みなさん明けましておめでとうございます。
お久しぶりですねえ!
元気にしてますか?

こちらはなんとかかんとか元気でやっていましたよ。
今後はどうなるか、分かりませんがね……。

なんだかんだで度々このブログをお借りしております。
好きにしていいそうなので、何かのときには使わせていただくことにしますよ。
で、今回はなにかといいますと──

実はわたくし昨年より、新バンドを始めておりまして……
ええ、ええ、忙しくてコークヘッドを辞めたわけですからね、ボク。
なにやってんだ、と。

いやいや、まあマイペースでやっていければいいかなって感じで始めたんですが、
なんかこうタイミングもありまして、早速ファーストアルバムが発売? みたいな?
「SODA!」というファンクでパンクなバンドです。
ダウンロードのみの販売になりますが、良かったら聴いてください。

ファーストアルバム!「抱きしめたい!」
iTunesとAmazonにてダウンロード開始!
全18曲¥750-
よろしくお願いします!



↓こちらどうぞ! リンクがうまくいかないようだから、コピペでね。
【iTunes】
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【Amazon】
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さらにはTシャツなんかも。しかし数はわずからしいので欲しい人はお早めに!!
【believemusicstore】
http://believemusicstore.com/?pid=68221394



そして、ボクが大好きな「bloodthirsty butchers」のトリビュートにも参加出来ることに!
これは本当に嬉しい! 
こちらは1月29日に二枚同時発売予定とのこと。かなり良い感じに録音されておりまっせ!ちなみに「SODA!/ファウスト」ではサノさんがゲストギターで参加しております。
※SODA!の広場!という曲でもサノさんがギターで参加。


A_01「Yes, We Love butchers ~Tribute to bloodthirsty butchers~ Abandoned Puppy」
ACIDMAN/襟がゆれてる。
the band apart/2月
BRAHMAN/散文とブルース
COCOBAT/ROOM
八田ケンヂ/9 月
HUSKING BEE/ocean
KING BROTHERS/JACK NICOLSON
ロマンポルシェ。/ラリホー
The SALOVERS/サラバ世界君主
SLANG/アンニュイ
SODA!/ファウスト
THE STARBEMS/ギタリストを殺さないで



SODA!のメンバーはほぼSAFARI。知っている人は知っている。知らない人はグーグルへ!

そんなに活発には動けないけど、ライブもしていく予定です!
目標はフェスに出演!(デカければどこでもいいや)


ってことで 
さ、仕事仕事。
みなさんお久しぶりです~。
ムラヤマですよ~。
すっかり忘れているとは思いますが、僕みたいな人間も存在しているんですよ~。
最近やっとスマホにしましたよ~。
時代ですよ~。
iphone5sのゴールドですよ~。
一時ネットでは20万ほどにまで高値をつけたあの、ゴールドですよ~。
でも選びに選んだケースが、早速ダサいと言われてますよ~。(無地の群青色)

そんなわたくしですが、先日の11月30日(もう一週間が経ちますね、てへへ)
現ドラマーヒロシくんの大人の事情により
久しぶりにCOKEHEAD HIPSTERSのライブにてドラムを叩かせて頂きました。
と、いうのもあり、ブログ書いちゃおうかなって。
サノ氏に確認したら「好きにしていいよ」って投げやりに言われたから
「ああ、そうですか」ってなもんですよ。

ということで、
新代田のFEVERにて、ルードボーンズの20周年記念イベントだったのですが、
僕が叩くと決まった時点ですでにソールドアウト(定員500くらい?)だったのもあり、
友人知人誰一人誘うことも出来なかったので、特に告知等も致しませんでした。
相すみませんです。

対バンのメンツも素晴らしく、
お客さんにとってみたらいいイベントなのでしょうが、
なんせ僕は「自分」ですよ。もう自分に必死。

久々のライブで大丈夫なのか? ってこと。
気がつけば半年以上のブランクもあり……。

ドラムの心配?
いや、MCの心配。

もともとは、極度のあがり性の僕。
そのリハビリになれば、となかば見切り発車で始めたMC──。

演奏中、曲より何をしゃべるかで頭がいっぱいになってミスったり、
しゃべりながら、スピーカーから響く自分の声を急に意識してしまって声が震えてしまったり、
びっくりするほど、お客さんの反応がなくて血の気が引いたり、
調子に乗って余計なことをしゃべって、あとで怒られたり批判されたり──。

