着物女子に聞く!着物男子を大調査! | COLORweb学生編集部

着物女子に聞く!着物男子を大調査!

みなさんこんにちは、COLORweb学生編集部のこうたです。
最近、着物を普段から愛用する着物女子の姿が見かけるようになりましたよね。そんな着物女子たちに話を聞くと、彼女たちはある願いを持っていたのです。それは「着物を普段から愛用する、着物男子を増やしたい!」という願いです。確かに、街中で着物を着てる男子ってあまり見かけません。日本人ならきっと着物が似合はずなのに、ナゼ!?そんな疑問を解決すべく今回は「着物男子」を大調査です!




・着物男子が少ない4つの理由
日本人男子ならだれでも似合うスタイルであるはずなのに、どうして着物男子は少ないのでしょうか。学生編集部が必死に考えた結果、世の中の男子が着物をあまり着ない4つの理由があることを発見しました。

1.着物を始めるのに必要なものがわからない
2.着方がわからない
3.動きづらそう
4.そもそも着物を売っているのを見たことが無い


・プロが教える、着物のホント。

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この4つの問題を解決するために編集部は仙台市青葉区にある和カフェ「梅らぶ」を訪ねました。お話を伺ったのは梅らぶ店主の中野由美さんと着付け講師のちゃちゃさん、梅らぶ常連のちなみさん。どなたも、着物に関しての知識はもはやプロ。そんなみなさんに、早速着物に関する質問をぶつけてみました!


Q「着物を始めるのに必要なものって何ですか」
A.「下着+襦袢+着物+帯+足袋(草履)の5点が基本セットです。」
「スーツに下着+シャツ+ネクタイ+ジャケット+スラックス+革靴の基本セットがあるように、着物にも基本となるセットがあります。下着は着物を着た際に見えづらいVネックのTシャツなどが好ましいでしょう。襦袢とは、スーツでいうシャツのようなもので感覚としては着物の下にもう一枚着物を着る感覚です。柄の入ったものが多いので和服スタイルのアクセントになります。」


Q「動きづらそうに見えるのですが・・・。」
A「日常生活で大きく困ることはありません!」
「そもそも、着物とは庶民が日常生活をしやすいように改良されてこの形に落ち着いたのです。そのため生活の中で大きく困ることはありません。Tシャツにデニムのような軽装と比較すると始めは違和感を覚えるかもしれませんね。しかし普段スーツを着ている方の中には「着物の方が動きやすい」と仰る方も多いんですよ。」


Q「着付けって、難しくないですか?」
A「ネクタイを結ぶことができれば、着付けもできますよ。」
「着付けで一番難しいのは、帯を結ぶことです。でも、実はネクタイと一緒で一度覚えてしまえば簡単に結べてしまうんです。ただ、最初はだれかに締めてもらうのが良いかもしれません。もちろん梅らぶに来ていただければ一通りお教えいたしますよ。また、動画投稿サイトなどに着付けの動画も多数アップされているのでそれを参考にするのも良いでしょう。」


Q「男子着物ってどこで買えますか?」
A「着物屋さんはもちろんのこと、リサイクルショップや骨董市などで買うことができます。」
「ちなみに、梅らぶでも毎月第4日曜日にキモノフリマを開いており、500円から着物・襦袢などを販売しているんですよ。」



・いざ、着物男子!
ひとしきり疑問が解決したところで、実際に着物を着せていただきました。

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着物を着てみると、動作に違和感はほとんどありませんでした!襦袢を着ていたおかげか、スレなども気にならず。ただ、僕のように不器用な人間には帯を結ぶのが少し難しそうに見えたのでわからない方は梅らぶさんに来たほうがいいかもしれませんね。


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さて、今回は着物に関する4つの疑問を先生に解決していただきました。次回からは「着物姿で出かけるのにオススメスポット」など、着物男子ライフをもっと楽しむためのあれこれをお届けします!

和カフェ 梅らぶ
住所   :〒980-0811  仙台市青葉区一番町4丁目5-41(タワービル裏手 彦いちさん前) 
営業時間 :平日、日曜13:00~21:00
      金曜、土曜13:00~21:00(ラストオーダー)
           (月曜日定休)