの再演
しかも歌詞マシマシ

でも
この夜一番響いていたのは
この4人で作った
毒の花
だったかもしれない

ある意味
染まるよ
以来
このバンドの
新しい境地を
一番開いている曲かも知れない

これだから
チャットはやめらんねえんだよなあ

チャットモンチー レストラン デザート [DVD]
いやー
あれから5年かー

早いような
いろいろあったような

個人的にも
バンドにも

まあ
何はともあれ

大好きなバンドが
大好きなままでいてくれて
またこのハコで観られるって
しみじみと幸せなことであるよ


前夜

男陣

えっちゃんがしみじみとたくましくなったなあとか
あっこびんのベースはもはや抜群の粋に入ったなあとか

シモリョーの渋い脇の固め方
いや本人も云ってたけど
最初は見る側も不安だったと思うんですよ
サポートとはいえね
やっぱあの三人だろ
ってな文脈があるわけじゃないすか

いやあしかし
もはや必然
音の重ね方
取るところなし
必殺仕事人っぷり


恒さんのドラムを聴いてると
なんか泣けてきちゃうんだよなあ
もの凄い歌心のあるドラムというか
音楽が好きで好きでたまらない感じ
ドラムを叩きながら
曲全体を鳴らしているというか
ほんとこう
全然スタイルは違うけど
僕の中では
Brian Bladeと重なるんですよなあ

Brian Blade Fellowship



p l ( r ) a y vol.8@CINEMA AMIGO[2015.11.20]

テーマ:
U-zhaan:tabla
平川麦:sarod

というデュオを
神奈川県は逗子市に在ります
古民家を改築したこじんまりとした素敵なハコでごらん頂けると云う
素敵な企画

ユザーンを観たのは
2012年の夏の苗場の夜

未だに映像が記憶に残っているのだけれども
会場の奥の方までずずっと上がっていったところの
これまたこじんまりとしたスペースで

ゆるい
という云い方もあろうけれども
良い塩梅
と云った方が適切な

ユーザンその人が醸し出す
ゆるーいグルーヴに会場が包まれつつ
タブラのプレイ自体はうねっているという

ありゃいい夜だったなあ

でこの日の夜は
座ってサロードとのデュオ

世界で一番難しい太鼓と云われるタブラが
日本で一番巧いと云われている
そのユザーンの指技を至近距離で堪能

いやなんつうか
ピアノ弾きと太鼓叩きが合体したかのような
超絶技巧なんですなこれ

ぼそぼそとつぶやく
MCというよりも喋りに
相変わらずの人柄の良さを感じつつ

そしてサロード
北インドのラーガは
CDではそれなりに聴いてきたけど
あまり楽器の音を意識せずに聴いていたという体たらく

いろいろ聴きなおさなきゃいかんですなあ

あとまあ
インドというかなり独特な土地の土着の楽器が
現地で鳴っている感じと
ジャパンで鳴っている感じと
どんな感じに違うんだろうかなあ

などと思案しつつ
それぞれの楽器の音色を心行くまで堪能

しただけではなく

湯沢さんと平川さんの間に座っていた女性の
タブラの指技的なスピードで展開される
顔芸
のおかげで
今夜もまた忘れられなそうな一夜になったということを
ここまで書こうか書くまいか迷ったけど
やっぱり書いてしまわずにはいられないのだった

甚だ簡単ではございますが
以上を持ちましてわたくしの感想に変えさせて頂きます
アルゼンチンの合間にも
外せないライフワーク

とはいえ

ライブが終わった直後から
出ていたひとと
見ていたひとが
つぶやきやら写真やらで
相互に入り乱れて絡むことができる
over connectedな世界

において

余韻も少し
和らいできたくらいに
書いてしまうくらいの駄ブログっぷり

しかしあれだ
10周年
2回目の武道館

風恋に惚れてしまったときから
おっかけが始まったので
1回目には
ぎりぎり間に合わなかったわたくしですけれども

それでもなぜか
当時の武道館Tシャツは持っているわたくしですけども

でもMCでメンションされたそのTシャツではなく
いわくつきの染まるよTシャツを来て参上した天上天下唯我独尊ですけれども

わはははははは

しかしのっけから6人でハナノユメ
からの8cmのピンヒール
からのシャングリラ

恒さんとの3人で親知らずで涙目
北野愛子との東ハチでフリーズ

さすがにクミコン登場はなかったものの
入り口の一番手前に置かれていた花に応えるかのような
冒頭のクミコン作詞曲オンパレードなど
ある程度予想されたこととはいえ
10年を総括する
大団円的な
お祭り的な流れの中にも
文学的なあじわいと音楽的な変遷の中にも
なぜこの構成でそれをやるのかという
音楽的な必然性がくっきりしているという

