元宇宙工学者が語る「心の宇宙」工学by CoCoRo和ぁるど -31ページ目
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皇太子さま誕生日会見

皇太子さま誕生日会見(2/23)のお言葉を、
ある知人から教えて頂きました。

……「忠恕(ちゅうじょ)」とは、
自分自身の誠実さとそこからくる他人への思いやりのことであり、
この精神は一人一人はもとより
日本国にとっても忠恕の生き方が非常に大切……。

「忠恕」と「天命を知る」という教えに基づいて、
他人への思いやりの心を持ちながら、
世の中のため、あるいは人のために
私としてできることをやっていきたいと
改めて思っております……。

この皇太子さまの言葉がとても心に響きました。

私も、ワンネスユニバーシティの日本代表をしていた頃は、
ワンネスと掛けて「大和心」と表現していました。

忠恕の心、和の心が、日本人の本質だと思います。

この精神を取り戻さなければ、
日本の未来はありません。

私を含め、日本の中高年は、
高度成長期に生き、
欧米的繁栄が生きる目標でした。
繁栄こそが幸せだと信じて頑張ってきました。

しかし、若者たちは、
仕事中毒で繁栄を追い掛けている
両親や身近の人たちの姿を見ながら、
そこに幸せやを感じられなかったはずです。

自分の人生を、そこに重ねられず、
繁栄や成功を目指すモチベーションも
失ってしまったと思います。

生きる価値観を失ってしまいました。
無意味さ、空虚感……
ある意味、日本全体が燃え尽き症候群です。

これは日本全体の問題ですし、
しばらくすれば全人類の問題になります。

中国やインドなどの新興国にとっても、
繁栄の虚像を体験した後には、
必ずこの空虚感を体験します。

そのときには、
燃え尽き症候群先進国の日本が、
今度は「忠恕の心」、「和の心」を世界に発信し、
救っていく番だと思うのです。


自分のイメージが壊れる恐怖

スジャイ氏の話も
実体験を伴っており、とても分かりやすい内容になっています。

いつもスジャイ氏の通訳を務めながら、
内容は、
初めて学ぶことばかりで、とても勉強になります。

本当に
気づくこと、注意力が、鍵です。

気づくことについてのヒントを
一つ紹介します。

自分が傷ついたとき、心に乱れが生じたとき、
何に気づけばいいのか?

何かを責めることに注意を向けるのではなく、
自分の中にある条件付け(とらえ方、こだわり、概念)に注意を向けることで、
解放がより早く進みます。

例えば、
ある人が自分の悪口を広めていたとします。
自分の中では、とても傷つき、
普通はその相手への不満や責めたくなる気持ちで一杯になります。

しかし、
良く見ると、傷ついた原因は、相手にはないのです。
自分が自分に作ったイメージが原因です。

イメージとは、
自分は
良い人間だとか、優しい人間だとか、尊敬されるべき人間だとか……。
しかし本当はそうではありません。
(誰も、四六時中100%善人とは言い切れません)
そのイメージが壊れるのが、痛いのです。
その仮面がはがされるのが、痛いのです。

イメージが暴かれること、仮面が暴かれることが、
怖いのです。

また、
そのイメージを創り上げる中で、
そしてそのイメージを守る中で、
エネルギーを相当浪費していますし、
人生を楽しめなくしています。

……そのういったことに注意を向けると、
自然にイメージが崩壊し、
自分らしさ、軽さ、開放感が始まります。


セルフ・インクワイアリーの威力抜群!

先週末、東京で「A New Beginning 新たな始まり!」が開催されました。

その中での一つのセッション、
セルフ・インクワイアリー(自問のプロセス)がとても威力を発揮します。

今回は特に、わだかまり解消のための個人セッションが良かったようです。

これは、参加者の中で、わだかまりをその場で解消したい方のために、
スジャイ氏がライブで、セルフ・インクワイアリーを実践していくものです。

時間の関係で、3名しか出来ませんでしたが、
それぞれの参加者が、深いリラックスを体験していましたし、
それを聞いていた他の方々も、自分に置き換え、実体験されていました。

自分の作ったルールの中で、いかに自分を制限し、
かつ人を責めていたかがわかります。

そして、そのルールによっていかに自分の人生を無駄にしてきたかが分かります。
その気づきと同時に、参加者の表情が明るくなり、リラックスします。

とてもパワフルな方法です。

セルフ・インクワイアリーのセッションは、
2日間の「A New Beginning新たな始まり」でのみ行いますが、
スジャイ氏の他のセミナーの中では、より簡単な方法をお教えしています。

実習をかねて行いますので、自分のものになり、
帰宅後も簡単に実践できます。

ユングの教え

最近とても納得する言葉があります。

分析心理学の創始者カール・G・ユングの言葉
「他人に接して苛つくことの全ては、自分自身の理解に役立つ」
です。

人から傷つけられたとき、
あるいは人づてに自分の批判を聞いたとき、
私たちの常套手段は……

相手を批判すること、相手のアラを探すこと、相手のせいにすることです。

そうすることで一次的に心は落ち着くかも知れません。
しかし、それはあくまで一次的で、
心の中では不快感がずっと渦巻いています。

人から傷つけられたとき、
傷つくとは、何を意味するのか?
何が傷ついたのか?

