課長以外全員女性。係長=私、総合職=女性二人、事務職=女性五人。というチームです
入社11年目で、今までで一番、自分が女性であるということを意識する環境です
そんなこんなで、「日本における女性の地位」とか「女性の活用」とか「夫婦別姓」とか、そういうコトをぐりぐり考えていました🌀
このあたりって、まあ面白いですよね。不思議なものです。
自分で当たり前と思ってるコトが、意外と他の人にとっては当たり前じゃなかったりします。
私は日本で生まれ育ったので、外国との比較研究はできないのですが、日本の歴史研究や文化研究として、ちょいと記事にさせていただきます。
内閣に女性大臣が多数登用されましたね。
そもそも「女性の活用」という言葉自体、ウケる。…と思っちゃいます。
「女性の登用」とか「女性の活躍支援」ならまだ納得できるのですが、「活用」されなくても「活躍」したるわと
「所謂」とか言う枕言葉ナシに「女性の活用」と言うオッサンは、結局女性のキャリアについて全く理解していないんだろうし理解できないんだろうなというコトが透けて見えます
男女雇用機会均等法について調べると、結構面白い歴史があります。
世の中の流れというのはおもしろいもので、不景気になると、既得権益を持っている「男性」は「女性の権利」を抑えようとします。
これは歴史的にもずーっと続いているものです。
日本は歴史的に男尊女卑と思われがちですが、昔々には、推古天皇や元明天皇のように、女性天皇もいましたし、生物学的には、戦のない平和な世の中においては、男女差が大きくは出ないはずなんです。
これが、富裕層の台頭により、奥様は専業主婦というスタイルがあたかも一般的であるかのような不思議な文化が広がったのです。
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・掃除機・車・専業主婦。みたいな、富の象徴が生活必需品みたいな感じになっていたんですね
昔の日本の農村では、お父さんは狩り・漁へ行き、お母さんとおじいちゃんは畑で働き、おばあちゃんは子育てをしていた。
昔の日本の町では、家族全員でお店を切り盛りしていた。
つまり、皆が一生懸命働くのが当然だったんです。
近年で言うと、第二次大戦中は女性も働いていました。
第二次大戦後に男性=兵が引き揚げた頃は、男性の職がなく、女性は家を守るもんだと言われました。
高度経済成長期には、人手不足からまた女性の地位が向上。
そして、バブル崩壊やリーマンショックの頃もまた地位が下がり、経済が少し良くなると地位が上がる、と…ぐるぐる回っているんです。
近年の女性の雇用状況と人口分布(少子化)との相関性と、経済状況を比較してみると、納得のいく統計が出るはずです。
男尊女卑の文化が成立したという背景には、意外と、思想ではなく「経済」によって、文化が創られているのではないでしょうか。
でもね…
現代の日本社会では、「価値観の多様化」が本当のテーマなんだと思います
自分自身がどのように生きたいか
つまり、社会や会社がどうあれ、個人・家族がどうしたいのか
どの価値観の多様性を社会がどのように保障するのか
基本的人権(自由権・平等権・社会権)はどこまでで、どのように社会と個人が尊重しあうのか
…というトコロのほうが、実は大事になっていて、価値観の多様性に社会や法律や政治が追いついていない事態が発生しているのでは
うーん、難しいコトを言ってしまいましたねー
この辺りにしときましょーか
そんなこんなで、「日本における女性の地位」とか「女性の活用」とか「夫婦別姓」とか、そういうコトをぐりぐり考えていました🌀
このあたりって、まあ面白いですよね。不思議なものです。
自分で当たり前と思ってるコトが、意外と他の人にとっては当たり前じゃなかったりします。
私は日本で生まれ育ったので、外国との比較研究はできないのですが、日本の歴史研究や文化研究として、ちょいと記事にさせていただきます。
内閣に女性大臣が多数登用されましたね。
最近、女性の活用が日本の成長戦略の鍵らしいです。
そもそも「女性の活用」という言葉自体、ウケる。…と思っちゃいます。
「女性の登用」とか「女性の活躍支援」ならまだ納得できるのですが、「活用」されなくても「活躍」したるわと
他に活用すべきものなんていくらでも窓際にゴロゴロ転がってるだろうに。
「所謂」とか言う枕言葉ナシに「女性の活用」と言うオッサンは、結局女性のキャリアについて全く理解していないんだろうし理解できないんだろうなというコトが透けて見えます
…なーんて、思ってたら、政府もテレビ局も、「女性の活躍推進」「登用」に言い換えてました
男女雇用機会均等法について調べると、結構面白い歴史があります。
世の中の流れというのはおもしろいもので、不景気になると、既得権益を持っている「男性」は「女性の権利」を抑えようとします。
これは歴史的にもずーっと続いているものです。
日本は歴史的に男尊女卑と思われがちですが、昔々には、推古天皇や元明天皇のように、女性天皇もいましたし、生物学的には、戦のない平和な世の中においては、男女差が大きくは出ないはずなんです。
これが、富裕層の台頭により、奥様は専業主婦というスタイルがあたかも一般的であるかのような不思議な文化が広がったのです。
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・掃除機・車・専業主婦。みたいな、富の象徴が生活必需品みたいな感じになっていたんですね
昔の日本の農村では、お父さんは狩り・漁へ行き、お母さんとおじいちゃんは畑で働き、おばあちゃんは子育てをしていた。
昔の日本の町では、家族全員でお店を切り盛りしていた。
つまり、皆が一生懸命働くのが当然だったんです。
近年で言うと、第二次大戦中は女性も働いていました。
第二次大戦後に男性=兵が引き揚げた頃は、男性の職がなく、女性は家を守るもんだと言われました。
高度経済成長期には、人手不足からまた女性の地位が向上。
そして、バブル崩壊やリーマンショックの頃もまた地位が下がり、経済が少し良くなると地位が上がる、と…ぐるぐる回っているんです。
近年の女性の雇用状況と人口分布(少子化)との相関性と、経済状況を比較してみると、納得のいく統計が出るはずです。
男尊女卑の文化が成立したという背景には、意外と、思想ではなく「経済」によって、文化が創られているのではないでしょうか。
私が入社した2004年当時も、「女性の活用」が流行り、リーマンショック後にすたれ、また「女性の活躍推進」が流行ってます。
日本経済が上向いた証拠ならいいんだけど
でもね…
現代の日本社会では、「価値観の多様化」が本当のテーマなんだと思います
自分自身がどのように生きたいか
つまり、社会や会社がどうあれ、個人・家族がどうしたいのか
どの価値観の多様性を社会がどのように保障するのか
基本的人権(自由権・平等権・社会権)はどこまでで、どのように社会と個人が尊重しあうのか
…というトコロのほうが、実は大事になっていて、価値観の多様性に社会や法律や政治が追いついていない事態が発生しているのでは
うーん、難しいコトを言ってしまいましたねー
この辺りにしときましょーか
興味がある方がいらっしゃったら、続けますので、コメントお願いしま~す