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いや、宇宙の話はしませんが、ベベチオが新アルバム出したんだか出すんだかで、インストアライブあるらしいから、タワレコで引換券付きを買わないとな、と思ったけど、WAVEで試聴してみたらどうやら判断は来週下した方が良さそうだという話です。
だって私が持ってる曲と全然違うんだもの。綺麗になったというか洗練されたというか、キャッチーでポップになっているんだもの。一概に悪くなったとも言えないのだけどもさ。
ところで、急にベベチオベベチオ言い出したのはなぜかというと、人も見たこともないけどなぜか前から知っていて、聞いてみたいと思いつつ何ヶ月も放置ミンした末、最近iTMSで見つけたので買って聞いたからなのです。
一見(聴)アコースティックというか、センチメンタル音楽(!)なんだけど、そういう雰囲気云々よりも、全体的にすごく計算されてる感じがするのよね。だからセンチメンタルではあるんだけど、ストイックというか、決して感傷に浸ってしんみり聴く感じではないわけ。いや、世界に浸れはするんだけどさ。
そういう所は、ママレイドラグと似た印象を受ける。似た印象っていうのは、音楽が似てるわけじゃなくて、なんていうか、何回歌っても同じ音を出してくれる感じが安心できる。上手い下手とも違い、要するに音の間を同じ速さで動く感じというか、発音も音もテンポも、ホロホロとやっているようで、全部決まっているような。伝わるかな。すごく私の中での感覚的なものだけど。
完璧っていう意味ではなく、あるべき音が決まっている感じ。楽譜にない音も全部決まっている感じ。
ちゃんと自分の好きなバンドの中から逆の例を挙げると、cool drive makersとか。同じ所には帰ってこないし、フラリフラリしてる。不安定とか適当ってわけではなく。好きだし。
ベベチオは、発音も好き。「流行り」の“や”が“よ”寄りにしてたり、裏と切り替えてるせいで意図的じゃないのかもしれないけど…。
あとは、言葉のはめ方。2文字の単語で2文字目が母音だったりすると音符1個に当てたりするじゃない?そういう時に、結構溜めたりするのが好き。例えば、「どうしても」っていう歌詞を
「どう・し・て・も」ではなく、
「ど・ぉし・て・も」みたく。
本当に感覚的なものだよ…?
感覚的なものといえば、前から音も感覚的にグラフっぽくイメージする事が多くて、もちろん音楽聞いてプロツールズ?みたいな図が出てくるわけじゃないけど、1つメロディーがあったら、ピアノの鍵盤を立てたような軸のうえを音が上下するような感覚というか、鍵盤の幅がそのまま音の幅で、鍵盤の幅の真ん中が(数字的に)ピッタリな音、みたいな。
y軸が音の高低で、x軸が抑揚で、自分はその面に対して垂直に経っているわけです。(あくまでも二次元)
…みたいな。
……みたいな!
y=3よりy=3.2の方が良い時もあるでしょう?その値に行ってくれるのが心地良い。

…長くなったのでこの辺で、さよなら、さよなら、さよなら。