ブログタイトルを見ておもいだした。沖縄のことを書いていくつもりでいたんだった、、、と。
初心をふり返ります。
まずよく言われる低賃金のことは、ほんとうだけれども、私の場合は 旦那さまの転勤ってことでの移住なのでそれはまた今度書きます。書くかどうかわからないけどね
主婦として、沖縄にきてからの最大であり最高の難関は・・・・・・
湿度です。
もっとも湿度なんて関係ないくらい365日高級ホテル並みの快適空調レベルを保っていられるお家にお住まいの方にはまったくもって関係ないハナシではございます。
ですが、庶民レベルの犬小屋お家にお住まいの方には、死活問題です。
我が家が沖縄に引っ越してきたのは 忘れもしない2014年4月。
埼玉じゃまだまだ少しばかり肌寒さの残る春先でしたが、沖縄では下ろしたてのスプリングコートが必要ないくらいの暖かさでした。
5月になってからは、さらに快適さが増し、「なんだ~~この過ごしやすいまるでここは地中海」
・・と思ったのも束の間、魔の梅雨がやってくるのであります。
みみっちい庶民の私たちは、エコエコエコーと称して窓全開、エアコンなんか環境破壊じゃ~敵じゃ~と言わんばかりに自然の恩恵を受けていたのです。
実際、気温がそこそこたかくても(27℃くらい?)雨が降って風が通り抜けるので 気にならなかったんです。
関東じゃあクーラーガンガンなんて真夏くらいだったし。
それに私たちには秘密兵器がありました。
事前に旦那さまの上司からこれ持っとくといいよと言われていたので、来沖してすぐ手に入れたアレ。
沖縄生活には欠かせない、一家に一台ならぬ一家に3台あっても邪魔にはならない除湿機様です!
この除湿機様に時々ご登壇していただいていたので、まぁうちは完ぺきだろう。沖縄なんてちょろいもんさ!って思っていました。
でもやつらは人間の気づかぬうちに、浸食し培養するウイルスのように(って菌だけど)確実に増えていったのでした。そう、カビ。
気づいたら、ふすまの中の旦那さまのスーツは全滅、私の洋服も全滅でした。
洗えるものは全て洗って、洗えないものはクリーニングに。大量なのでクリーニング代もバカにならない。
しかもカビは洋服だけじゃなく、子供の木製のおもちゃ、趣味で集めていたカゴ、さらにはプラスチックやチェストの表面までもはびこってました。ツルツルしたものもカビるんです。
泣く泣く捨てたものもたくさんあります
毎日毎日、目を皿のようにして全てのものをチェック。私が片付けてしまうので旦那さまは実際目で見てないので訴えてもなかなか分かってくれない。私の気にしすぎなんじゃないかと言われる始末。
ならばと、証拠品を見せたりしました。
6月中旬が梅雨明けでしたが、5月末から6月あたまの頃には ほぼノイローゼ気味でした。毎日帰宅する旦那さまとケンカ。
そして決定的なことが起きました。
私の体調不良です。もともと小児喘息があり、軽く再発。胸のあたりが苦しくなって、起き上がれないこともあり、泣きながら実家の母に相談。
一時は、子供を連れて別居まで考えるほど追いつめられていました。
うちは社宅なので、もちろん近所の人にも相談しました。でも、相談が甘かったのかな。きちんと受け取ってなかったのか分かりませんが こうなってしまったのでした
いよいよ耐えきれなくて、ギリギリ寸前、母も調べてくれ 私も再度いろんな人に相談。
さて皆の多くの回答は・・・
窓は開けるな、エアコン使え
でした。
そして、隣の奥さまからのアドバイスで湿度計をつけました。
時々窓開けての換気をいう人もいますが、うちは エアコンのみでばっちり快適でした。
エアコンのない部屋は今までどおり除湿機かけました。
んで湿度計は付けてよかった!!!
だって、つけてみて初めて知ったこの部屋の湿度。なんと90%越え!もはや水中での生活といってもいいんじゃないか。そりゃあカビも生えるわな。
この目に見える湿度のおかげでエアコンの必要なことが実感できる。けちんぼ節約家な旦那さまも、私の要望を叶えてくれ もう1台エアコン買ってくれました
環境破壊ならぬ家庭崩壊はこうして免れました
長くなりましたが、沖縄の湿度&カビへの対策ポイントは・・・
窓は開けない。
エアコンはフル稼働。できればタイマーで外出時も稼働させておく。
除湿機必須。
湿度計をつける。まずは自分の住まいの湿度を知る。カビの生える湿度は80%以上です。
↑これらは梅雨~湿度50%代になる10月頭までやる。
10月になれば(まさに今!)嘘みたいに カラッとして、暑くなく寒くなくホント過ごしやすくて快適な時期になります
窓全開でさわやか~~~な秋を堪能しています^^