だからこその
その後の乙女団のときめき毒の花
男陣のこころとあたま
という今の曲が映えまくるという

あでも
前者のLast Love Letterと
後者の真夜中遊園地も圧巻だったけどさ

そんで6人の風恋
ふたりから始まって6人のドライブ

全体を通して

恒岡章のドラムはますます冴えていたし
3人のときはそこまでやるかという北野愛子が
ツインドラムのときは恒さんを見ながら合わせるように叩くのとか
(と云いながらほとんど見てない恒岡章も合わせているのとか)
世武裕子も奇麗な音で持って行くし
シモリョーはがっちり固めるだけじゃなくて煽ってくるし

もうなんつうか
この2 x 2 x 2の必然性が
とにかくそこにあったと

それから
とにかくあっこが終始にこにこしていたのと
えっちゃんの声がまたハスキーになっていたのも印象的

あと武道館でアリーナだったのですが
上から音が降りてくるので
それがまた良かった
2階席以上だとどう聴こえたのだろうか

まあとにかく
これだけ書いてもまだまだはみ出てくるくらい
いいもん観ました

ありがとうチャットモンチー


それと
リハの音漏れで
私が証
が聴けたのも
大変に満足です




Dos ríos/Andrés Beeuwsaert[2008]

テーマ:
Apple Musicで
気軽に世界を飛び回りながら

一方で
アルゼンチン探求が
ひっそりと続いているわけだけれども
世界のAmazonが
どうにもアルゼンチンに弱いので
困ってしまって
あーんあん

Carlos Aguirreの来日がキャンセルになってからの
まさかのAndrés Beeuwsaert初来日

だというのに
この名盤が

Dos ríos

デジタルファイルと
訳の分からない高価格がついた他業者からの提供からしかないと云う体たらく

このジャケットを手元に置かずして
中身が聴けるというのですか

一方
ラテン音楽という括りで盤を扱う
いくつかの店舗もこれまた
在庫の在り様や
送料などを入れると価格が微妙だったりして

そのなかで
今のところ最強なのは

HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム

ではないかと

キャンペーンやってると凄い割合で安くなるし
まとめ買いで送料無料になるし
心の中での言い訳にも最適

しかしまあとにかく
なんともまあ
叙情性に溢れた
ふつくしい音楽であることよ
自分ひとりではきっと

関心を持たなかったようなものに
関心を持つことができるという

出会わなかったようなものに
出会うことができるという

それが良き同行者を
持つということでして

自分ひとりでは決して行かない
Spitz兄さんたちのイベントに連れられて
その片隅で歌を聴いた

Peridots兄さんの
生歌を横浜の小さな店で

あのキャパで聴くのは
大分贅沢な話なんではなかろうかという
ギターと歌

いやマジですげえ世界

もっともっと売れていいと思うんだけども
そうするとこのキャパで聴けなくなるのよなあという
それも大分贅沢な悩みなんではなかろうかという

過日のチャットのZeppとは別な意味で
オーディエンスとアーティストが
同時に幸福であるようにと
思うわけでありまして

売れるものと
売れないもの
それぞれの理由が
どちらもあまり納得出来ないこの世の片隅の
ひとつのとても幸福な時間であったのかも

方やアメリカって
グラミー取っててもこれくらいのキャパどさ回りしたりするからなあ
その辺が
音楽のありようの大きな違いだよなあ

PEAK


恒さんのドラム
シモリョーの側方支援
世武裕子の和音
北野愛子のドラム

ひとりひとりが素晴らしいが故の調和

まさかあれだ
チャットが
ツインドラムで
キングクリムズンになる日が来るとは

いろいろな意味で
たくましくなったハシエリの
歌にまた驚かされつつ

しかしまあ
手を振り上げるのも
雄叫びを上げるのも
分からなくもないのだけれども

どうしてみなそんな
画一的な動きをするのでしょうかね

CDが売れなくなって
ダウンロードでも稼げないんで
業界はライブにシフトするんだと
それは自体はまあ良いのだけれども

その現場で
音楽そのものを

聴いて

いるやつらが
果たしてどれだけいるのかと

今回特に前列にまぎれていたものだから
そんなことをぼんやりとだけれど
いつもよりも強く想いながら
フロアにいるという性コンティニュー