土方歳三の足跡を辿るー下妻・下館③ー | 徒然探訪録

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下妻駅東口を降り、そのまま直進、某中古本販売店の看板を目印に歩く。


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▲本屋の脇の細道を左折すると『多賀谷城跡公園』が見えてくる。

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▲『多賀谷城跡公園』。下妻駅から徒歩約10分。


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▲『多賀谷城』本丸跡


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▲公園内にわずかに石碑が建つのみである。

戦国時代には多賀谷氏が治める地であったため、下妻城は多賀谷城とも呼ばれる。
元和五年(1619)に天領となり、正徳二年(1712)に井上正長が入国し、下妻藩として成立してからは幕末まで陣屋支配が続いていたようだ。

最期の藩主、井上正巳は十一歳でこれを継いだ。慶応四年に勃発した戊辰戦争では、幕府軍に属し、江戸城清水門の警護にあたっている。しかし、その直後新政府軍に恭順の姿勢を見せるも、土方が所属した幕府脱走軍に脅迫ともいえる圧力を受け、一部の藩士を会津戦争へと向かわせることとなった。後にこのことが、新政府からの咎めを受け、改易されそうになるも、家老たちの必死の弁明によりこれを逃れている。

参考HP:『酔いどれ親父のDataFiles 日本の城 幕末の藩と最期の藩主』
    『Shane's Home Pege』