香澄です。
こちらの、前回記事の続き。
⇒本当の願いと、ニセモノの願望を見分ける。
セラピーを受けて、
子供の頃の私に、気持ちを聞きにいきました。
とは言っても、
今の自分が思い浮かべていることだから
きっと今の自分の心なんだろうね。
でも、子供の頃の私に聞く、
というイメージをしたことで
より、素直な気持ちが出てきた気がする。
――――――
そして、お腹も減ったことだし…
この気持ちを忘れないうちに
ケーキを買ってこようと思った。
「本当に食べたいひとつ」を。
そうすると、選んだのは
ほんとうにシンプルな
生クリームにイチゴの
ショートケーキだった。
どこにでもあるケーキ。
シンプルだからこそ
買ってまで食べること、ほとんどないよな。
だからこそ、ちょっと贅沢だった。
そして、
コーヒーに入れるミルクを買おうと
スーパーにも足を運んだら、
かの『キラキラシールブック』が
待ちかまえていてくれたのだ(笑)。
「子供の頃、これもおねだりし忘れてたわ！」
ってね。
買う前は袋に入ってて
気づかなかったけど
これに、シールだけじゃなく
塗り絵もついてたので、魔がさした(笑)。
その後は、こちらにつながっていくのよね。
⇒子供脳と大人脳の葛藤に慣れていく～「意味のないこと」を味わおう～
子供心は、教えてくれるよねえ～。
「納得のいく生き方」と
「心底満足する生き方」との
微差で、大差な違いを。
たかだか塗り絵くらいで
私の人生、「見た目」は何にも
変わりはしない。
でも、新たなエネルギーが
湧いてきているの。
次は何しよっかなって。
この満ち足りた感じを
他の何かでも味わえないかなって。
もちろん、このまま
塗り絵を続けてもいいしねって。
――――――
今の人生に
そこそこ納得していたら
こういうことはあえて
振り返りはしないかもしれない。
でも、なんとなく、
流されているように
違和感を感じるのであれば…。
その納得は、
あくなき欲望を刺激する
「大量のケーキ」バイキングのお誘い…
だったりする。
たくさん食べれるからいっか。
お腹いっぱいになるからいっか。
モトが取れるから、いっか。
それは、ダミー。
なんとなくの不満を埋める代替物に
過ぎないのかもしれない。
本当に食べたいケーキはどれなの？
本当にケーキが食べたいの？
本当はスイーツでもないの？
どれがいいの？
今回のショートケーキは美味しかったけど
私の本当の狙いは、ケーキやお菓子では
なかったみたい(笑)。
飢えてさえ、いなければ…。
私にとってはやっぱり、
創作や美しさが
その欲望を超えることがある。
そういうことに、
気づきましたとさ。
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