こどもの感性や表現力を育てる先生にありがちなのが、
「私の教室では、こどもの自由な発想を」とか「このサロンでは自由に」とか。。。
でもそれ、本当に自由ですか?
まず、材料を用意した時点で「この材料を使いましょう」という制限をかけています。
ですから、ピカソプロジェクトは「ALL自由ではありません」とお伝えしています。
私自身が幼稚園のころ、12色しかないクレヨンを使って
「好きな絵をかきましょう」といわれたことがあります。
その時、5歳の私、多分お姫様を書きたかったんですが、
「いや、好きな色ここにはないし。私、家にあるあの色が使いたいんだけど」
と思った記憶があります。
・・・幼稚園の頃の記憶、結構残ってます、私。
年長さんにして制服の存在意義とか考えてましたし、
妹がおなかにいるときの、母のマタニティの服もいくつか覚えています。
だから、あえて言います。
こどもの自由っていうのは、
どこに行ってもよくて、どんな動きをしてもよくて、
先生の話を聞かなくてもよくて、
好き勝手なことをしててもいいこと
「この部屋にいましょう」「この材料を使いましょう」の時点で、すでに自由ではありません。
じゃあ、テーマがあることって悪なの?
いえいえ、全くそうではありません。
というお話しは、また明日☆