桃栗3年,柿8年,待ちに待って50年・・・(大滝ダム)
最初に言っておきます。
今回のダムは,
先日行われた試験湛水にともなう試験放流実施までに,数々の問題があったダムであります。
当ブログは,
主にダムの構造等に興味があり更新を重ねていっているブログであるので,
ダムについて賛成だの反対だのと言う論者を歓迎いたしかねるブログであるということをご理解いただきたいと思います。
2012年3月末日・・・
奈良県にある『大滝ダム』が,試験湛水による試験放流をおこなうとのことでお出かけしてきました
大滝ダムは,
2002年に提体が完成していたものの,地すべりが発生したために,今回の試験放流実施まで水位を上げられない状況が長い間続いていました。
(ダム湖の水位が低いときの大滝ダム。)
大滝ダムといえば先の地すべりもそうですが,
熊本県の下筌ダムと並ぶ建設反対運動が展開されたことで有名なダムであり,
まかりなりにも行政の一端をつかさどる者として,この大滝ダムについては興味があり,試験放流を楽しみにしていたのです。
が・・・
よりによって試験放流の日が年度末と重なってしまい,
試験放流日の初日には行けず,
天気が崩れるとの予報がなされていた試験放流日2日目での来訪となりました。
大滝ダムへ到着すると,
どんより雲が広がるものの雨は降っていない・・・
ちゅうか,
見慣れていた空っぽのダム湖がミッチミチになっている
普段ダムを見ていますが,
水が貯まるというとはこうを言うのか・・・( ̄_ ̄ i)
と
違和感を隠し切れないくらいのインパクトがあります。
三重県の蓮ダム以外ではココ大滝ダムくらいでしかない(と思うw)
副放流設備
(計画水位維持放流設備。通称カスケード)
も,
この日はサービス精神旺盛に放流してくれています
ぶっちゃけ,
ここからの放流が個人的にはクレストゲートからの放流並みに見たかったんです。
( ̄▽+ ̄*)ニヤニヤ
さてさて,
ついにクレストゲートからの放流予定時刻も近づいてきたので,
下流側からの大滝ダムがよく見れる場所まで移動してきました。
が・・・
天気が崩れて激しく雨降ってきました
(写真じゃ写らないんですが,傘なしで歩けないレベル)
そして,
放流しうるやんけ~
ゴルァ(# ゚Д゚)
本当にアレはKAMIKAZEだったんじゃないかと・・・
今でも思うくらいのベストタイミングでした(´・ω・`)
過ぎたことを悔やんでもしょうがないので,
試験放流日限定で公開している直下までやってきましたが,
降りしきる雨は止まるところを知らないよう・・・
まともに写真なんて撮れやしないッ(>_<)
(それを顕著に物語るように人ッ気なしwww)
しばらくしたら,
カスケードがもう一度放流しなおすとのことで,三脚立てて構えてみました。
ちょろちょろ~
このカスケードの穴の向こう側がどうなっているか職員さんにきいたところ,
プール状になっていてるとのことでした。
さてさて,
午前中はKAMIKAZEに吹かれたので,
午後からクレスト放流を再度狙います
やっと撮れました
初日の天候に恵まれて2門開けている写真には遠く及びませんが,
何とかこの日きた目的を達成です
って,
このあとグダグダとダム周辺で遊んでいたら,午前中の雨でダム湖への流入量が多くなってきたのか,いつのまにか2門あいていました
あら
本当に当初聞いていた予定や個人的な計画と
全て違う展開で事が進んでいきますw
試験放流でクレストゲートからの放流もナカナカ拝めるものではありませんが,
貯水率100%のミチミチのダム湖というのもナカナカお目にかかれるものではありません。
せっかくなのでチョット高いところから見てみます。
漁港かよw
そんなこんなで大滝ダム見学を終えました。
じつは,
私がダムを訪れた日というのは,天候にまったく恵まれなかったためにまともな写真が撮れなかったばかりか・・・
・ 愛用のグッチのペンダントを落とした。
・ ピアス類(両耳&鼻)すべて喪失。
・ 雨に打たれて風邪をひいてしまった。
という三拍子でオイシイ思いができなかった(´・ω・`)
そんな筆者の精神状態を想像していただければ今回の解説少なめな理由が少しご理解いただけるかと思いますm(_ _ )m
(グッチのペンダントは奉納したと諦めてますw)
でも,
ダムには罪はないし嫌いじゃないです
ただ,
この日のことはあまり思いだしたくないなぁ~( ´_ゝ`)
ってだけですw
ではでは(・∀・)ノシ
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