阪神大章典でディープインパクトが楽勝した。上がり3ハロンが36秒8ということだが、当日の直線での強い向かい風と渋った馬場を考慮すれば、通常の上がり時計からプラス3秒といったところが妥当だと考えれば当然の結果なのかもしれない。
元々重心の低い走法のディープインパクトにしてみれば他馬に比べて向かい風は有利なのだから楽勝するのはわかりきっていたこと。
武豊が『飛ぶ』という表現をディープインパクトに使ったことと重心が低いということは相反する表現のようだが、重心が低いからこそ『飛べる』のだと考えている。
しかし阪神大章典のディープインパクトはちっとも楽しそうではなかった。
若駒ステークスや皐月賞のときなどは、気分良く楽しそうに走っているように見えたのに。
負けないためのつまらないレースはシンボリルドルフだけで充分、武豊には勝つことはもちろんだが、さらに楽しく駆けて勝利するディープインパクトを魅せてほしい。
今の彼の力量なら充分可能なはず。
すべての馬たちに『競馬』をさせたうえで、それらすべての馬たちを差しきるのがディープインパクトの大きな魅力なのだから。
余談
皐月賞でのフサイチジャンクとアドマイヤムーン、デビューからずっと騎乗しているフサイチジャンクを豊が選ぶのが妥当な見方なのかもしれないが、空想の世界で両馬に武豊が騎乗して中山の2000m芝でレースをしたならエンドスィープ産駒であるアドマイヤムーンが勝つと信じている。
皐月賞、豊には是非アドマイヤムーンに乗ってほしい。
余談2
WBCの王JAPAN優勝はとても嬉しかった。世界の王さんに本当に『世界』という冠がついたのだから。
ただ、ちょっとへそ曲がりcologneには、それまで関心がなかったような人たちまでが突然大騒ぎする日本人には「?」
そして参加した選手の発言の中に「感動をアタエタイ」や「王監督を優勝させてアゲタカッタ」という発言があったこと。
発言した選手たちの真意はcologneが感じる違和感とは全く異なるものだと思ってはいるのだが、あんなふうな発言をされると「アタエテクレナクテイイ、ジブンデカンジルモノダカラ」と一言返したくなる。
余談3
ブログは自分に正直に書くもの、少なくともcologneはそう思っていることに気が付いた。
だから書きたいときに書きたいことを書く。
余談4
毎日増え続けるあの訳のわからないコメントって「?」