自分のイメージが傷ついたのです。
自分自身の高貴なイメージが壊されたのです。

いかに自分自身に高貴なイメージを作り出しているか?

「私は良い人間だ!」
「私は謙虚な人間だ!」
「私はみんなから好かれる人間だ!」
「私は愛ある人間だ!」
「私は人のために役立つ、エゴのない人間だ!」
などと。

そして、そのイメージが正しいと信じて、それを根拠に相手を責めます。
「私は無私の精神で人々に役立っているのに、なぜあの人は私を批判するのか?」
「彼のためを思っていつも働いているのに、なぜ彼は分かってくれないのか?」
「彼女のことをこんなに愛しているのに、どうして私のことを無視するのか?」
などと。

虚構のイメージが壊れること。これが痛いのです。

本当の自分、つまり、
不正を行っている自分、ワガママな自分、
嫌われている自分、愛のない自分、エゴのある自分
……を認めたくなく、それを隠す仮面をいつも被っています。

その仮面を、自分の本当の顔にしようと一生懸命、藻掻いています。
その仮面が、自分の顔だと信じ込もうとして、藻掻いています。

それが心の葛藤です。

人から傷つけられたときに分かります。
自分が仮面を被っていて、それに執着していることを。
そして、それが仮面だと暴かれるのが怖いのです。


A New Beginning大成功!

3月27日(土)、28日(日)の2日間、
日本で始めてのワンワールドアカデミー主催プロセス、
“A New Beginning”~新たな始まり~
が、開催されました。

3月27日(土)、28日(日)の2日間、
日本で始めてのワンワールドアカデミー主催プロセス、
“A New Beginning”~新たな始まり~
が、開催されました。

海外では、アメリカ、イギリス、韓国、ドイツ等で開催され、
大ブレークしている“A New Beginning”。

日本で最初の開催場所は広島に決まり、
年度末のお忙しい時期にも関わらず、20人ほどの方にお越し頂きました。

コースの内容は、
自分の人生を転換するために、
シフトをもたらさなくてはならい大切な要素を3つ取り上げ、

1. とらえ方のシフト
2. 感情のシフト
3. 意識のシフト

その重要性を参加者に理解してもらうことから始まりました。

そして、それぞれのシフトを起こすために、
どのような観点からアプローチしていけばいいかということを理解していきました。

人生での「飛躍・ブレークスルー」をもたらすためには、感情のシフトが必要。
感情のシフトをもたらすためには、とらえ方のシフトが必要。
とらえ方のシフトをもたらすためには、
心の中での対応法のシフト(つまり意識のシフト)が必要。

……ということです。

私たちは、いつも心の中では、同じ反応ばかりしています。
条件反射になっています。

例えば、

親から反対されたらカチンと来て無視し始める。

あるお客さんの顔を見るとビクビクする。

友人と口論した後は落ち込み後悔がずっと続く。

恋人からふられたら落ち込んで仕事もできなくなる……。

そんな対応は良くないと分かってはいるけど、止められない……。

違う対応をしたいけど、どうしても同じ反応をしてしまう……。

あたかも強力なプログラムが働き、
インプットによってアウトプットが決まってしまうような。

自分がどうして同じ反応しかできないのか、
違う反応をするにはどうしたらいいのか……

その答えが、この2日間で見つかります。

その中ではさらに、
状況や人を責めるモードから、自分の内側に原因を求めるモードへの転換。
特定の人間関係を、ある観点から見直して行くことで、感情のバランスを整えること。
自分のことだけでなく、社会や他の人のことを考え、行動することの大切さ。

これらの転換を起こすためのコツを、
ワークシート(セルフ・インクワイアリー)、
感情を切り替えるワーク、
体で表現をするワーク等、
ワンワールドアカデミーの提供する手法を使って学びました。

また、スジャイ氏は、
私たち個々人の努力は必須だけれども、それだけでは限界があるので、
私たち個々の存在を超えた存在、高い知性からのサポートに気づき、
積極的に助けを得ることがとても大切
───だと教えてくれました。

スジャイ氏はその存在を“プレゼンス”と呼び、
集合意識として、宇宙意識として、どのように理解したらよいか、
とてもわかりやすく説明してくれました。

“プレゼンス”とのきずなを深めるセッションは、とても感動的なものでした。

参加者の皆さんは、今までたくさん助けてもらったことに感謝し、
そのきずなを実感することができました。

テキストとパワーポイントを使って進められたコースの最後には、
セミナーで学んだことを使って各自で成長を続けるように、
日常生活の中で行うべき課題とそのツールを教えてもらいました。

このように、
「A New Beginning 新たな始まり!」では、今の人生を打開する答えが見つかります。

ぜひお薦めしたいセミナーです。

東京でのコース開催は、4月10日(土)、11日(日)です。

真剣に受講していただくことで、

今まで多くのことを学んで来た方にとっては、それらを整理し、今後の課題を明確にするよいチャンスです。

初めての方にもとっては、ご自身の精神的な成長をスタートさせるよいきっかけになります。
ぜひ、この機会をご利用いただければ幸いです。

お申し込みは以下まで。
http://www.insight-japan.com/index.php?owaseminar


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