いろんなことがあったけど、ライブでは定番となりつつあった僕のMC。
しかし、リスクばかりで、特にメリットはなかった僕のMC。

それでも、そんな僕のMCを楽しみにしてくれる人たちはいた。
びっくりするほどドラムのことはそっちのけで、
皆ブログやMCの感想のみを言ってくれたものだった。

「MC、楽しみにしてますよ」
いつしか、ライブ前によく言われるようになったこのセリフ。
実はこのセリフがプレッシャーだった。

期待されても、何をしゃべるかは決めていないため、応えられるかどうかは水もの。
つまらなければ、その批判は僕に集中し、ウケたらウケたでボーナスが出るでもなく、
「はやくやれ!」なんてヤジられる始末。(メンバーからも)
いくらドラムの演奏が良くても、「MCつまらなかったね」の一言でその夜の酒には塩気がまじる。

MCなんてやらなければ……。
何度そう思ったことだろう。

そして、久々の先日のライブ。
会場で交わす懐かしい面々のお客さんたちとの会話。そして挨拶代わりのあのセリフ。

「MC、楽しみにしてますよ」

ドラムのことがそっちのけなのは、この際もういい。
しかし、その日のライブは、僕にとってやりやすい状況とは言いがたい。
かなり広い楽屋でも、居場所に困るくらいアウェーだったのだ。
ルードのメンバーや、出演するトロゴリのシムくんなどと言葉を交わし、安心感はあった。
しかし、楽屋で騒いで、そのノリでライブへ──という大好物のパターン、
そんなことはとても出来そうに無かった。

「MC、楽しみにしてますよ」

本番前のステージ脇、僕の頭の中でループするその言葉。

しゃべってやる、しゃべってやる、しゃべって……。
僕は、もうドラムのことなど考えてはいなかった。
選曲は僕に任せられていたため、ややこしい曲は一切排除していた。
ノリに任せておけばドラムの方はクリアー出来るのだ。
大事なのは「MC」だ……!
胸に去来するのは、気持ちよくMCが出来たときの、あの、KA・I・CAN。

しかし、僕はステージ脇で一抹の不安をも覚える。
この日のライブには、コークヘッドのお客さんがほとんどいない、ということだ。
僕のおしゃべりは、ただの「お寒い瞬間」になる危険性が大いにある。
コークヘッド企画の時の、あのぬるま湯とでもいうべき、心地の良い空気は皆無だと思っておいた方がいいだろう。
久しぶりのドラム、というお荷物を抱え、僕は無事にMCを務めることが出来るのだろうか。
刹那、僕は自分の罪深さに怯え、押しつぶされそうになる。

「いや違う……違う……」
閉ざされつつあった僕の胸の内から、声とは言えぬようなささやきが漏れてきた。それは、山間の苔むす大岩の陰で、わずかに水が湧き出すようにか細いものであったが、絶え間なく響く、僕の意志でもあった。
今日久々に会ったお客さんたち。僕がステージに立つことを楽しみだと言ってくれた、彼らがいる。僕は孤独ではないのだ。不安に思うことはない、胸の内の声はそう言っていたのだ。

「楽しみにしている」

昔は、プレッシャーでしかなかったこの言葉が、気づかぬうちに今では僕のモチベーションとなっていた。
自分の友人たちを誰も誘うことが出来なかったからといって、僕は孤独(ひとり)ではなかったのだ。

久々のライブにも関わらず、小松氏の発熱によりボーカルのリハが無かったり、ライブ前のSE(曲)でコンリートジャングルのイントロが延々流れてしまう、等の小さなトラブルはあったが、メンバーたちに背中を押され、ステージに向かう僕にはもう不安感はなかった。
この日だけの、僕にとってもスペシャルなライブをしっかりと味わうんだ、そう思ってドラムに向かう僕の足は、これまでよりも少しだけ力強くステージを踏みしめていった。

〈終わり〉

$BLOGHEAD HIPSTERS
そんな気分でお久しぶりです。
ex.COKEHEAD HIPSTERSのムラヤマです。
略した上におまけで「s」をつけて改めて

どうも「Sex ムラヤマ」です。

「Sex ムラ」にしようかと思ったけど、そうなると「Sex村」みたいになっちゃうからね。
ま、それはそれで良い響きだよね。
その村はさ、SEXに関して寛容だから、セクシーランジェリーなんかも売ってるんだけど、米なんかと交換出来るってわけ。
便利でしょ?
でもさ、Tバックなんか生地少ないくせに、
レースとかで凝っちゃってるから、米が多めに必要ってわけ。
中でもなにが一番値が張るか(米が必要か)って、それはやっぱり使用済みの──。



