10月10日 現地イベント「綿つみと相楽木綿・機織体験」 | 京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記

10月10日 現地イベント「綿つみと相楽木綿・機織体験」

今回のツアーは、けいはんな記念公園で相楽木綿の機織りと綿つみ体験です。
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けいはんな記念公園の中にある水景園の地下に「相楽木綿伝承館」があります。
伝承館の、館長でもある、福岡さんから、レクチャーを受けます。
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相楽木綿は、明治初期から昭和10年代にかけて、京都府南部の相楽村(現木津川市相楽)を中心に生産されていたもので糸に「かすり」があり、それをうまく組み合わせて織られているものです。藍と色糸のデザインがとても素敵な布地でもあります。
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相楽木綿で織られた、小物。
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今回は午前中に相楽木綿のお話と実際の体験、午後からは綿つみの体験というメニュー。
実際に機織りの体験をさせていただきました。
体験できたのは、「大和機」「チョンコ機」「タカ機」の3種類の織り機と糸紡ぎです。

大和機 
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チョンコ機
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タカ機

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この中で大和機が織り機としての原型であり、チョンコ機はその改良型で「杼」を自動で送ることができ、扱いやすくなっていて、タカ機も同様に初心者でも簡単に操作することができます。大和機が3機の中で一番難しく、大和機で織ることができればチョンコ機もタカ機も扱いやすい織り機でした。


糸紡ぎは、綿から細く糸を出していくのが難しく、今回初めて体験したのですが出てくる綿が多くなり糸が太くなってしまいました。私は機織りよりも糸紡ぎの方が難しく感じました。糸車を回す速度と綿を引く早さを合わせることがポイントだそうです。
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スタッフの方に見本を見せてもらうのですが、なかなか難しい・・・!
参加者の方も昼食が早く終わると糸車に向かっておられました。
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午後からは綿つみです!まずは、和綿に関してのレクチャー。
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前々日は天候が悪く、雨も降ったので綿もあまり白く吹いていませんでした。綿は日光が当たらないと白く吹かないそうで、天候によって採れる量がこんなにも変わるとは驚きでした。
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今回のツアーでは普段できないことが体験出来たということで、
参加者の方も喜ばれていて、皆さん熱心にスタッフの方に質問をされていました。

地域で頑張っておられる方と参加者の方がこのように交流されるのもこのツアーの魅力だと思いました。
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