

「リスク管理」
勿体無い、も
ひとそれぞれ。
虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず):
危険を避けていては、大きな成功も有り得ないということのたとえ。虎の子を得るためには、虎の住むほら穴に危険をおかして入らねばならないことから、危険をおかさなければ大きな成功や功名は得られないということ。
注:
屋内作業が必要だとしても、日本の住宅事情では、我が家はもちろん、誰かの家を使わせてもらえることは、めったにないものである。となると、対価を支払い、スペースを借用するのが、スマートで確実な方法だ。公共施設をレンタルしようとしたところ、担当者から「利用目的は何ですか?」と質問を受けた。凧の作り方を教えてもらうためなので、「凧作り教室です」と答えたところ、“会議室”を勧められ、そのまま素直に手続完了。いざ、“会議室”へ向かおうとしたところ、「人数は?」と訊かれたので、「2人」と答えたところ、「勿体無い!」とダメ出しされた。どうやら“会議室”はかなりの広さがあるようで、少数には適さないようである。とはいえ、今さら言われても、空室の中では最安ルーム。広さと人数を考えれば、勿体無いかもしれないが、時間と機会を考えれば、お値段以上の決断だ。とはいえ、企業や団体のように経費で落ちないから、金銭的には純粋に勿体無いけどね、…という、立場とともに変わる“リスク”。