嘘 | 日本流『人間性心理学』で知る、しなやかに今を生きる方法

日本流『人間性心理学』で知る、しなやかに今を生きる方法

心に休息と癒しを、そしてあなたらしく動き出すように、、人間性心理学をベースに、あたたかく、やわらかく、チカラ強いメッセージをお届けします。


嘘は、できれば


つかないほうがいい


とは思いますが。。



ドラマで、こんなシーンがありました。



おじいちゃんは


自分の畑で採れた野菜や果物を


近所の人や親族に


自慢げに配るのが好きな人でした。


「ワシが作ったトマトじゃ!」


「うまいじゃろ~」といって


半強制的に食べさせるような。。



おじいちゃんは、病気になり


ボケも始まってしまいました。


畑仕事もできなくなり


ほとんど寝たきりの毎日です。



でも孫たちがやってくると


自慢したい記憶がよみがえるらしく


ちゃぶ台の上にあるトマトを


「ワシが作ったトマトじゃ!」


「うまいじゃろ~」といって


孫たちに食べさせるのです。



実はそのトマトはおばあちゃんが


おじいちゃんのかわりに


一生懸命育てて


孫たちが来るとわかると


ちゃぶ台の上に置いておくのです。



おじいちゃんの嬉しそうな顔を


おばあちゃんも嬉しそうに見つめ


孫たちも、


おばあちゃんが作ったことは


知ってるのに


「さすが!おじいちゃんの


作ったトマトはおいしいね~」


嘘をついてあげるのです。




だいたいこんなシーンでした。


なんてことないシーンですが


素敵な嘘のお話です。




僕も注意して


自分の言うことを分析すると


細かく、小さな嘘を


頻繁に言っているようです。



おかげ様で、


今、僕の周囲の人間関係は


ワリと良好ですので


僕の小さな嘘も


うまく機能してるのかな~ナンテ(・・。)ゞ



正直に自分の気持ちを伝えること


嘘のない思いを伝えること


これも本当に大切だと思います。



でも僕も、もうかなり大人ですので


なんでもかんでも正直に言って


とげとげしい雰囲気を作ったり


軽く人をがっかりさせたりは


できればしないようにしたいです。



もし子どもに


嘘について、教えるのなら


「嘘をついてはダメ」


じゃなくて


「嘘をついて、人を悲しませてはダメ」


がいいかな~と思います(σ・∀・)σ