正月休みはあっという間だった。
3日まで休みだったが、
本当にあっという間だった。
30日は仕事が終わり、
ゆっくりと家で過ごす。
31日は、朝早く起きたので、
真歩を起こして、日の出を見に行く。
高塔山から少しずつ青く、そして赤くなっていく空を見ながら、
太陽が昇っていくのを見る。
去年は、雪が降っていて皿蔵山で遊んだの思い出し、
一年早いものだと話す。
朝食後、終わっていない掃除をし、買い物に行く。
加湿器を購入した。
毎年いるかいらないかという話になっていたが、
勇が、親に似て乾燥肌のようなので、
購入することを決める。
さらに、小倉のチャチャタウンに行き、
なんだかんだといろいろ買い物をする。
あまりの人の多さに、気分が悪くなる。
その後、一年の垢を洗い落とすということで、
温泉にいく。
まだ勇は、一箇所にずっとは入れないので、
3分ごとに違う風呂に行きたがる。
ゆっくりと入った気がしないので、余計に疲れた感じがする。
一年最後の夕日を見ようと皿蔵山に行く予定だったが、
朝とは違い、雲って太陽は見えなくなり、
残念ながら、最後の夕日は見れなかった。
家でのんびりと夕食。
テレビを見ながら今年が終わっていく。
あけると同時にクラッカーでお祝い。
そのまま、初詣に行く。
車で5分ほどのところの神社に行く。
毎年そんなに人がいないのに、
なぜか多くて、参道に行列がある。
まさか並ぶとは・・・・・・・・
生姜湯が振舞われていた。
あちこちで、
おめでとうございますという声が聞こえる。
年が明けたんだと実感。
1時30分くらいまで起きていた、
真歩も勇も限界らしく、あっという間に寝る。
朝、小雨が降っていた。
朝食時に改めて、
おめでとうございますという。
お年玉うれしそうにもらう真歩、
まだまだいまいちよくわかっていない勇。
実家に行く。
子供が集まるとにぎやか。
大人は疲れからか、うとうとしている人が多い。
にぎやかな子供はお年玉でさらににぎやかになる。
餅つきもして、なんとなく正月気分を満喫。
あっという間に夕方。
その後親戚の家へ。
子供どこまでも元気。
最近は、遊ぶものがどんどん変わってきているようで、
テレビゲームが主流みたいだ。
テレビの画面も、昔のように小さくないので、
ゲームセンターに行くよりは安くすむみたいだ。
とはいえ我が家にはゲームがない。
しかしそこは子供。
真歩はいがいにもうまく遊んでいる。
大人がすると、どうも変な感じになるのに・・・・・・・
一日中遊んだって感じで新年一日目が終わる。
2日
今日は奥さんのほうの実家にいき、
直方のほうの神社に行くことになる。
今年初のおみくじ
大吉は勇だけ。
この大吉がよほどうれしかったのか、
ずーっと大吉の話をする。
一人だけよねー
と威張る。
どこかに行きたいという話になり、
別府に温泉に入り、鶴見岳に行くことになる。
帰って急いで、準備をして出発。
途中、中津で地鶏焼きを食べる。
いきなりの旅立ちに、真歩も勇もテンションは高く、
いつもよりたくさん食べていた。
別府に着いたのが21時。
ゆっくりと初温泉で疲れを取る。
いつもは寝る時間だが、まだまだ二人はかなりの元気だった。
朝、青空が広がっていた。
今年初の青空と朝日。
朝ごはんを食べて、鶴見岳へ向かう。
山頂部分はうっすらと白くなっているのが見える。
完全防備で、向かう。
ケーブルに乗って10分後山頂へ
-3度の世界。
さぶい
みんな口から出る言葉はこればっかり。
勇にいたっては、半泣きで、
さぶい かえるー
の繰り返し。
何とかなだめながら、
山頂へ向かう。
木々には樹氷が見られ、山頂が近づくにつれて、雪の量も多くなった。
真歩は雪を丸めては投げ、
新雪の雪をすくっては舐めていた。
それに比べて勇は、
泣きながら
さぶい かえるー
を連呼している。
それでもだましだまし歩かせ、最後は一気に抱きかかえて山頂へ
由布岳が見える方角は、山が多く真っ白な景色だった。
山頂の樹氷はかなりの量で、
自然が作る芸術を堪能することができた。
勇を除いては・・・・・・・・・
何とかケーブル乗り場まで行き、
暖かい待合室に入ると、
ようやくいつもの勇に戻った。
くだりのケーブルに乗って、
また行く?
と聞くと、
さぶいけ 行かん
と、ふてくされる勇。
下山してみると-3度に比べれば5度なんて温かいものだ。
昼ごはんを食べて、明礬温泉に行き温泉プリンを食べる。
雑貨屋さんなどを見たが、真歩もだんだん雑貨に興味が出てきたのか、
ゆっくりといろんなものを手に取り見て、
その中から小さなメモ帳をお年玉で買っていた。
帰り道にある宇佐神宮に行くことにする。
宇佐神宮に着くと参道で、
神楽が行われていた。
あまり見る機会がないので、ゆっくりと見ていると、
途中で舞台を降りてきて、観客をを見渡しながらうろうろしていた。
何事が始まるのかと思っていると、
真歩のほうに近づいていく。
真歩は後ずさって逃げる。
なぜか追いかけてくる。
完全に怖がる真歩。
そんな真歩に近づき
これあげる
と、手に持っていたものを渡してくれた。
どうしていいかわからない真歩に近くの人が、
ありがたいものやからもらっとき
といわれ、恐る恐る手を出して受け取る。
その後また、その人は舞台に上がり
舞を続ける。
何事かわからないけど、とにかく真歩縁起がいいということらしい。
神楽が終わった後、真歩は興奮して、
なんか怖かったけどよかったー
とハイテンション。
それを見て勇は、
いさもほしーと駄々をこねる。
しっかりとお参りをして、ご親睦にもさわった。
おみくじはまたしても勇だけ大吉
ここでも、勇は大威張りで
よっしゃー
だいきちー
と叫んでいた。
なんかよさげな二人と比べ、
いまいちな結果におみくじとはいえ落ち込む。
温泉に入り、ご飯を食べて帰ることに。
ご飯を食べた後は、疲れが一気に出たのか
あっという間に眠ってしまった。
休みなんて早いものだ。
子供は9日まで休みだが、大人は4日からは仕事。
子供に戻りたいと思うときはこういうときだなと思う。