2016-2017ニューモデル試乗記その2 HEAD i.SUPERSHAPE MAGNUM | 珈琲マニアのひとりごと

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さて、ニューモデル試乗記その2は i.SUPERSHAPE MAGNUM 170cm。
131-72-110(top-center-tail(mm))radius13.1m 定価125000円(税別)


このモデルは、現在のワタクシの「エース」のニューモデル。
フルモデルチェンジということで楽しみにしていたのです。

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まず手に持った感触。
やはりワタクシの2015年モデルと比較して軽くなっているようです。

リフトを降りて滑り出し部分で横滑り。
やはりスピードよりもこちらのほうが横滑りのコントロールは容易。
横滑りがしやすいということはコブ斜面での扱いやすさも期待できるはず。
(2015モデルはコブでも扱い易いですよ。)

クラスト気味の急斜面も難なく滑り降りることができます。
そして、「フツーの斜面」(とはいえこの日はアイスバーンの上にザラメ雪なので綺麗なゲレンデではありません)をショートターンしてみると、スキーのトップがスルスルと廻るので非常にコントロールが簡単。
ザラメの雪にスキーが潜ってしまわずに表面をスルスル滑っているような感触。

コレはいまのマグナムと似てはいますが、板の軽さのせいか、フレックスの加減なのか、新しいサイドカーブ(プロポーション)によるモノなのか、扱いやすさがワンランク、いやツーランクぐらいあがったように感じます。

この扱い易さは特筆モノ。
おそらく2級レベルから充分扱えるのではないでしょうか。
また、小回りが苦手なスキーヤーにもお勧めできます。

このスキー、ショートターンをするのに難しさはまったくありません(むしろ簡単)が、スキーが勝手にクルクル回ってターンするわけではなくあくまでスキーヤーの操作に応じてターンをするのできちんとしたスキー技術を習得する助けにもなるのではないでしょうか。

エキスパートに皆様はあまりの扱い易さに少々物足りなさを感じるかもしれませんが、スキーの性能的には必要充分なはず。

次に大回りをしてみると、さすが「スピード」のエッジグリップ感には見劣りするものの少々のスピードでバタついたり不安定感を味わうことはありませんでした。

ということで、やはりマグナムは、扱い易い、優しいスキーですが持っているポテンシャルは高いのでエキスパートスキーヤーにもお勧め。