ウミネコが一声あげて堤防から飛び立っていく。
それが合図だったかのように、一陣の風が駆け抜け、汗ばんだ胸にYシャツが押しつけられた。

国道沿いの堤防のコンクリートは、真上から降り注ぐ太陽の光を受けて白茶けて見えた。
僕は、買い物に行きがてら少し遠回りをして堤防の上を歩いていた。
僕の許容範囲を明らかに超えた仕事を徹夜の後に終え、頭を切り換えたかったのと、それでも何とか形に出来た充足感を少しだけ噛みしめたかったのだ。
眼下のテトラポッドを打つ、やわらかい規則的な波の音を聞いていると、無心になれた。いや、無心になったつもりで、気がつくといつも空想の世界で僕はささやかな無敵感を味わっていた。
対向車の急な右折により、オレのオートバイが転倒したにも関わらず、自分の過失を認めずシラを切ったドライバーのあの女。オレは容赦はしない。まずオレのかかとで思い切りあの女のつま先を踏んづけてやる。その痛みでかがんだ所を思い切り蹴り上げる。そしたらまたつま先を踏んづけてやる。女は痛みでまたかがむ。そこをまた蹴り上げて……。25回は繰り返してやる。活きのいいエビみたいに踊らせてやる。あの女の親父も酷いやつだった。「うちの娘に因縁をつけるな」そう言い放ちやがった。住所は分かっているから、夜中にこっそり家に行って、庭の植木全部に除草剤を撒いてやる。家の壁に赤いペンキで「ヤリマン ビョーキもち」と書いてやるのでもいい。オレが着ていく服は黒いパーカーとブラックジーンズだ。その格好なら深夜の闇に紛れることも出来るだろう。誰にもオレを見つけることは出来ない。闇はオレを包み込み、世界との境界を消し去ってくれる。オレは誰に気づかれることもなく、漆黒の帝王となるのだ──。

そんな世界に浸っているときだった。
ウミネコが一声あげて堤防から飛び立ち、一陣の風が駆け抜け、僕の汗ばんだ胸にYシャツが押しつけられた。
その時に僕は初めて気がついた。堤防の少し先で、夏用のセーラー服がまぶしく光る女子高生が水平線の向こう側を探すように、遠い目をして立っていた。
あたりには、彼女のほかに人影は見当たらない。
彼女は僕に気がつくと、目線を落としこちらへ歩いてきた。目が合うこともなさそうだったので、僕は見るともなしに近づいてくる彼女に目をやった。
夏の光をたたえ輝く長い黒髪とは対照的に、太陽を透かしてしまうかのような白い肌。大人になることを否定しきったあげく、どこか諦めすら感じさせるような冷めた眼。溢れる若さを惜しげもなくばらまくように歩いてくる彼女は、黒髪を風にたなびかせ、短めのスカートが太ももに張り付いても気にしないようだった。
避けることを意識せずとも、なんなくすれ違うことは出来るくらいの道幅に、僕は少し緊張した。彼女の存在をしっかりと感じようとしたからかもしれない。
彼女はすれ違いざま、まるで「あなたが来たから移動するわけじゃない」とでもいうように、鼻をすんっと鳴らした。ぼくは逆に音がしないように、大きく鼻から息を吸い込んだ。
潮風の中に、わずかに懐かしい甘い香りがしたような気がした。僕はそれだけで、堤防まで遠回りした甲斐があったと、ひとりにやけてしまった。おやじがひとりにやけてみたところで、どうせ誰に見られるでもないのだから気にはしない。
何気なく歩いていると、彼女が立っていたあたりに何かが落ちていることに気がついた。振り返ると彼女は堤防を降りて国道沿いを歩いて行ったのか、姿は見えなくなっていた。
近づきながら確認すると、それは小さく折りたたまれた布のようだった。彼女の汗が染みこんだハンカチか? ならば、汗よ乾いてくれるな。太陽よ、この瞬間だけでもその光を弱めたまえ。僕は残りの数歩を駆け足に近い速度で歩き、畳まれたピンク色の布の形を崩さないようにそっと拾い上げた。ぬくもりを感じるのは、太陽のせいか、彼女のぬくもりのせいか……。
畳まれた布を開いてみると、それは三角形をした薄い綿で、小さなリボンがアクセントであしらわれていた。
「パ?……パン……テ? まさか?」
なぜ? いや、理由などはどうでもいい。目の前に触感と共に確実に存在する、薄いピンク色の三角形にカットされた布。これは紛れもなく妄想の類いではなく、現実なのだ。状況的にいっても先ほどの彼女のものに間違いはないだろう。ある経路を通って彼女に密着し、何らかの事情から彼女の身を離れた物体。
わずかに感じる、水分の重みらしきものがその理由かもしれない……。
あまりの思い掛けない僥倖に、僕は半ば、きつねにでもつままれた気持ちになってしまった。一刻も早く肝心要のデルタゾーン、その名も「クロッチ」を確認するべきだろう。
しかし、僕の意識が手元の三角形の布に収斂していたせいか、テトラポッドを打つ波の音が気配を消していたのか。いつの間にか後ろに立つ先ほどの彼女の視線に気づき、僕は固まってしまった。
断続的に吹く海風によって、三角形の布が僕の手の中でふるふると揺れていた。
「○×▲」
彼女が目をそらしながら何かを言った。
僕はまず言い訳をしようにも、この状況で何を言っても説得力はないだろう、でも僕は無罪なんだ、などと余計なことばかりが頭の中で反芻していた。
「いや、これ? 落ちてたんだ? ここに? きみの?」
それでも僕は何か言わなきゃとあわてるあまり、説明も質問もごちゃ混ぜになってしまいながら握っていた三角形の布を彼女に差し出した。
彼女はかなり微妙にだが、うなずいたようだった。
「……メ」
「え? メ?」
彼女は手を出しながら、今度は僕を見つめながらはっきり言った。
「米」
「あ、米?」
「交換……」
そう言って、彼女は鼻をすんっと鳴らした。
僕は自分のベルトに巻き付けてある米の入った布袋に目をやった。
この米は、これから妻のためのガーターベルトと交換するために多めに用意したものだった。
しかし、僕はそれが当たり前であるかのように、ベルトに巻き付けた米の入った布袋を彼女に渡した。
彼女はスカートがまくれないように、左手で裾を押さえながら僕の布袋を受け取ると、
「そっちも」
と、もう一方の腰にある小さめの布袋も指さした。
それは、僕がクソ忙しい仕事の合間にネットサーフィンで発見した「TENGA」の新シリーズと交換するために用意した米が入った布袋だった。
それでも僕は迷わず彼女に差し出した。
彼女はもうひとつの布袋も受け取ると、
「期間限定なんだから」
と少し照れた様子で言いながら初めて微笑み、それからすっときびすを返し、堤防の上を引き返していった。
本来目的のものと引き替えることが出来なくなった僕には、それでも後悔はなかった。
僕は太陽の光を燦々と照り返す海をまぶしく眺めながら独りごちた。
「やっぱり、使用済みパンティーは高いんだなあ」



