

「油断」
毒じゃないよ、
薬だよー。
飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる):
日頃からかわいがり面倒をみてきた者からひどく裏切られたり、害を受けたりすること。
注:
愛する対象が傷ついていると、何とかしてやりたいと思うのが人情である。可愛いペットが口内炎のため、炎症止めの処方を受けたものの、ペット自身はその薬が好きではない。飲ませるのに日々バトルを繰り返していたが、油液なのを幸いに「指につけた液を歯に塗る」作戦に出てみた。当面うまく行っていたものの、ついに指先を噛まれてしまった。小さな口、小さな歯、可愛いペット、とはいえ、動物は動物。なかなか野性味のある切れ味で、出血は止まらず、腫れあがる始末。よほど「イヤなものはイヤ」なのだろう。愛があるからといって、何でも正当化されないようである。とはいえ、手加減は必要だよなあ、お互いに…、というカナシイ結末。