いや~、大事な話を聞いてきました。
今日は、アミカスで、
家族で話せますか?
「いのちってどうして大切なの?」
~切り離せない「性」と「生」~
5人のお子さんを産み出すと共に、
優しい自然なお産やいのちの美しさを伝える
「バースコーディネーター」
大葉ナナコさん。
とってもお綺麗で、イキイキした、お話の上手な方。
父も母も子どもにいのちの話をとおっしゃっています。
5歳までに80%の子が、
「赤ちゃんってどうやって生まれるの?」と聞くそうです。
その時に
「よく聞いてくれたね~」
と優しくロマンティックに話すことが大事なんですって。
決して、「鼻からスイカが出るほど痛かった」とか、
「それはそれは大変だった」とか、
産むことをネガティブには言わないでくださいね~って。
私も産みたい!と思える話を増やしてくださいって。
そこから、いのちや性へのイメージが付いていくのだそうでうす。
例えフィクションでも、
「産まれてきた自分は愛されて祝福されていた」
という自己肯定感を育むことが、
それからの人生・性に対する気持ちに繋がるそうです。
一つ、二つ・・・九つという
「つ」が付くまでは膝の上で、
10歳からは「半分大人」
自分を大事に、自分で守れるようにしつけることが大事なのだそうです。
現在は30年前に比べて、600倍もの、
性を商品にした情報が氾濫しているそうです。
携帯・PC・テレビ・雑誌・・・
大人が気付かないうちに、子どもは情報を手にしていると。
その情報を正しく受け止められるように
ゲートコントロールすることが親の役目。
まずは携帯を管理することが、性への歪みを防ぐのだそうです。
外国では規制されている児童ポルノ。
そこに写っているのは、ほとんど日本の女の子だそうです。
そんな被害に遭う子を少しでも守りたい思いで
お仕事をされているそうです。
バッシングにも負けず。
私もそう思う!!!
自分だってそんな被害に遭いたくないし、
ましてや自分の子供だって!!!!
これは大変
援助交際をして補導された中高生に「怖かったでしょ」と
聞いたら「優しくしてくれるから大丈夫」と言うそうです。
この子達は、家族の触れ合いがなく、
タッチハンガーになっていると。
そして、優しくしてくれる、優しい言葉をかけてくれるから
愛されていると錯覚してしまうそうです。
驚くことに、現在では、
「寿退学」という言葉があるんですって!!
10代の出産は、1年間に2万件だそうです。
これは、子どもが悪いのではなくて、
大人の暖め不足、愛情不足なんです。
今、若い子に性感染症は深刻なんだそうです。
放置しておくと不妊にも繋がると。
子宮頸がん予防でワクチンをと言う前に、
性の健康教育をまずするべきではないかと。
自分を大事にする、自尊感情を高めるプログラムが必要です。
今は、モテ至上主義で、自己肯定感の持てない身体感が
世の中に蔓延していて。
自尊感情ができなければ、自己受容はできないのだそうです。
「愛されると愛せるようになる」
誰もが、
「人から認められたい、愛されたい」という慈愛願望心があって、
その次に、
「自分で自分を信頼したい、愛したい」という自己信頼心、
「人を大切にしたい」という慈愛心になるそうです。
産まれてきたことが嬉しくなると未来が楽しくなる、
心と体と暮らしが成立したパートナーと、
家族が欲しいと思ったときに家族を産み出す力を付けて欲しいという、
素晴らしいお話でした。
いのちは性でつながっている。
これは、どんな人でも変わらない事実。
性をタブー視するけれど、「心」が「生きる」と書いて、『性』
性は自分らしさを大事にすること。
子供達に左脳で覚えさせる保健だけではなく、
右脳に「スゴイね~、素晴らしいね~」と訴える、
性教育をとのことでした。
そして、子どもは母だけでは育てられない。
専門家のケア、家族のサポートがあって初めて
無償の愛を注いでいけるのだそうです。
男性にはお母さん一人で頑張らないで、オーダーしましょう!
いや~、早速子供達に話そうと思いました。
(続く。。。)