ということで、一番値が張るのは「使用済みパンティー」でした。



なんて、そんなことを言うために久しぶりにブログを更新したわけではありません。
今回は、みなさんにきちんとした挨拶とわずかの告知をさせていただこうと思います。
COKEHEAD HIPSTERSのみなさん。ちょっとこの場をお借りしますよ。

だいぶ更新されなかったこのブログ。
やはりバンドを抜けた手前、この場を借りるのは忍びないという気持ちがあったわけで。
仮に僕がここで失言したとしても、僕は自分でケツを拭けません。
この後におよんでバンドに迷惑を掛けてしまうのは本望では無いのです。

なので、やはりこのブログは今回をもって最後にしたいと思います。
今更で申し訳ないとは思いますが、今までブログを愛読していただき本当にありがとうございました。
「ブログを読んでいる」と声を掛けてもらったこと、忘れていません。このブログを書くことで、新しい友人たちと出会えたような気がします。
ずっと書かなかった間も、このブログをのぞいてくれていた人たちにも感謝です。
僕の被害妄想だったかもしれませんが、誰からも認められず、相手にされず、なかなか自分の存在意義を見いだせなかったこれまでが、このブログによって変わることが出来ました。
みなさんからのコメント、何十回も読み直していました。それによって僕は、このバンドにいていいのだと思うことが出来たからです。
このブログを一番楽しんだのは、きっと僕自身だったと思います。
こういった場を与えてくれたメンバーにも感謝しています。
ま、メンバーに対する感謝はまた酔っ払ったときにでも、本人たちにぶつけます。

最後にちょっとした告知を。
ささやかではありますが、僕は友人たちとバンドを組みました。
「SODA!!」というバンドです。
まだまだ形にはなっていませんが、年に数回はライブをやるでしょう。
(実はすでに一回やっている)
年内にはレコーディングをしちゃおう、なんて話もあります。
ゆっくりとしたペースでやるつもりなので、そんなに観る機会はないと思いますが、その際は宜しくです。いつか、そっちの方でまたブログを書くこともあるかもしれません。

それよりもまたCOKEHEAD HIPSTERSのライブでお会いしましょう。

それでは、皆さんさようなら。