気になる現場を大調査!雑誌「せんだいタウン情報S-style」が出来るまで前編(その1)

こんにちは! 最近、日経MJ(マーケティングジャーナル)という新聞を読み始めたCOLORweb学生編集部のあっくんです。
活字が苦手なので、世の中のことを知りながら本など早く読めるように練習をしていこうと思います。
さて、みなさんはせんだいタウン情報S-styleという雑誌はご存知ですか?
この雑誌は、仙台・宮城で楽しく暮らすために必要な情報や、グルメ、ショップ、レジャー、エンタメ情報など、仙台の今話題の情報がたくさん詰まったタウン情報誌です。COLORwebのスナップも載っています!
そんなS-styleがどのように出来ているのか気になりませんか?
今回私は、S-styleを出版している株式会社プレスアートに、COLORweb編集部かぁーぽんと潜入調査してきました。
こちらがプレスアートの社内の様子です!

デスクが並び、どの机の上にも資料がたくさん乗っています。仕切りがないのでみなさん気軽にコミュニケーションを取りながら仕事に取り組んでいました。

ここでは撮った写真をチェックしたり、紙面デザインを確認しています!

あたりを見回してみると、びっしりと雑誌が詰まった本棚を発見!!!!
ここには今まで発行されたせんだいタウン情報 S-styleが所狭しと、並んでいました!!
最初に発行されたのは1975年。創刊当時は「せんだいタウン情報」で、S-styleは付いていませんでした。そして雑誌の開きは現在右開きですが、昔は左開きだったのです。少し驚きながらも中を見てみると、仙台の情報がたっぷり! ファッションのことや音楽のこと……今とはいろいろ違うけれど仙台の魅力を伝える雑誌としては変わりありません。
こちらの写真は創刊号からのタウン情報です。一番左が貴重な創刊号!
COLORwebの元となり、以前発行されていた雑誌「COLOR」も発見。
おしゃれな方がたくさん載っていましたよ~!
社内を見学した後はS-style編集スタッフ・岩本さんの取材に同行させてもらいました。
現場に着くまで、車内でいろいろと質問をさせていただきました!
あっくん「取材をする際に気を付けていることはなんですか?」
岩本さん「大きな声でハキハキとしゃべることや空気を読みながら現場を楽しくすること、あとは現場では時間を必ず守ること。この3つを特に大事にしています。
取材スケジュールに関して言えば、自分の担当しているページを作るために、まずどういうページを作りたいかをイメージしてそこから逆算で、スケジュールを調整していくことが重要ですね。」
あっくん「取材を通して嬉しかったことと、辛かったことはなんですか?」
岩本さん「雑誌でのインタビューを通して出会った、ベガルタ仙台の選手に「S-styleいつも読んでいます。おかげで仙台ライフを楽しめています。」と言われたことがとても嬉しかったです。逆に辛いことは休みがないということかな。土日に仕事を進めないと間に合わないこともあるし、ベガルタ仙台の試合は全て同行してアウェイ戦の時も一緒についていくから、本当に多忙なスケジュールです!」
あっくん「取材のやりがいはなんですか?」
岩本さん「雑誌作りをしている以上、人に何かを伝えることが大事。自分というフィルターを通して面白いネタをさらに面白く伝えることにやりがいを感じますね。それで雑誌が売れてお客様からの声が返ってくると、頑張ってよかったなと思います。人より先に情報を知れたり友人にお店を紹介したりすることで、ちょっとした優越感も感じられるし(笑)。意外と小さい理由で続けているんですよ(笑)!」
そのほかにも就職活動中の私にとって、とても参考になるお話が満載でした!
興味深い話に聞きいっているうちにあっという間にお店に着きました。
一緒に店内に入り、岩本さんの取材の様子をじっくりと拝見させていただきました。
てきぱきと仕事を進め、真剣に写真を撮っている様子はとてもかっこよかったです。
何枚もカットを撮り、ときどき私たちも手伝わせていただきました。
通常は数名で取材に行くことが多い中、どんぶり企画の取材は一人での取材がほとんどだそうです。
取材~撮影を一人でこなすのはとても難しい作業だと感じました。
写真撮影が終わると撮影機材を片づけお店の方に話を伺います。
お店の方に取材をしているときの雰囲気はとても楽しそうで、女将さんもすごく笑顔で話していました。
岩本さんが取材をする際に大切にしているという【現場を楽しくする】ことを実感しました。
(取材内容はまだ来月のS-styleが発行されていないので詳しいお話しできませんが、私たちも食べさせていただいた丼ぶりはとてもおいしく、かぁぽんと私はあっという間に完食してしまいました。ぜひ4月号をチェックして食べに行ってください!)
この後は編集長の佐藤和幸さんとお話をさせていただき、
なかなか知ることの出来ないS-style完成までの舞台裏やそのこだわりなど、貴重なお話しを聞くことができました。
その様子は次回公開!お楽しみに♪