![ダイオウイカ魚拓全体像](https://stat.ameba.jp/user_images/39/bd/10088477460_s.jpg?caw=800)
Q: ダイオウイカはどこに棲息するの?
A: 深海800mから1500mの暗闇の海中
Q: ダイオウイカはどっちの方向に泳ぐの?
A: ダイオウイカには口の近辺に「ロート」と
呼ばれる水を勢いよく噴出する推進装置があります
ロートを前方向、後ろ方向、左右横方向自在に曲げ
ることができます
ダイオウイカはどの方向にも泳ぐことができます
Q: イカの数え方は、どうして『杯(はい)』なのでしょう?
A: イカの胴部が水などを入れる、器の形に似ていることから
「1杯」「2杯」と数えるようになったと言われています
イカの外套部を洗って乾燥させた「イカ徳利」に日本酒を
注いで飲んだことからそう言われたという説があります
ちなみに、
泳いでる海の中のイカは「1匹」、
干したするめは「1枚」で、
水揚げされたものを「「1杯」と数えます。
ちなみに、タコは『ひき』です。
Q: ダイオウイカのサイズは?
A: 蝕腕先端から胴の後ろのヒレ先端までの全長が
メスで13m、オスで10mほどの物もいるようですが、
私達がカラー魚拓にとったダイオウイカは6.3mでした
Q: ダイオウイカの蝕腕は何のためにあるの?
A: 獲物を捕まえたり、天敵マッコウクジラに
食べられそうになった時に蝕腕先端部の吸盤に
付いているのこぎり状の歯でマッコウクジラの目や顔
を攻撃します
なお、イカは海底を歩るいたりしないので「足」
とは呼ばず、「腕」と呼びます
![ダイオウイカの蝕腕](https://stat.ameba.jp/user_images/e9/77/10088477458_s.jpg?caw=800)
![マッコウクジラに付いた傷](https://stat.ameba.jp/user_images/bf/12/10088486776_s.jpg?caw=800)
![マッコウクジラの尻尾を魚拓](https://stat.ameba.jp/user_images/10/b9/10099047946_s.jpg?caw=800)
私の友人米国人魚拓アーテイスト Timが
ハワイにてマッコウクジラの尻尾を魚拓にとりました。
Q: ダイオウイカの目玉は動物界で最大?
A: はい、ドッジボール大になります
暗闇の海でえさの魚が微弱に発光するのを発見
しやすいためです
目は蝕腕先端部に焦点が合っています
![ダイオウイカの目にマッコウクジラが](https://stat.ameba.jp/user_images/17/99/10088477459_s.jpg?caw=800)
Q: ダイオウイカを食べるとおいしい?
A: 体内にアンモニアが満ちているのでまずい
Q: ダイオウイカの天敵は?
A: マッコウクジラです
マッコウクジラは30分間ほど海中を潜れるので
深海まで降りてダイオウイカを捕食します
![マッコウクジラがダイオウイカを捕食](https://stat.ameba.jp/user_images/8c/b4/10088489964_s.jpg?caw=800)
Q: ダイオウイカの体色は?
A: 全体的に赤紫色、腹部分が白色
![ダイオウイカの体色は赤紫色](https://stat.ameba.jp/user_images/e1/f6/10088490766_s.jpg?caw=800)
Q: ダイオウイカの標本はどこで見れる?
A: 各地の科学博物館、水族館などで見れます
下記は国立科学博物館での標本展示
![科学博物館展示のダイオウイカ](https://stat.ameba.jp/user_images/85/f4/10088490195_s.jpg?caw=800)
Q: ダイオウイカのカラー魚拓はどうやって作った?
A: 科学博物館が保存していた物をお借りしました。
ホルマリン溶液保存水槽から出して身体を最大
に伸ばして、流水でよく洗った後、薄い布を
ダイオウイカに被せ、布の上からタンポに付
けた油性カラーインク (インターナショナル
魚拓香房で開発した、色落ちしにくい世界最強
魚拓専用インク) 数色を薄い色の順でポンポ
ンとたたき、イメージを浮かび上がらせました
この手法を間接法魚拓と呼びます
目など詳細は筆で描きました
![ホルマリン水槽から出してダイオウイカを水で洗浄](https://stat.ameba.jp/user_images/f2/f4/10090109080_s.jpg?caw=800)
![ダイオウイカのカラー魚拓製作中](https://stat.ameba.jp/user_images/7b/f6/10088487566_s.jpg?caw=800)
![ダイオウイカをみんなで魚拓](https://stat.ameba.jp/user_images/0d/1d/10088488698_s.jpg?caw=800)
![ダイオウイカ細部修正](https://stat.ameba.jp/user_images/c7/20/10088488368_s.jpg?caw=800)
ダイオウイカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- 2008年7月28日 国立科学博物館新宿分室にて窪寺恒巳・動物第3研究室長監督の下、インターナショナル魚拓香房山本龍香会長および 会員が、ホルマリン保存されていたダイオウイカを水槽から出して間接法によるカラー魚拓を制作した。蝕腕、足も伸ばした構図で、ダイオウイカが元気に水中 を泳いでいる姿を色鮮やかに魚拓に完成する事に成功した。
実物大のダイオウイカが生前の体色で詳細に再現された貴重な魚拓である。この魚拓作品は2枚制作さ
れ、1枚は科学博物館に教育用資料として活用され るべく贈呈された。 ダイオウイカ制作状況はNHKテレ
ビ番組「熱中時間」で取材され、2008年10月9日夜 7:45---8:34 にNHK衛星第2放送にて18分間ドキュメン
タリー として紹介される。再放送予定:10月14日夜10:00---10:44 衛星ハイビジョン、10月20日昼
12:00---12:44 衛星ハイビジョン、 10月29日夜10:45---11:00総合1ch
Q: ダイオウイカのカラー魚拓はどこで見れる?
A: インターナショナル魚拓香房ギャラリーで展示、
私のホームページでも見れます
NHK「熱中時間」番組の取材を受けました
10月9日 7:45 PM~ 8:34 PM NHK衛星第2
「熱中時間」にて、18分ドキュメンタリーとして
放送されます
![NHK「熱中時間」番組が取材](https://stat.ameba.jp/user_images/e1/5d/10088489395_s.jpg?caw=800)
![ダイオウイカに驚く子供たち](https://stat.ameba.jp/user_images/8a/03/10088491534_s.jpg?caw=800)
![NHK「熱中時間」取材撮影順調に進行中](https://stat.ameba.jp/user_images/c9/b4/10090102625_s.jpg?caw=800)
おまけ
ドライブで立ち寄ったサービスエリアの売店で
巨大なのしいかを発見
ダイオウイカの魚拓をとって以来
ついついイカに目がいってしまう私です
![巨大のしいか](https://stat.ameba.jp/user_images/a4/a3/10090458917_s.jpg?caw=800)